「どれだけ食べてもゼロカロリー!」ダイエットの常識を覆す衝撃の「カロリーゼロ理論」で、さらに人気がパワーアップしたサンドウィッチマンと、デビュー前から彼らと交流があったというMONKEY MAJIKとの、夢のコラボレーションが実現した。「ウマーベラス」は、70'sディスコをオマージュしたサウンドに、サンドの持ちネタをふんだんに盛り込んだ歌詞、富澤&伊達の歌とラップ(?)もばっちりハマった、面白くて楽しくてかっこいい、最強の1曲だ。コラボの経緯と、11月からスタートするツアー“MONKEY MAJIK Tour 2018 ~Singles Collection~”について、MONKEY MAJIKの4人に話を聞いた。
──そもそも、モンキーとサンドウィッチマンとのつきあいは、いつごろから?
Maynard(Vo&Gt)
もともと、ライブのサポートメンバーのジェリー(齋藤寛/パーカッション)が、トミー(富澤たけし)と同級生なんですね。デビュー前から知ってたし、街でばったり会ったり、ラジオ局だったりテレビ局だったり、ずっと交流はあったんですね。最初にライブに来てくれたのは、2009年だったかな。武道館にも来てもらったし。
──プライベートで、飲みに行ったりとかも?
Maynard
でも、彼らは東京ですからね。しかも、彼らは飲まないから、「飲み行こうぜ」ということはないんだけど。「食べに行こうぜ」って言えばいいのか。
DICK(Ba)
まあ、そうだね(笑)。
Maynard
彼らは忙しくて、時間がないんですよね。
DICK
各放送局の喫煙所では、すごくよく会うけどね(笑)。
Blaise(Vo&Gt)
でも、ナイスガイですよ。毎回会うと、本当にアットホームな感じ。サッカーの話とか。
Maynard
彼らは、スポーツ大好きですからね。野球もよく見に行くし。
──音楽の話も?
Maynard
もちろん。
DICK
同世代だから、聴いてたものが近いんですよ。
Maynard
だから、「ウマーベラス」のPVは、ドンピシャじゃないかな。アース・ウィンド&ファイヤーの、あの衣装は、この世代はみんな知ってるんで。若い人が見て、キモイと思うかもしれないけど。
──そんなことはない(笑)。最高ですよ。
Blaise
楽しかったよ。監督が面白いコンセプトを立てて、SFXとか、CGとか、いっぱい使って。今までのPVだと、CGは「虹色の魚」で一度やったけど、ほかにはやったことないから、すごい面白かった。あと、動きのショットがいっぱいありましたね。歩いて、ダンシングして、カメラと遊ぶとか。今の時代のPVって、ワンショット、ワンショット、ほとんど全部がイメージショットだけど、今回はちゃんと、みんながきれいに動いていて。なかなかないパターンで作りましたね。
──大笑いしたのは、Maynardのカツラ。あれはすごい(笑)
Maynard
あれ、カツラじゃないですよ。伸ばしたんです。あれで金髪にしたから、髪が痛んで、切っちゃったけど。…嘘です(笑)。
──あはは。わかってます。
Maynard
でも、ヒゲは本物です。70年代の雰囲気を出したくて。
──あのヒゲと、髪型は、アースというより、ABBAみたいだなあと思った。
Maynard
そうそう、よく気づきましたね。僕がベニーを意識して、Blaiseがビョルンになって。
Blaise
顔までそっくりにしようと思って、筋肉を使いながら。すごくうまくいったけど、カメラに映ると、ちょっとジョークに見えちゃうね。本当は真面目なビデオを作りたくて、真面目に撮って、周りの世界がクレイジーワールドに見える、そういうふうにしたかったんだけど。
Maynard
アース・ウィンド&ファイヤーは、黒人のグループじゃないですか。それと同じテーマで、あの時代に一番合うように、うちらがドレスアップするには、やっぱりABBAでしたね。
Blaise
あと、ビージーズと。ちょっとだけ、クイーンも入ってる。