4月から始まった人気アニメ『mono』のエンディングテーマ「ウィークエンドロール」を担当するほか、国内外のフェス出演や昨年はビルボードライブに挑戦するなど活動の幅を広げているhalca。
誕生日の前日である2025年7月6日に、約1年2カ月ぶりとなるワンマンライブ『LAWSON presents halca live 2025 playloud -ROAD TO 777 special-』を新宿ReNYにて開催!
歌唱力とパフォーマンスに定評のあるhalcaが多くの経験値と想いを貯め込んで、爆発させるワンマンライブはきっとすごいものになるはず!
誕生日の前日である2025年7月6日に、約1年2カ月ぶりとなるワンマンライブ『LAWSON presents halca live 2025 playloud -ROAD TO 777 special-』を新宿ReNYにて開催!
歌唱力とパフォーマンスに定評のあるhalcaが多くの経験値と想いを貯め込んで、爆発させるワンマンライブはきっとすごいものになるはず!
大合唱が日本語で聴こえてきて、つい涙がこぼれてしまいました
──halcaさんにインタビューするのは、約2年ぶりになりますが、その間にリリースされた11thシングル「瞬間最大風速」ですごくアダルトな雰囲気のジャケット写真になっていて驚きました。
ちょうどhalcaチームのメンバーが大きく変わった時期でした。その直後にこのジャケット撮影がありましたが、「実は髪をちょっと切ってみたいんです」とお話ししたら「それならインパクトがあるものにしたほうがいいよね」と。「瞬間最大風速」もロック調だったこともあいまって、ファンの方には驚いてもらえるように、ファン以外の方にも「スタイリッシュでかっこいいかも」と目を引くようなビジュアルにしてみました。
──その狙いにハマりました(笑)。でもMVはいつものhalcaさんらしくチャーミングでおもしろい映像で、そのギャップもいいですね。さて近況ですが、4月19(土)~20(日)にマレーシア・クアラルンプールでのイベント「Anime Fest! Plus+」に出演されましたが感想をお聞かせください。
めっちゃ楽しかったです!現地の皆さんがすごく熱狂的でビックリしました。皆さんからの質問にお答えするコーナーの後にサイン会をして、少し時間を空けてからライブという1日でした。私がステージに登場した瞬間、黄色い声援を超えて、「ギヤ~!!」という悲鳴?絶叫が湧き上がってきて、「えっ!?こんなに!」と驚くと同時に嬉しかったです。
質問コーナーでは通訳の方を交えてやり取りしていたのに、サイン会では一生懸命覚えてくれた日本語で気持ちを伝えてくださって。
ライブでは、「ウィークエンドロール」を3曲目に歌いました。アニメの放送や配信が4月12日から始まったばかりでしたが、せっかくだし、これを機に『mono』を観てもらえたらいいなと思ってセットリストに入れました。歌う前にはアニメの説明をしてから「観てますか?」とお客さんに尋ねたら、「ハイ!」という声と同時にたくさんの方の手が挙がって。サイン会の時にも『mono』のTシャツを着ている方がいて、「早い!どうやって情報を仕入れたんだろう?」と驚きました。サビの「シャラララ~ラ♪」も一緒に歌ってくださいとお願いしてから歌い始めたら1コーラス目から手を振りながら合唱してくれて。しかもイヤモニを貫通するくらいの大きな声で。
最後に「センチメンタルクライシス(アニメ『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』エンディング曲)を歌った時も大合唱で、こんなことは初めてでした。日本でライブをしている時はよく見たら小さく口ずさんでいる人がいて、一緒に歌っている気持ちがして嬉しかったのに、まさかの大きなオケが聴こえなくなるくらいの大合唱なんて。しかも歌詞もちゃんと日本語で聴こえてきて、つい涙がこぼれてしまいました。
質問コーナーでは通訳の方を交えてやり取りしていたのに、サイン会では一生懸命覚えてくれた日本語で気持ちを伝えてくださって。
ライブでは、「ウィークエンドロール」を3曲目に歌いました。アニメの放送や配信が4月12日から始まったばかりでしたが、せっかくだし、これを機に『mono』を観てもらえたらいいなと思ってセットリストに入れました。歌う前にはアニメの説明をしてから「観てますか?」とお客さんに尋ねたら、「ハイ!」という声と同時にたくさんの方の手が挙がって。サイン会の時にも『mono』のTシャツを着ている方がいて、「早い!どうやって情報を仕入れたんだろう?」と驚きました。サビの「シャラララ~ラ♪」も一緒に歌ってくださいとお願いしてから歌い始めたら1コーラス目から手を振りながら合唱してくれて。しかもイヤモニを貫通するくらいの大きな声で。
最後に「センチメンタルクライシス(アニメ『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』エンディング曲)を歌った時も大合唱で、こんなことは初めてでした。日本でライブをしている時はよく見たら小さく口ずさんでいる人がいて、一緒に歌っている気持ちがして嬉しかったのに、まさかの大きなオケが聴こえなくなるくらいの大合唱なんて。しかも歌詞もちゃんと日本語で聴こえてきて、つい涙がこぼれてしまいました。
──もしかしてhalcaさんはマレーシアで大スターとして見られているのでは?
