Text:永堀アツオ
綾野ましろのふるさと、北海道・洞爺湖周辺の魅力は?
編集部:綾野ましろさん、ご自身のふるさとについて教えてください。
洞爺湖町出身なんですけど、私の住んでたところは有名な温泉街があるのとは反対側なんですよ。 街の方には車じゃないといけなくて、さらに田舎で、何もないところだったんです。
今後、洞爺湖親善大使を目指す地元民としては、洞爺湖の自然の美しさや温泉街は外せないんですけど、そこはオフィシャル的な要素であって(笑)。 すごく栄えているし、最近は海外の方が来てくれているので、洞爺湖にも爆買いのお客様用のドラッグストアも増えているらしいんですけど、私のオススメは、洞爺湖周辺に飾られている彫刻の作品ですね。 毎年、世界中からたくさんの作品が集まってきて、展示会が開催されたり、それを1つの場所で見せる式典があったりして。 そういう芸術的なところもすごく魅力的なので、それを見ながら洞爺湖を一周するのもオススメですね。
私もよく、浮御堂という、湖に浮かんでる石の道を歩いて行くお堂の周りで遊んで、“やき弁”を食べたりしてました。中華スープの素がついてて、湯切りしたお湯でスープが飲める、北海道限定のカップ焼きそばなんですけど、それをビエンナーレっていう式典で集まってくる彫刻のそばで食べてて(笑)。常にそばにあったので、最初はありがたみがわからなかったんですけど、離れてみると、こんなに素敵なものがそばにあったんだなって思って。湖や温泉はもちろんですけど、ぜひ、芸術面でも皆さんには楽しんでもらいたいなって思いますね。
あと、もう1つ、洞爺水辺の里財田(たからだ)っていうキャンプ場があって。そのキャンプ場周辺に秘密の道があるんですけど……すごく素敵な場所なので、ちょっと教えたくないかも(笑)。 森の中にある秘密の道が知りたい方は、イベントなどで会った時に直接、私に聞いてください!
編集部:アート作品を眺めながらカップ焼きそばを食べるなんて、遠足みたいで楽しそうです(笑)。里財田にある秘密の道も気になりますね。
綾野ましろさん、ありがとうございました!
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