春らんらんツアー目前！みなとのまちの “コアラモード．” インタビュー

デビューシングル「七色シンフォニー」でアニメ「四月は君の嘘」ファンのみならず多くの音楽ファンを惹きつけたコアラモード．が、メジャーデビューから２年の時を経て 待望のファーストフルアルバム『COALAMODE. 』をリリース、初の全国ツアー『THIS IS COALAMODE. !! 2017～春らんらんツアー～』を開催する。
コアラモード．とは、2013年に横浜で生まれた男女ユニットだ。まさに“ダンデライオン”と呼ぶに相応しい姿で 地元横浜のライブハウスや路上で地道に歌い続けていた彼らは、やがて導かれるようにメジャーシーンへ招かれ、全国へと響き始めたのだった。今作『COALAMODE. 』を聴けば、そんなこれまでのコアラモード．の歩みと人々との関わりがよくわかる。
そして2017年。春を迎えたコアラモード．は、爽やかな風に乗る“綿毛”のように、地元横浜から日本全国を駆け巡る。圧倒的な透明感と凛々しさを兼ね備えたヴォーカルとメロディ、カウンターラインに響くストリングスをはじめとした眩しいポップアレンジの数々…今回、初めて全国を自分達のカラフルな音で満開にしようとするコアラモード．の“これまでと今”を訊いた。

TEXT：田中 サユカ

──まずは初のフルアルバム『COALAMODE.』のリリース、おめでとうございます！

2人　ありがとうございます！

──メジャーデビューから2年が経ちましたね。

小幡　2年分の…それよりも前、僕たちが音楽を始めてからずっと「いつか絶対にアルバムを出したい！」と思っていたので、その思いが凝縮されたボリューミーな一作になったと思っています。

──今は色々な場所で 新作の手応えを感じていると思いますが。

小幡　純粋に「良かったよ！」と言ってくださる声と、とにかく「待ってたよ！」と言ってくださる声がすごく多くて！僕らのファンでいてくださる方やずっと前からお世話になっている、例えばラジオ局やテレビ局の方も「ようやくアルバムだね！」と待ちわびてくれていた感じがすごく嬉しかったですね。

──今回はそのアルバム『COALAMODE.』をひっさげての“春らんらんツアー”ということで、全国8箇所を回られますね。そのスタート地点が横浜BAYSIS。

小幡　初ワンマンライブをした場所、それに僕らのデビューシングル「七色シンフォニー」という曲を初めてバンド演奏した場所でもあるんです。僕らにとって節目節目にすごく大事なライブをさせていただいた場所でまた今回こうやって、一番多くのツアーを回る機会の最初の場所としてBAYSISで演奏できるということは、特別な感じがしますね。

──またBAYSIS側の節目になるようなイベントにも出演されていたりもしますしね。

あんにゅ　そうですね。節目のイベントにお声掛け頂けるのはとっても嬉しいです。コアラモード．の地元が横浜ということからインディーズ時代から応援して下さっています。
あのステージに立つと地元愛を感じる場所でもあるので、今回ツアーの初日をBAYSISで出来ることは私達も嬉しいですし、ライブハウスの方もすごく喜んでくださっていると思います。

小幡　そうですね、本当にいい付き合いをさせてもらっています。

あんにゅ　最初は船のイベントだったよね。

小幡　そうですね。みなとみらいに“日本丸”っていう帆船があるんですけど、その前でやっているイベントをBAYSISのスタッフさんが運営していらっしゃって。

あんにゅ　私たちも、もっと地元で活動していきたいなっていう思いがあったので、そこのイベントでの出演をきっかけに、ライブハウスの方にも出させていただくようになりました。