そう勘違いしてしまいそうになるほどの熱い歓迎ぶりでしたし、皆さんがとてもアニメを愛しているんだなと。すごく心が満たされましたし、またマレーシアを訪れたいと思いました。
──あと昨年初めてビルボードライブ大阪と横浜でライブをされた感想をお聞かせください。
「playground」と題したアコースティックライブをこれまで続けてきたら、ビルボードさんからお声かけいただいて。これまでアニソンを歌われているレジェンド級のシンガーやアーティストさんが歌われてきたステージに私も立つなんて、最初は何かの間違いじゃないのかなと疑ったりして(笑)。すごく光栄なことですし、私らしいライブができたらいいなと。ビルボードさんのカラーに合わせて、ドレスで着飾ったりするのもいいけど、「playground」はどこで歌っても私とみんなの遊び場にしちゃおうというテーマで続けてきたので、むしろいつもの私のまま、立ち向かうつもりで臨みました。
──どんな編成でやられたんですか?
ピアノとアコースティックギター、あとおまけで私のシェイカーとタンバリンも(笑)。それとパッド(事前に音楽データを入力して、叩くことでその音を奏でる楽器)も今回取り入れました。ずっと欲しくて、ボタンがたくさんついているのもカッコよくていいけど、本番でちゃんと操作できるのか不安だったので、Rolandの赤い大きめのパッドと小さなつまみが3~4つ付いているものを買いました。5つくらいの音を設定して、例えば「Good Luck Waker」の2コーラス目でタム(ドラムセットの太鼓の一部で、バスドラの上に置かれることが多い)を「ボン!」と鳴らしたり……私のお気に入りの音です(笑)……「時としてバイオレンス」の1コーラスめと2コーラスめの間にあるクラップの音も出してみたり。その時に使ったドラムスティックは「センチメンタルクライシス」のドラムを叩いてくださったかどしゅんたろうさんのものを技術さんが用意してくれました。
──ライブレストランは初めてという方からhalcaさんのラジオに「どんな服装で行ったらいいですか?」と質問がきませんでしたか?
確かにありました(笑)。当日はみんな、おめかししてくれていました。私もジャケットにちびネクタイとシャツで正装みたいな感じでステージに立ちました。
──お互いに見慣れない服装や雰囲気なので新鮮ですよね。
そうですね。みんなが食事をしながらライブを楽しんでいる様子を見るのも新鮮でした。あと想像以上にステージとテーブルが近くて驚きました。ステージの一番ハジとテーブルがくっついているんじゃないかなと思ったくらい。最初に客席を目にしたのはリハーサルだったのでこんなに席を近くに寄せているのかなと思っていましたが本番が始まってもそのままで。素敵なステージと雰囲気と、お客さんのおかげで気持ちよく歌えました。
halcaのカッコいいところを見たい方には「playloud」がおススメです
──halcaさんのライブは「playground」以外にもいくつか形態がありますがご紹介いただけますか?
まず最初の頃に行っていた「Help Me!」は……「!」はナンバリングで回を重ねるごとに増えていくんですけど(笑)……ステージにはバンドもいなくて一人ぼっちで歌うライブで、真ん中に一人で立っていて心細いから「誰か!助けて!」という意味で付けました。
「playground」は既にご紹介した通り、アコースティックライブ、そして「playloud」はバンド編成で、ロック調の曲も多くて、ちょっとゴリゴリっとした感じの激しくライブを楽しみたい方にオススメです。
あと「playgood」と題したマンスリーライブも9回やりました。ライブのテーマとグッズのカラーも決めて、自由にやれて楽しかったです。
「playground」は既にご紹介した通り、アコースティックライブ、そして「playloud」はバンド編成で、ロック調の曲も多くて、ちょっとゴリゴリっとした感じの激しくライブを楽しみたい方にオススメです。
あと「playgood」と題したマンスリーライブも9回やりました。ライブのテーマとグッズのカラーも決めて、自由にやれて楽しかったです。
──確かに「Help Me!」はライブハウス中心で距離感も近くて、知っている曲も多めでトークはまったり(笑)、「playground」はhalcaさんの優しく温かい歌声をじっくり味わえて、「playloud」はロックナンバーをカッコよく歌いこなしつつ、halcaさんもお客さんも汗だくになり文字通り「叫ぶ」ライブになっていて、いろいろなhalcaさんを感じられました。
ありがとうございます。同じ楽曲でもそれぞれパフォーマンスも変えています。例えば「Help Me!」では振り付けを多めにするようにしているし、「playloud」ではバンドも一緒なので同じノリ方をしたいなと思った結果、振り付けはあまりしないようにしています。ですからちょっとかわいらしいライブが観たい方は「Help Me!」を、アコースティックでじっくり聴きたい方は「playground」、halcaの激しくてカッコいいところを見たいなとか今日は何もかも忘れて盛り上がりたいなという方には「playloud」がおススメです。もちろんどのライブもご覧になっていただいても楽しんでいただけると思いますし、私としてはそれぞれ観ていただいてその違いを楽しんでいただけると嬉しいです。