第1回「純喫茶」
珈琲はゆっくり淹れるほど美味しくなると聞いたことがあるので、今朝ゆっくり珈琲をドリップしてみたけど、カップを持とうとした瞬間に全てをこぼして時間と労力を台無しにしてしまったsajou no hanaボーカルのsanaです。昔から手に持ったものよく落とします。歌手なのにマイクもよく落とすのでスタッフさんに凄く嫌な顔をされます(ごめんなさい)。もちろん珈琲はその後は面倒になって急いで淹れたらなんとなく薄い味になってしまいました。
そんな私、今回初めてコラムを書くことになりました!何を書こうか…曲のこと?ライブのこと?と色々考えたけど、普段インタビューや媒体さんではなかなか話すことが少ない「趣味」をテーマに書いていこうかなと思ってます。 _
趣味の話は私の知識なんて浅いし、他にもっと詳しい人がいるから…と今まで避けがちでしたが、実際同じ「好き」を持つ人と巡り会えた時って初めて会った人でも一瞬で分かり合える不思議な感覚がありますよね。なのでこのコラムを通して私の「好き」をいっぱい知って貰って、もっと身近な存在に感じてもらって読んで皆さんと仲良くなれたらなと思ってます。どうぞよろしくね。
まず「好き」の第1弾は「純喫茶」について!
純喫茶は純粋に珈琲を楽しむための喫茶店。
私喫煙者ではないのですが、喫茶店に入った瞬間の珈琲と煙草の匂いが混ざった香りが堪らなく大好きなんですよね。いつから喫茶店に足を運ぶようになったかは正直覚えていないですが、これを感じる為だけに喫茶店に行ってる気がします。中毒になっているのかも(笑)あと、一朝一夕では出せない歴史を重ねまくった深みのある空気感もいいですよね。深呼吸をしたくなる。2024年の空気に飽きてしまった人は是非喫茶店に行ってみてください。
シンプルなテイストのカフェやお店が増えて、無駄なものが排除されがちなこの頃だけど、意外と個性的なものが店内に飾られていたりするのも喫茶店の魅力かなって思ってます。布張りの椅子や、レトロなランプ、ダークブラウンの家具など「ザ!喫茶店!」なテイストはもちろん大好き。でも、都心には少ないかもしれないけど、街の喫茶店とかに行ってみると、窓際によく分からないフィギュアが置かれていたり、これ絶対オーナーの趣味じゃん!って感じの謎な絵画が飾られていたりと「お店のブランディング」だけじゃなく「人」をなんとなく身近に感じられるとこも喫茶店の魅力なのかなと思ったりしてます。
ここで、普段は近所の喫茶店に行くことが多い私ですが、最近行った都内にあるおすすめの喫茶店を皆さんに共有したいと思います!
今回紹介するのはsana出没率高めの有楽町エリアにある「ローヤル」さん!今年初めて行った喫茶店です。
大理石に大きなステンドグラスと重厚感溢れる店内が素敵な喫茶店。全部がどしっと佇んでる感じがかっこいい… _!名前が「ローヤル」なだけあってなんだか勝手に高貴な気分になっちゃう私です。でも、店内に圧倒されながら席に座って一息ついて、レジの方をふと見たら「大丈夫」と書かれた書道作品が… _!品格溢れる店内に堂々と張り出されている「大丈夫」の文字。どうしてあんなところに…。でもなんだか神々しい…。あれは誰が書いたものなのだろう…。私がもし有楽町のサラリーマンで仕事で悩んでいる時に、昼休みに「ローヤル」さんに行って「大丈夫」の文字を見たらどれだけ癒されるのだろうか、なんて想像してみたり。
ちなみに季節のフルーツパフェがとっても美味しかったのでおすすめです。私が行った時は苺のパフェでした。柔らかいミルクの味に甘い苺シロップの味。食べ進めるにつれてどんどん心が赤ちゃんに戻っていく感じ。そんな味です。昔から変わらない味を貫いているそうなので、みなさんも是非試してみてください♡
ということで、初めてのコラム楽しんで貰えましたか?
また次回の「sajou no hanaの好きの置き場所。」もお楽しみに!
私のインスタでは他にも「趣味」の写真を載せているので、ぜひチェックしてください。
≫ sana Instagram