──10年ですもんね。その他に、純情のアフィリアならではの特徴というと?
クロエ
普通のアイドルさんと違って、初めて観た人は「なんだ、このヘンテコな振りは」って思う曲があると思います。
ベール
ラッキィ池田先生に振り付けをしていただいた曲はとくにそうですね。
ミイミ
(最新シングルの)「起・承・転・結・序・破・急」ではお尻を叩く斬新な振りがあって。ライブでは、先輩たちも一緒に踊ってくれます。
クロエ
でも、純情のアフィリアになってからダンスも変わったと思います。これまでは誰でも真似できそうな簡単な振りが多かったんですけど、最近の曲は難しいんですよ。ダンスのレベルも上がったと思います。
ミイミ
(最新シングルの)「I WANT GROW」はダンスが一番難しかったです。間奏で曲のテンポが速くなるんですけど、それに合わせて激しく踊るところが。
クロエ
アフィリア・サーガでは間奏は煽りとかをする場合が多かったんですけど、純情のアフィリアはそこを踊るんです。人数が多いんで、フォーメーションダンスで見せるところは生で観ると迫力があると思います。
──ところで、みなさんがお客さんのことを先輩と呼ぶのはなにか理由があるんですか?
ベール
アフィリア王国という国があって、そこの魔法学院の生徒なんです。私たちは。
カナ
私たちは魔法使いの見習いで。
クロエ
ファンのみなさんはそんな私たちの先輩というコンセプトなんです。
ミイミ
アイドルの他にお店にも出るんですよ。ライブがない日はそこでお手伝いという形で働いてます。
──現役アイドルをやりながら?
全員はい。
カナ
元々私たちはそこ出身なんです。
ミイミ
店舗で働いてるキャストからアイドルになったんで。
カナ
国王さま(彼女たちのプロデューサー)から「アイドルにならない?」っていわれて(笑)。ホントそんな感じで声がかかるんです。
ベール
アイドルのステージに立ちながらもキャストとしてお店にも出てるところは、他のグループとは違うところだと思います。
──そうですね。店舗でも会えるんですもんね。
カナ
はい。アイドルは握手会とか特典会でファンの方との交流の場がありますけど、そこではそんなに深い話まではできないんですよ。でも、純情のアフィリアは店舗にも出るので、そこならゆっくりお話もできますし。
ベール
それがバー店舗だったら、一緒にお酒を飲みながらおしゃべりもできるんです。
ミイミ
アイドルと(微笑)。
──凄いですね!!
カナ
だから、私たちは2つの顔を持ってるんですよ。普段、ステージ上ではキラキラ輝いてるアイドルの女の子たちなんですけど、店舗に出てるときは素なので。
──店舗では距離が近い分、自然とそうなりますよね。
ベール
店舗では自分が応援してる子の素が見られるから、ライブには行かないけど店舗に出てるときは応援に行くという先輩もいるんですよ。
カナ
応援の仕方は様々ですからね。
──アイドルになっても二足の草鞋を履き続けている理由が分かりました。あと、グループ名が変わっていくところもみなさんの特徴ですよね?
全員たしかに!
カナ
学院型というコンセプトなので入門・脱退システムがあるので、メンバーも変わっていきますし。
──純情のアフィリアという名前を聞いたとき、みなさんはどう思いましたか?
カナ
最初は嫌でした(笑)。アフィリア・サーガってカッコいいし。
クロエ
私も名前を聞いて「ダサっ…アフィリア・サーガでよくない?」って思ったんですけど。曲を聴いたら、全部の表題曲に“純情”という言葉が入ってて。これはこれで統一されててカッコいいのかなって最近は思ってます。他のアイドルとは違った名前でインパクトもあるのかなって。
カナ
いまツイッターでは、メンバー全員が名前の前に“純情の”って付けてるんですよ。それもすごいインパクトで。
メンバーで話して決めてやったんですけど。そうしたら先輩たちもやってくださって。
メンバーで話して決めてやったんですけど。そうしたら先輩たちもやってくださって。
ミイミ
いまは“純情”も特徴です。
カナ
グッズのTシャツも“純情”って。
ミイミ
千代丸さんの筆文字で背中に入ってるんです。
ベール
インパクトが凄いんです。