純情のアフィリアとは、全国展開中の魔法学院をテーマにしたコンセプトカフェ&レストラン『アフィリアグループ』から選ばれた10人のメンバーで構成された、学院型ガールズボーカルユニットである。志倉千代丸と桜井はるこのダブル・プロデュース体制のもと、ラッキィ池田が担当するユニークな振り付けを武器に2008年に“アフィリア・サーガ・イースト”としてデビュー。以降2013年2月には“アフィリア・サーガ”、2017年6月には“純情のアフィリア”へと次々とグループ名を改名。アイドルとしてステージに立ちながらも現役キャストとしてアフィリアの店舗で働くという、他にはない活動スタイルで注目を集める彼女たち。今年活動10周年を記念して3月から全国10カ所を巡るワンマンツアー「奇跡と魔法のクロニクル」開催が決定している純情のアフィリアからメンバーのクロエ、ミイミ、ベール、カナを迎えて、純情のアフィリアがいま『もっとも近い、会えるアイドル』といわれている理由、アフィリアの“純情”とはなにかを探ってみた。
──まずは自己紹介をお願いします。
全員はい。せーの、私たちは愛と勇気と魔法の乙女、純情のアフィリアでーす!!
カナ
今日もたくさんのラブコールをお届けします、カナです。
ミイミ
のんびり屋さんなツンデレガール、ミイミです。
クロエ
純情のアフィリアの美しき怪物、クロエです。
ベール
純情のアフィリアのみんなのヒーロー、ベールです。
──それぞれのチャームポイントは?
カナ
こう見えて毒舌なところ。
ミイミ
前歯です。八重歯が両方あるので前歯が出ちゃうところがコンプレックスなんですけど、私のことを応援してくれる先輩(=ファンの呼称)たちはそこを褒めてくれるので。
クロエ
意外としゃべりやすいところ。写真とかではそんなに笑わないから、近寄りがたい人と思われがちなんですが、会うと「意外としゃべるんだね」ってよくいわれます。
ベール
特撮オタクなところです。
──では、他の6人のメンバーについても教えてもらえますか?
カナ
リーダーのマホさんはママみたい。
ミイミ
“みんなの妹”っていうキャッチフレーズがあるんですけど、実際はみんなのママ。
クロエ
相談役をやってくれます。
カナ
ユミちゃんは年齢は下なのに、しっかりもので、意見をまとめたりしてくれます。
ミイミ
アンナちゃんは最年少で“もちもちバブちゃん”というキャッチフレーズがついててみんなに可愛がられてるんですけど、意外としっかりしてるところもあって。
ベール
楽屋を和ませてくれるムードメーカーでもありますね。
クロエ
セラちゃんはふわふわしてるんですけどちゃんと自分を持ってる人。
ミイミ
歌がすごく上手いです。
カナ
アミナちゃんは誰よりもダンスを憶えるのが早いんです。
ベール
カオリさんは英語がしゃべれてすごく頭がいいんです。MC中も博識が感じられるアフェリアのインテリ担当です。
ミイミ
長身でスタイルもいいんですよ。
──2017年に純情のアフィリアに改名して、どんなところが変わったんですか?
ミイミ
アフィリア・サーガ時代と比べると、表題曲がすべてメッセージ性があるものになりましたね。アフィリア・サーガはゲームやアニメのタイアップを表題にしてたので、アニソンぽいものが多いんです。でも、純情のアフィリアになってからはアーティスト性が強い曲が増えました。あと、歌が上手い子が増えました。
カナ
歌唱力が上がったので。
ベール
それまではなかったソロパートを各々がとるようになりました。
──なるほど。他のグループにはない純情のアフィリアの特徴というと?
ミイミ
曲数が多い。
カナ
グループ自体が10年続いてるので。
ミイミ
アフィリア・サーガ・イースト時代の曲から純情のアフィリアまでの曲すべて私たちは歌ってるんですよ。
クロエ
70曲を超えるぐらい曲があるんです。
──歌や振り付けを憶えるの、大変じゃないですか?
ベール
大変は大変でしたけど。
ミイミ
私とベールとアミナちゃんが一番最後に加入したんですけど。加入して2ヵ月後にはツアーだったんですよ。そのときは2ヵ月で40曲を憶えたんですけど。曲がいい曲ばかりだから、憶えるのが苦じゃないんですよ。
ファンの人からすると、曲数がこれだけ多いと「全部聴くのは面倒だな」って思うかも知れないけど、私たちがそうだったように、聴けば聴くほど好きになっていくと思います。
ファンの人からすると、曲数がこれだけ多いと「全部聴くのは面倒だな」って思うかも知れないけど、私たちがそうだったように、聴けば聴くほど好きになっていくと思います。
ベール
これだけ曲数があると可愛い曲もあればカッコいい曲、バラード、いろんな曲があるので、聴いてもらえば絶対心に刺さる曲があると思います。
──純情のアフィリアだけではなく、アフィリア・サーガ時代、アフィリア・サーガ・イースト時代の曲もさかのぼって聴いて欲しい。
全員そうです。
カナ
それだけの歴史を持ったグループなので。