2月20日(火) syrup16g @LIQUIDROOM
実質的なファースト・アルバム『COPY』リリースから16周年記念ツアー『十六夜〈IZAYOI〉』は、前半と後半に分かれた日程になっている。その後半の1本目がこの日。
前半は『COPY』の曲中心のセットリストだったが、後半は最新作『delaidback』、そして『delayed』『delayedead』、それから『COPY』の曲でセットリストを組む、ということが公式サイトで発表されていたが、その結果、「前半と後半でセットリストを変える」といううよりも、「違う内容のツアーを2本続けてやる」みたいな感じになっていた。それくらい違った。
あと、2014年に再始動して以来、毎年なんかしらのリリースをツアーがあるというコンスタントなペースで活動して来たが、このツアーが終わったら一休みする、休止とまではいかないけど次のアクションまでちょっと空くと思う、ということも、アナウンスされている。
そのせいなのかどうかわからないが、MCが多かったりして、それもその場の思いつきでなんか肩の力が抜けた感じ、ありました。演奏は全然そんなことなかったけど。むしろすごいテンションだったけど。
2月22日(木) スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2018 @福岡BEAT STATION
このDI:GA ONLINEからレポのご依頼をいただき、この『スペシャ列伝』ツアーの初日、福岡を観に行きました。毎日出順が変わるイベントで、この日はSaucy Dog、リーガルリリー、Ivy to Fraudulent Game、SIX LOUNGEという順番。
どのバンドもとてもいいライブで、お客さんも「このバンドだけ観に来た」みたいな空気がゼロでみんな均等に観ている、ただし逆に言うとどのバンドもお客さん、「出て来ただけで熱狂」みたいな感じではなくて、「どんなバンドなのかじっくり観てやろう」というような緊張感が常にフロアにある。
というような、真剣さに満ちた、いいイベントでした。
2月23日(金) ヤバイTシャツ屋さん @Zepp Tokyo
ツアー・ファイナルのZepp Tokyo2デイズの1日目(3月に東名阪で追加公演ありますが)。大阪府堺市・三国ヶ丘FUZZ出身の先輩、KANA-BOONがオープニング・ゲストだったこともあってか、こやまたくやのMC、何度もそのことに触れたりして、やや感無量気味。
さらに、最新アルバム『Galaxy of the Tank-top』に入っている「マジで本音を歌ってしまった」2曲のうちの1曲もやったりして、全体にとてもエモ度の高いライブだった気がしました。
なお、KANA-BOON谷口鮪、MCで、ヤバイTシャツ屋さんの3人にヤバイTシャツ(要はとても着れたもんじゃないデザインのやつ)をプレゼントする、と、その3枚を広げて見せて大いに笑いをとったのですが、ヤバT、アンコールで3人ともそのTシャツを来て出て来ました。律儀。
2月24日(土) アナログフィッシュ @新代田FEVER
毎年この時期に京都と東京で行うライブ『KYOTO TO TOKYO』。普段ライブでやらないレアな曲をいっぱいやります、という趣旨だが、今年はレア曲に加えて新曲もあり。確か5曲ぐらいやったんじゃないか。
明言はしなかったが、どうもニュー・アルバムを作っているようで、まもなく何か公式にアナウンスできると思う、そしてそう遠くない時期にみんなに聴いてもらえると思う、と、下岡晃。どれも最新型のアナログフィッシュを示す、ワクワクする新しさに満ちた曲でした。
あと、この日、チケット完売だったんだけど、アンコールで下岡晃、「みんなチケット買うのが遅い!」。10月の渋谷WWWの時も同じことを言っていた。発売時には心配になるくらいチケットが動かないんだけど、直前になるとダーッと伸びて売り切れる、今日は入れない人もいた、でもそれ自業自得ですから! 早く買えば観れるんですから。
とのこと。そりゃそうだ、と思いました。早めに買いましょうね、みなさん。
ちなみにフラワーカンパニーズもそうです。ベテランバンドあるある、なのかもしれません。