編集部:w-inds.のみなさんが初めて立ったステージでのエピソードを教えてください!
緒方龍一
僕と涼平君は同じじゃない?
千葉涼平
そうだね。札幌PENNY LANE24。
緒方龍一
札幌市にあるライブハウスなんですけど。俺が小学校の6年?
千葉涼平
いや。中1。僕が中2だから。アクターズスクールで発表会みたいなのをやってまして。それで立たせてもらいました。
緒方龍一
J-POPをカラオケに合わせて各々フリをつけてパフォーマンスしたり、歌ったりするんですけど。
千葉涼平
ウチのアクターズはマジ自由で。好きにグループを組んで、それを社長に見せてOKもらったらステージに立てたんですよ。
橘慶太
へー。
千葉涼平
だから、やりたい人とやれて。そういうところはすっごいゆるかったよね?
緒方龍一
ゆるかった。でも、ライブはめっちゃ緊張しましたけどね。
千葉涼平
緊張したね。
緒方龍一
ライブのチケットを手売りして。
千葉涼平
身内や家族や友達に。
橘慶太
ノルマとかあったの?
千葉涼平
それはなかった。
緒方龍一
でも、自分たちが出るチケットを渡されて「これに俺が出るんだ」って思って。観る側じゃなく、自分が出る側としてチケットを初めて人に渡したとき、すごいドキドキした思い出がある。かわいい(微笑)。
千葉涼平
それで当日ステージに立ったら、初めて見る景色ですから。
橘慶太
昔、涼平君か龍一君どっちかだったと思うけど「お客さんを見た瞬間に震えた」っていってたよ。
千葉涼平
それはZepp Tokyoだね。PENNY RANEの次がZeppだったから。
緒方龍一
PENNY RANEで2〜3公演やった後がZepp。
橘慶太
いきなりデカくなったね〜。
千葉涼平
Zeppは震えた。「なんだこれ?」って。でも、PENNY RANEも緊張したよ。
緒方龍一
学生時代、みんなが見てるなかで朝礼台の上とかに立つと緊張するでしょ? そこでさらにパフォーマンスして、照明とか当てられて。
橘慶太
分かる! 自分だけ見られてる気がするんだよね?
緒方龍一
そうそうそう。あれは緊張した。
橘慶太
それでいうと、w-inds.で一番最初にやった大阪城ホールは、さすがにキツかった。
千葉涼平
あれも震えたね〜。
橘慶太
訳わかんなかったもん。初めてやるツアーの初日が大阪城ホールとか、意味分かんなかったもん。最初に幕があって、「Feel The Fate」で幕開けしたんですけど。忘れられないっすもん。あの緊張は。あのとき、イントロ踊っただけで息がきれちゃったんですよ。めっちゃ簡単なフリなのに息があがっちゃって、Aメロの歌い出しがすっごいキツくて。そのとき息が上がった感じをいまだに身体が憶えてて、たまに「Feel The Fate」苦しくなる(笑)。思い出して。いまも歌い出しは怖いもんね。
千葉涼平
「Feel The Fate」がトラウマに(微笑)。
緒方龍一
いますぐ心療内科にいってください(笑)。
橘慶太
w-inds.初ツアーの初日のステージはそんな感じで。僕個人の初ステージは、地元の福岡ですね。イベント会場でよく歌ったりしてました。どれが最初かというのは憶えてないんですけど。僕は、僕と女の子5〜6人でグループを一緒に組んでたんですけど。基本的に僕しか歌える人間がいなくて。だから、僕がはけて女の子たちだけで歌って踊るときも、見えないところで僕が歌ってました(微笑)。
千葉涼平
元々声が高くて女の子みたいだったし。
橘慶太
そうそう。だから、違和感がなかったの。その女の子たちはモーニング娘。の黄色5の「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」を歌ってたんですけど。裏で僕も歌ってたから、この曲はいまでも鮮明に憶えてます(笑)。
編集部:自分たちが出演するライブのチケットを手渡された時のエピソードを語ってくださったのは緒方さんが初めてです!
千葉さんの「震えた」エピソードや、橘さんのトラウマエピソード、初々しいですね。
貴重なお話をありがとうございました!
千葉さんの「震えた」エピソードや、橘さんのトラウマエピソード、初々しいですね。
貴重なお話をありがとうございました!