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THE DEKITSの再集結のきっかけ、リハの日に起こったハプニングとは?
──THE DEKITSがこのタイミングで再集結したのは、どういうきっかけがあったんですか?
KC(Keishi Tanaka)「DE KIT DEE JAY'S」を僕ら4人と一緒にずっとやっていたタカヒロさん(Niw Records/ディスクユニオン。『DE KIT 4 KEY'S』のA&Rも担当)のイベントをやるので、出てくれないか話があって。僕、何かのイベントの楽屋でMAURICEさんと相談したの覚えてます。
MAURICE(吉澤成友)ああ、話したね。
KCそこで僕が感じたのは、MAURICEさんも結構なんかやろうよ感を出してて。じゃあ、俺もやりたいかもって気持ちが出てきて。なんか、THE DEKITSは、4人が自然に思う感じでやりたいんです。たぶん、1人だけがやりたくて他のメンバーを説得してやるようなものじゃないし。(TKに向かって)なんで今回やろうと思ったんですか?
TK(高本和英)なんでだろうね(笑)。なんでだかわかんないけど。なんか、みんながやりたいって言ってたのは単純に嬉しかった。じゃあ俺がやりたいかもっていうのは、みんなも同じように思ってることなんだろうし。なんか誰か1人がわーわー言ってる感じがないというかね。それで、久しぶりにみんなでリハを入った時も、たしかにいい雰囲気出ちゃってるなと思って。TGMXさん、ベロベロでしたし(笑)。
MAURICE・KC(爆笑)
TKTGMXさんはすごく真面目な人で、バンドの進行とかも取りまとめてくれるような方なんです。だからベロベロに酔ってたのも、たぶん全部仕込みというか。どうせ本番は、メンバーみんな酔っぱらって楽しいライブをするんだから、その状態込みのリハをしようっていう。
MAURICEライブのゲネプロって、こういうことか!っていうね(笑)。
TK顔真っ赤になってね。仕上げてきたな~って(笑)。
──TGMXさん。このエピソード、本当のところはどうだったんですか?
TGMX本番と同じような状態に仕上げてきた……って、それは僕がいいように語っちゃってましたかね(苦笑)。実際は自分でスタジオ押さえておきながら、6時間ほど間違えて昼に行ってしまったという。一度帰るのも嫌だし、夜の時間帯だとリハ後にみんなでいつものように飲みに行けないな~って思って、暑かったのでちょろっと……。でも、ちゃんとリハはしましたよ!(笑)。