
──さて、『ROOTS66 -NEW BEGINNING 60-』(以下、ROOTS66)の記者会見を終えたばかりのお二人ですが、改めて記者会見終えての感想から聞かせていただけますか?
──記者会見には出演されるミュージシャンのみなさんも多数列席されましたが、普段もよく会うバンド仲間もいれば、10年ぶりに会う方もいたりという感じだったんですか?
宮田そうですね、10年ぶりも結構いたり。大槻は普段も一緒に弾き語りやったりしてるから、普段から会う方だけど。極端な話、大槻以外はあんまり会ってないんじゃないかな?
大槻ケンヂ僕は友森(昭一)くんと一緒にバンドをやったりもしてるので、そういう人もいるし。でも、斉藤和義くんとかトータス(松本)くんとか、本当、前回のROOTS66以来会ってなかったかもしれないなぁ。あと、僕は個人的には今回、早見優さんと小泉今日子さんが新しく参加されて。もう言ったら、子供の頃からテレビで見ている方だったんで。
「ROOTS66 -NEW BEGINNING 60-」記者会見 2026年1月21日(水) パレスサイドビルにて
「俺、キョンキョンの隣なんだぁ」って。もうなんかワクワクしました(大槻)
──大槻さんと和弥さんの間に小泉さん挟んじゃって。
大槻そうなの。友森くん、和弥くんがいて、キョンキョンがいて、俺がいて。「俺、キョンキョンの隣なんだぁ」って。もうなんかワクワクしましたよね、それはやっぱり。
──それはやっぱり、さすがのキョンキョンで。今日なんて、あれだけロックスターがズラリ並んでいて、僕なんかはロックスター酔いみたいな感じでクラクラしてたんですけど。やっぱりどうしても小泉さんに目が行っちゃいますね(笑)。
大槻早見優さんも素敵だったな。あとコメントで「丙午は英語で“Fire Horse”」って、得意の英語を出されたり。「その質問はもちろんYes!」とか答えられてるのを見て、「うわぁ、スターだな!」って思いました(笑)。さらに話の流れで、早見優さんと小泉今日子さんが僕の隣に二人集ったじゃないですか?あの時は「マジかぁ、どうすればいいのか!?」って思ったり。そんなこともあったりしましたね。
小泉今日子、早見優「ROOTS66 -NEW BEGINNING 60-」記者会見 2026年1月21日(水) パレスサイドビルにて
ROOTS66に関わってる人はみんな元気で。そういうエネルギーがあるんじゃないか?と思いました(宮田)
──至福の時間でしたね(笑)。でも本当にみなさん、いまも音楽シーンの第一線で元気に活躍されてる方ばかりです。
大槻10年前から誰一人欠けることなくっていうのが、すごいよね?
宮田若くして亡くなってる同期のミュージシャンもいる中、66に関わってる人はみんな元気で。それこそスタッフも、このイベントを始めた岩尾くん(岩尾知明:FM802/FM COCOLO)やディスクガレージ社長のナベちゃん(渡辺邦夫)、キョードー東北の三井くんもいまだ元気なわけで。ROOTS66に関わってる人は長生きしそうだなと思うし、そういうエネルギーがあるんじゃないか?と思いました。
──きっとROOTS66のメンバーに入ることは無かったと思うんですが、僕の音楽ライターとしての師匠である、イノマーさん(オナマシ)も66年生まれだったりするんです。
宮田あ~、イノマーくんもそうだよね。彼はLa.mamaでティッシュタイムってイベントやったり、どっちかっていうと、ジュンスカと一緒の渋谷La.mamaチームだから。それこそ、ジュンスカのトリビュートにも参加してくれたりね。あと、BUCK-TICKのあっちゃん(櫻井敦司)も亡くなって。俺ら、一緒に「悪の草」とかやってたけど。あれはあっちゃん公認でやってたんだよね?
大槻何も言わないでくれたというか、懐かしいね。
宮田だからそういう方の分も、僕たちが頑張ろう!みたいなのも思いますね。
──しかし今日のラインナップを見ても思ったのは、とにかく個性的なミュージシャンばかりだなということで。様々な音楽ジャンルのミュージシャンが揃ってますよね?
大槻テクノはいないね。もう少し下の世代になると、電気グルーヴとかいるけど。
──そうですね。そこでなぜ、66年生まれの方ってこれだけいろんなタイプのミュージシャンが揃っているのか?っていうのが、すごく疑問なんですけど?
