普通に、ビヨンセたちとかとタイマン張れるようなものを、って思ってやっているだけ
もともとフェス、けっこう呼ばれとったんよ。
ふふふ、「夜しか無理」みたいな。
外で真っ昼間とかヤだ、照明効かんやん!、みたいな。
うん。今は、お昼間でもやれちゃう。なんなんでしょうね?
だと思う。休止前は、続ける気がなかったから、女王蜂自体を……フェスのお客さんを総取り、って気持ちになれたのは、いつからなんだろうな……ここ5、6年ぐらいかな。
うん、うん。そう思う。なんなんでしょう?
でも、異端って思われるのがとても不思議。えっ、普通じゃん? と思っているから、本当に異端なんやと思う(笑)。異端かしら? やっぱり、めっちゃくちゃ実直にめっちゃ練習して、めっちゃ準備して、めっちゃ身体作って顔作って、めっちゃ髪巻いて、ギャーッ!てやって……ステージで生まれるものしか見てないから。だからシーンとか、「これ好きならこれも好きっしょ?」とか、そういうものがわからなくて。さみしいな、と思った時期もあったけど、さみしいなって思っている同士で、一対一で会えたりとかもして。あ、こんな息の合う人がいるんだったら、やっていけるな、と思ったんだけど、気がついたら、その数がすごいことになっていて。うれしいけど、なんなんでしょうね?
だから、アンダーグラウンドの香りがするとか、いろんな言葉を贈ってもらうこともあったんだけれども、本人がまったくそれを思ってないってことが、おもしろいんだろうな、と思っていて。私としては普通に、ビヨンセたちとかとタイマン張れるようなものを、って思ってやっているだけだし。ただ、やるべきことが見えていて、それをどこまでやれるか、っていうだけのことなので。昔、小さなライブハウスに出た時に、当時10代で学生だったから、すごい傷ついた言葉があって。ライブ終わったあとに、うちらの次のバンドが、開口一番に「音楽で勝負します」って言って、ライブを始めて。こんなにいろんなものを聴いて、音楽が好きで、ステージが好きで、衣装もがんばって作ってやってるけど、「音楽で勝負します」っていうお高いまとまり方ってあるんだ、と思った時に、じゃあ私はステージで勝負します、って思って。
東京ドームになっても画面なしでやりたい
「バイオレンス」をガーデンシアターでやるので、すごく大きな会場で、たくさんのお客さんたちと、ブチアガる、ってこともありながら、「バイオレンス」の血溜まりの世界を……『十二次元』のツアーはいつか絶対やりたいと思っているので、ガーデンシアターで『十二次元』の曲をすべてやるってことはないけれども、『十二次元』にあるものと、「バイオレンス」の血なまぐささを掛けたものにしたいと思っていて。みんなエグいところで踊ることになると思います。
なし。
やりたい。怒られそう。花道作るから許して(笑)。ダメかなあ?
凝視っていうことを初めてする人もいると思う、私たちのライブで。私もライブとか、表現を観ている時に、それがあるかないかで決めちゃうとこがあるから。凝視って、すごく大切だと思います。
PRESENT
サイン入りポスターを1名様に
受付は終了しました