4月18日から始まる東名阪のワンマンツアーについて
──メンバーそれぞれのこだわりも詰まった作品が完成して、4月18日から始まる東名阪のワンマンツアーはどんなものにしたいと考えていますか?
奥中もちろんアルバムのリリースツアーなので『TIME』の曲をやるんですけど、ファーストとかそれ以前の作品からもたくさん曲をやろうと思っていて。もちろん音源を作るときは全力で音源を作るんですけど、でもそれって何テイクか録ったうちの1個なんですよね。それは時間を切り取ってるってことで、時間が不可逆であると歌っているけど、それを録った瞬間だけは永遠に残る。それが音源のいいところだと思うんです。
──録音芸術というかね。
奥中逆にライブは生きている僕たちが常に楽曲をアップデートした結果だと思っていて。もちろん音源を再現する場面もありますけど、前作とか前々作の曲も再構築して、今の僕らが一番良いと思える状態にアレンジをしていて。これから先ずっとそうだと思うんですけど、今までやってきた曲を毎回アップデートして、音源がそのときの100%でできているとしたら、ツアーは120%にしたい。そのために気合の入ったツアーになっていて、全会場別のセトリで演奏する予定です。それぞれの会場にはそれぞれの会場の良さがあると思うから、繰り返しじゃないライブになったらいいなと思ってます。