大槻いやぁ、それは分からないんだけど。たどり着いたら、いろんな世界で芸達者だったってことだよね。
宮田ていうか、それを発見した岩尾くんがすごいよね。それを66年生まれだって括りで、いちいち考えないじゃない?もっというと、普通は学年で考えちゃうからさ。俺らは早生まれだから(奥田)民生とか、同じ学年だったり。ウチのドラムの小林雅之は学年は一緒で、同じバンドなのに65年生まれと66年生まれがいたりするから。66年生まれで括るっていう発想をね、20年前に見つけたというか、発見した岩尾くんがすごいよね。
──「66年って括りで見ると、これすごいラインナップだぞ!?」って気付いたんですね。
宮田そうだね。それが始まりで、現在に至るわけですけど。まだ探せば、66年ってたくさんいると思うんですよ。ジュンスカの元ベースの伊藤(毅)だって、66年2月だし。筋少の内田くんもじゃない?
大槻そう、内田雄一郎も66年2月だよ。
新たに発見された人を補充していくっていうのもアリかも知れないね(笑)(宮田)
──ニューロティカのカタルさんとナボさんも今年還暦なんで、66年のはずですね。
宮田そうかそうか。だから、まだ声かけられてない66年生まれも結構いるよね?
大槻だから今年、人間椅子のドラムのナカジマノブさんが、新たに発見されたり(笑)。
宮田そこでみんな長生きはすると思うけど、70歳、80歳に向かっていくとなると、もしかすると、リタイアする人も出てくるかも知れなくて。ROOTS66は続けていって、新たに発見された人を補充していくっていうのもアリかも知れないね(笑)。
大槻ははは。還暦まではみんな元気だけど、古希っていうとね。でもまぁ、みんな元気なんじゃないの?最近、スマイリー原島さんが亡くなったりして、びっくりしたな。残念だよ。
宮田そう。原島くんが65歳でしょ?原島くんなんて、つい最近まで僕らのライブにもきてくれるような感じだったけど。僕らも60代に突入していくわけで、「66年生まれが集まると、健康の話しかしない」なんてさっき言ってたけど、まずは健康第一だよね。
大槻バンドやロックのライブが、そもそも不健康だからさ。どうやって健康を作っていくか?を考えていかないとね。でもジャンルが違いすぎて、楽屋で喋ることがないんじゃないか?みたいなミュージシャンも、楽屋でちょっと喋ったり出来るのが、ROOTS66の良いところで。スガ シカオくんとか、全然ジャンルも違うから、話すことあるのかな?と思ってたんだけど、とてもフランクに話してくれて。その後も『スガフェス!WEST』って、大阪城ホールのイベントにも呼んでくれたんだけど。ゲストが僕となかやまきんに君だったのが、なんでだろう?と思ってて(笑)。
──“筋肉”ってところしか、共通点が見つからないですね。
大槻あ、そこなんだ!そうか、いま気づきました(笑)。
──あはは。でもROOTS66の出会いが、その後にも繋がるっていうのは最高ですね。同い年同士ってところで、小学生の頃に影響を受けたものとか、音楽以外での共通の思い出みたいなものもあると思うんですが。例えば、和弥さんと大槻さんだったら、共通して影響を受けたものってなにかありますか?
大槻やっぱりブルース・リーとか、松田優作とかかなぁ?
宮田そうだね。あと今日、記者会見にウルトラマンが出てきた時に大槻が言ってて「あ、そうだな」と思ったんだけど。俺たちって「ウルトラマン」よりも、「帰ってきたウルトラマン」の方が世代なんだよね?
大槻そうそう。「帰ってきたウルトラマン」からの「ウルトラマンエース」、その後も見てたら「ウルトラマンタロウ」みたいな。「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」は再放送だったんだよね。和弥は「ウルトラマン」にそんなにハマんなかった?
宮田いやいや、ハマったよ!それこそソフビの怪獣とか集めてたしね。あれ、いま持ってたらすごい価値あるでしょう?
大槻とんでもないよ!?当時のだと7~8万円とか、高いと10万円軽く超えるから。初代のウルトラマンはね、再放送をたまにやってたんですよ。あの頃はTVerがあるわけでもないから、たまたま再放送があると嬉しくて嬉しくて。
──そうやって苦労して観たから、しっかり記憶に残ってるというのもあるかも知れないですね。
大槻音楽もそうよね。お小遣いでレコードを買ってきて、擦り切れるまで聴いて。
──「いまいちだな」と思っても、「せっかくお小遣いで買ったから」と思ったら、繰り返し聴きますしね(笑)。
大槻良くなるまで頑張って聴くよね。それでも良くならないアルバムとかもあったけど。










