編集部:えんぷていの皆さん、「初めて立ったステージ」の思い出を教えてください!
奥中高校生のときに「卒業生を送る会」があって、そこで人生初めてのバンドでのライブをしました。1000キャパの全校生徒の前で、星野源さんの「SUN」をやって、そこが現時点では人生で一番緊張したステージですね。最初のライブなんて100人とかでもめちゃめちゃ緊張するだろうに、いきなり1000人の前でやったんで、そこからはほとんど緊張しないんですよ。それがライブの原体験で、そのバンドには石嶋くんもいました。
石嶋その日の思い出は……あんまり覚えてない(笑)。本当の最初のステージは、5歳くらいのときのピアノの発表会。緊張とかよくわからない時期からステージに立ってたので、緊張には強いかなと。大学時代はミュージカルのサークルにも入ってて、ステージで歌ったりもしてたので、大人数に見られるのは慣れてるんです。
神谷バンドで初めて立ったステージでいうと、中学3年生のときの文化祭です。当時仲良かった子たちと「ドラム叩けるなら一緒にバンドやろうぜ」みたいな話になって、全校生徒の前でやったのが人生初めてのステージ。僕の学校はそんなに大きくなかったので、500人くらいの前だったと思います。演奏した曲はBUMP OF CHICKENの「天体観測」と、flumpoolの「君に届け」で、緊張してたのかどうかわかんないですけど、スネアのスナッピーを上げてなかったんですよね。最初が「天体観測」で、ギターからのスネアが「ダカダーン!」で始まるんですけど、「ぽこぽーん!」っていう(笑)。で、何とか上げようとしたんですけど、その次がスネアとフロアの連打なので、ずっとぽこぽこ鳴ってて……そういう苦い記憶もありつつ、でもいい思い出です。
比志島高校生のときに学校の創立何周年みたいな会があって、当時軽音楽部にいたんですけど、1年生のときに全校生徒の前で演奏したのが初めてのステージでした。当時僕はおとなしいというか、平たく言うと陰キャくんだったんですけど、ロックンロールに狂った少年でもあったんですよ。なので、「全部ぶち壊してやるんだ、何かを変えてやるんだ」っていう、大そうな心意気のもとステージに上がりまして、曲はKANA-BOONの「結晶星」だったんですけど、ギターをすごい下げて、足もすごい開いて、気合の入ったステージングをしたんです。終わった後には「すごくかっこよかった」って言ってくれる子もいたんですけど、嫌なやつなんかもいたりして(笑)、惨めな気持ちになったりもしつつ、元の日常にだんだん戻っていくっていう、何とも言えない苦い記憶もありながら……でも当時の自分に「お前間違ってなかったよ」って言ってやりたいですね。
赤塚人生初ではないんですけど、えんぷていに入って初めてのライブが、大阪のJANUSっていう、すごく大きなライブハウスで。それまでベースでライブに出たことは一回あるかないかだったので、すごく緊張しましたけど、今思えばいい思い出というか、印象深いライブでしたね。
編集部:えんぷていの皆さん、素敵なエピソードをありがとうございます。4/18から始まる初の東名阪ツアーも楽しみにしております!