5月30日にデビュー3周年を迎えますが、そんな節目に7枚目のシングル「キミがいたしるし」(アニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』ED曲)をリリース!
そして7月22日には日本橋三井ホールにてライブを開催!
そんなhalcaさんにロングインタビューを敢行、前後編の2回に渡ってお送りします。前編となる今回は3周年を迎えた感想と印象に残る出来事、また盟友のCHiCO with HoneyWorksのCHiCOさんとの関係性、そして新曲「キミがいたしるし」について語っていただきました。
デビュー日は誕生日と同じくらい、私にとって大切な日になりました。この3周年はあっという間という気がするのですが、私にとっては憧れの存在だったアーティストとして活動するようになって、最初の頃は自信が持てませんでした。ライブのMCでもふわっとした感じだし(笑)。でもネガティブに考えることは私の曲を聴いてくださる方たちに失礼だなと思うし、ライブで私のステージを見て「カッコいいな」と思ってもらえたり、憧れてもらえるようなアーティストにならなくてはという想いが強くなってきました。
ここまで新曲を含めて7枚もシングルをリリースさせていただいて、こんなに歌ってきたんだなと、改めてすごく有難いなと思います。これまでのジャケットやMVを見ても少しずつ変化が感じられて、今は表情がキリっとしているなと自分で思ったりもします(笑)。3周年の節目に、私の誕生日の7月7日にちなんで好きな数字である7枚目のシングルもリリースさせていただけて嬉しいです。
もちろん、あります! サイン会の時に「受験生で勉強をしている時に聴いています」など温かい声をかけていただいたり、ツイッターで私が主題歌を担当したアニメのキャラクターのアイコンを見かけると「きっと私の曲も聴いてくれたはず!」と嬉しくなったりします。アニソンの大きなライブイベントにも出演させていただくようになって、出演後にはついエゴサーチしてしまうんですけど(笑)、「halcaってもしかして『ヲタ恋』のEDを歌っていた人?」という書き込みを見つけた時は気付いてもらえたことも嬉しいですね。私と聴いてくださった方、それぞれの点がつながって線になった感覚になります。今後もアニメの主題歌を歌わせていただくたびに私のことを知ってくださる方がいて、その方々が他の曲や私のことを知ってもらえたらいいなと思っています。
印象深いのは初めてのワンマンライブ(2019年3月21日、東京・青山RizMでの『halca first LIVE Help Me!』)ですね。ライブ前にマネージャーさんと一緒にスタジオにこもって、「リズムの取り方がわからない」と言って、曲を聴きつつ泣きながらスキップしたりしました(笑)。
それは素敵な振付をしていただいたおかげなんです。今日もダンスレッスンがあって、先生に「どんどん自然に動けるようになってきているから、これからは今までの振付を自分の中にあるものとして出てくるようにできたらいいね」と言っていただいて。初心に返りつつ、自然に踊れるようになれたらいいなと思っています。
また初めてのワンマンライブの話に戻りますが、スタッフの皆さんの温かい心遣いや励ましのおかげで、本番が始まる頃には楽しみな気持ちの方が大きくなっていました。そして、ステージから客席を見た時、「私のためにこんなにたくさん集まってくださったんだ」とすごく感動しました。
はい! 先日も私のラジオ番組(『halcaの「キミの隣」』)にゲストで来てもらったんです!
私から見るとCHiCOのほうが天然だと思います(笑)。ライブでのパフォーマンスもカッコいいし、一見、クールなイメージがあると思いますが、出会った頃はすごい方向音痴で。渋谷駅から109にたどり着けなくて、「どこ!? どこ!?」みたいな。
(マネージャー氏)2人は方向性が違う天然で。CHiCOは「どうして!?」と思うところで抜けているけど、halcaは普通とは違った思考で、「そんなこと、普通にするんだ?」ということをします。ポン酢をそのまま飲んだり…(笑)。
嬉しい! 私もです! CHiCOはお仕事の時とかしっかりしていて尊敬できるけど、一緒にいるとポケっとしているんですよね。あと私が笑っている時にCHiCOが笑っていなかったり、逆の場合もあったりしますが(笑)、だからこそおもしろいし、自分にはない感覚を持つ子と一緒にいると初めて気付かされたり、発見することも多いです。このご時世なので、最近は遊びに行けていないけど、いつか一緒に旅行に行けたらいいなと思っています。