──武道館ではどんな世界観を見せていただけるんでしょうか。
ドラマティックな映画を観るような、もしくはテーマパークのショーでも観るような、それぐらい一つの物語のなかに入ってこれるような劇的なロックショーを見せられたらなと思っています。ショーのタイトルである<Chateau de Versailles>という大きな宮殿を作品として作り上げたいと思います。
──そしてこの日、武道館にいらした来場者のみなさんにVersailles4年ぶりのオリジナルアルバムをタダでプレゼントするというのは、本当に本当なんですか?
差し上げます(微笑)。ミニアルバムを予定しているのですが、1stアルバム『Lyrical Sympathy』制作時のように、ある種初期衝動に近い感覚で作っています。フルアルバムという形を取らなかったのは、曲数を絞ることでより密度の濃い作品にするためでもあります。あくまでも企画盤とかではなく、本気のオリジナルアルバムとして制作しています。Versaillesとして10周年を迎える節目だからこそ、大きな城を建てるつもりで作品は大切に作り上げようと思っています。なので、まずは武道館に来ていただいて、何としてでもこれを手に入れていただきたいですね。
──ちなみに、KAMIJOさんが一番最初に武道館で観たライブはどなたですか?
MALICE MIZERさんが一番最初ですね。
──なるほど。では、武道館当日はどんな気持ちでステージに立とうとイメージしていますか?
由緒正しい場所なので、胸を張って、自信を持って立ちたいですね。今回の日本武道館公演にあたって、総理夫人の安倍昭恵さんを始め、ものすごい方々から応援コメントをいただいたので、日本を代表する気持ちで立ちたいと思います。
──分かりました。では、今後のVersaillesについてなんですが。みなさんVersaillesだけの活動になっていくんでしょうか。
いいえ。それぞれの活動は継続してやっていきます。VersaillesではVersaillesとしてやるべき宿命をまっとうしながら、他の活動においてはこちらでできないことをやるので、それぞれが研ぎ澄まされて、より濃くなっていくと思いますね。
KAMIJO(Vo.)
──では最後にKAMIJOさんから読者のみなさんに一言お願いします。
今、様々なミュージシャン、バンドがいる中でVersaillesのようなバンドは少なくなってしまいました。それでも、僕たちは僕たちの音楽が世界中の多くの方々に支持され、皆さんに支持され、これからの未来のミュージシャンに影響をあたえられる活動をしてきたいと思います。みなさんの期待を背に乗せ、僕たちは馬に乗ってこの10周年を駆け巡りたいと思いますのでよろしくお願いします。それでは、日本武道館でお待ちしております。
■日本武道館公演の最新トレーラー
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『2016/8/7の完全復活ライヴで発売された「CHATEAU DE VERSAILLES」パンフレットを3名様に!』
以下URLよりメールにてご応募ください。応募〆切は2016年11月30日(水)23:59まで。