第3回「舞台」
みなさんこんにちは。
sajou no hanaボーカルのsanaです。
あっという間に3回目のコラムです。
コラムの書き方あってるのかな…。よく分からないまま日記感覚で自由に書いてますが、今回も楽しんで貰えたら嬉しいです。
私小さい頃演劇を習っていたことがあります。
主演が挙手制で、間違った方向に勇気を振り絞ってしまったせいで主演を演じたことがありました。カエルの先生の役だった気がします。でも、主演なのに誰一人褒めてくれた記憶が無いので、そういうことだったんだと思います。溜息。
そんな私の「好き」の第3弾は「舞台」です。
主にミュージカルが好きで、2.5次元ミュージカルから海外ミュージカル、劇団四季を幅広く見たりして、今は宝塚に1番ハマってます。普段は依存しまくってるスマホをシャットダウンさせて、幕が開けば目の前で魔法のように変わる舞台セットや、音楽や衣装が一瞬で日常を忘れさせてくれる。現実で起こっている事なのに、非現実世界に連れていかれる感覚がたまらなく大好きなんですよね。
あと、私昔から感情が高ぶると凄く歌いたい衝動に駆られるので、 「ミュージカルは突然歌い始めるから苦手」という声もたまに聞くけど、自分は逆にそれがとても自然な事のように思えて。胸の内に収まりきらなくなった感情が声になって、メロディーがついて、風に乗ってどこまでも響く。感情の塊がグッと胸に突き刺さる感覚が私は大好き。
そんな私の大大大好きな舞台作品を今回は1つ紹介させてください!
2017年に宝塚歌劇団花組で上演されたトラジェディ・アラベスク「金色の砂漠」(作・演出/上田久美子先生)という作品です。
私は主人公が苦悩すれば苦悩するほど作品を好きになる傾向があるので、同じ趣味の方にはおすすめの作品!(笑)豪華で煌びやかなイメージが強い宝塚作品の中で、主人公が奴隷役という少し変わった作品。奴隷と王女様の禁断の恋を描いているので、2人が結ばれるには一筋縄では行かず、どんどん二人の関係性は歪みに歪んで、気づけば恨みに変わったりと…。まさか宝塚を見てこんなにも痛々しく、ボロボロになっていくトップスターを見れるとは思ってもいなかったので、ずっと衝撃で記憶に残っている作品です。とても悲しいお話だけれど、大きく広がる架空の古代世界の舞台セットも美しいし、なによりも繊細で複雑な感情を表現している役者さんの演技が素晴らしいので本当におすすめの作品です。私だけかもしれないけど、みんな1度は砂漠の国のお姫様や王子様になりたいって思ったことありませんか?(多分アラジンの見すぎ…。)まさにその世界観が目の前に広がっている感じです。この作品のラストシーンの奴隷と王女様が言葉を交わす場面何度観ても涙が止まらなくなる名場面なので是非たくさんの人に見てほしい…!
ところで話は変わりますが、宝塚のショーでたまに流行りのJ-POPが歌われることがあるんですよね。私嫉妬心ってあまり無い方だと自分で思っているのですが、あれだけはたまらなく羨ましい!涙
いつか宝塚のショーで自分の曲が歌われることを夢みて自分も頑張ろうと思います。成功したオタクになりたいです。
それでは、また来週のコラムもどうぞよろしくお願いします!