CHiCO with HoneyWorks(チコハニ)は青春感や共感できる歌詞とキラキラしたサウンド、MVは全編イラストで構成されており、ボーカルのCHiCOの姿が見られるのはライブのみという独特なスタイルで注目を集め、様々なTVアニメや映画のタイアップ曲を担当。また昨年は日本武道館、今年は武蔵野の森アリーナ2DAYSライブを成功させるなど、常にステップアップ。7月13日から行われる5周年記念ホールツアーで更に加速する!
──今年8月、CHiCO with HoneyWorksとしての活動5周年を迎えますが、ここまでの活動を振り返ってみた感想をお聞かせください。
1年1年駆け抜けてきたなーと改めて感じますし、常に新しい出会いがあった5年だったと思います。
──シングル10枚、アルバム2枚をリリースしていますが、10枚のシングルのほとんどがTVアニメや映画のテーマソングになっているのでリリースのたび、ファンが増えているのを実感されているのでは?
そうですね。各作品のファンの方がアニメをきっかけに、私達の音楽にも興味を持ってくれて、他の曲を聴いてくれたり、MVを見てくれて、ライブに足を運んでくれた方もたくさんいます。あとアニメ関係の音楽フェスにたくさん出演させていただくようになって、私達の音楽に触れてもらう機会も増えたこともうれしいです。
CDで聴くチコハニとライブで見るチコハニって違うなと感じる人も多いと思います。ライブではあえてCDに寄せないようにしているんです。CDではポップやロックで青春を歌いつつ、声や音の細部までじっくり聴いて楽しんでほしいし、ライブは会場でしか味わえない空気感や楽しさがあって、それぞれの面でチコハニを楽しんでもらいたいなと思っています。
CDで聴くチコハニとライブで見るチコハニって違うなと感じる人も多いと思います。ライブではあえてCDに寄せないようにしているんです。CDではポップやロックで青春を歌いつつ、声や音の細部までじっくり聴いて楽しんでほしいし、ライブは会場でしか味わえない空気感や楽しさがあって、それぞれの面でチコハニを楽しんでもらいたいなと思っています。
──ジャケットやMVなどではヤマコさんの描くキャラクターが登場しているので、ライブでしかCHiCOさんの顔を見られないんですよね。
たまにエゴサーチをするんですけど(笑)、初めてワンマンライブをした時、「CHiCOってどんな顔なの?」とつぶやいている人が結構いて。それを見るたびに「イメージと違っていたらどうしよう?」とドキドキしたんです。でもライブではみんな、すごく楽しんでくれているし、終演後には「CHiCOちゃん、イメージ通りだった」という書き込みを見て、「ああ、よかった!」と安心したりして(笑)。
──ここまでの活動の中で印象深かった出来事は?
2018年の3月に初めて日本武道館でワンマンライブをやったことです。ものすごく大きくてアーティストなら誰でも憧れる会場で、自分たちがそこでやれるなんて想像もできなかったし、決まった時にも正直、実感が湧かなかったんです。でも2017年の夏のツアーファイナルの日比谷野音で発表した時、ファンのみんなが大歓声で受け止めてくれて!その歓声を聴いて、やっと実感できました。
──自分達が応援しているアーティストが武道館でライブをするのは感慨深いし、うれしいですよね。
でもライブ当日までは不安だらけで、自分の気持ちが整理できない時もありました。チコハニはどんどん先に進んでいるのに、その速さに自分の気持ちが追い付けないこともあったんです。HoneyWorksのGomさんやshitoさん、バンドメンバーやスタッフと話したり、コミュニケーションをとりながら当日を迎えました。そしてステージでみんなの大きな歓声を聞いて、自分の思っていたことって意外と小さい悩みだったんだなと気付いたんです。
あと武道館ライブで初めてアコースティックギターで歌ったんですけど、その時に初めてバンドメンバーと音楽に関してのコミュニケーションをとれた気がしたんです。リハーサルなどで音楽的なディスカッションをしている時も私は楽器を演奏しないので、どこかで壁を感じてしまっていて。でも自分も楽器を持つことで、その輪に入れた気がしたし、絆がより深まったので、武道館ライブは思い出深いです。
あと武道館ライブで初めてアコースティックギターで歌ったんですけど、その時に初めてバンドメンバーと音楽に関してのコミュニケーションをとれた気がしたんです。リハーサルなどで音楽的なディスカッションをしている時も私は楽器を演奏しないので、どこかで壁を感じてしまっていて。でも自分も楽器を持つことで、その輪に入れた気がしたし、絆がより深まったので、武道館ライブは思い出深いです。