帝国喫茶が、本日2月19日(水)に新曲「sha na naなjourney」をリリース。MUSIC VIDEOをYouTube Channelにて公開した。本作は3月19日(水)に配信とCDで発売される3rdアルバム「帝国喫茶Ⅲストーリー・オブ・マイ・ライト」からの先行シングルでベースの疋田耀が作詞作曲を手掛けた。耳に残る“sha na na”のシンガロングが印象的なイントロと「旅を歌う曲」としてポジティヴな歌詞とテンポのよいリズムがまだ見ぬ景色やワクワクする冒険を感じさせる仕上がりとなっている。公開されたMusic Videoでは帝国喫茶メンバーがカートゥーン風キャラクターとなり、世界を舞台にコミカルな大冒険を繰り広げている。ハプニングを乗り越えながら、ドライブに空の旅、海の冒険まで、次々と変わるシーンが楽曲とシンクロし、ワクワク感を演出。繰り返し観たくなる遊び心あふれるミュージックビデオの映像監督は、若手映像作家として注目され帝国喫茶の作品では9作目のタッグとなった髙木美杜が務めた。また、アニメーションは、アメリカンレトロな作風が特徴のアニメーターkkが2Dパートを担当し、VaundyやAdoのMV制作にも関わるNANON CREATIVEが3DCGを手がけている。
この曲は、自分の1番能天気な表情が存分に前に出せた気がしています。
『男はつらいよ』の寅さんや『水曜どうでしょう』の大泉洋さんのような、飄々としていてどこか風来坊な旅の人。そういう人たちが持つ雰囲気が昔から自分にも少しだけあって、帝国喫茶でそこを切り取った楽曲ってあまり無かったなと思ってチャレンジしてみた一曲です。バンドにとっても新しい面を見せれるような曲をリリースできたのはとても嬉しいです。
タイトル通り「旅を歌う曲」にしたかったので、何か面白い事やまだ見ぬ景色がこれから待っている事を予感させるような、ウズウズするシンガロングをイントロに持ってきました。
sha na naと言う言葉はフィーリングで付けたので、一体どこからやってきたどう言う意味なのかあまり自分でも分かっていません。が、頭で考えすぎず流れに身を任せるのもたまには良いなと思わせてくれるクセになるシンガロングだと今では思います。
帝国喫茶で自分が書いてきた楽曲にはかなり振れ幅があって、そこには色々な気持ちや思いを音楽に乗せています。何かに対して真剣になった時に感じた気持ちや、遊びに出かけた時にフッと思いついたアイデアまで。振り返って考えてみると、自分は「真面目も遊びも誰より本気」でいたいんだろうなとこの曲の歌詞から改めて気づくことができました。
旅やドライブでどこかへ向かって風の吹くまま…そのイメージをなるべく保ちたかったので、制作期間にフッと思いつきで曲のデモを聴きながら実際に1人で登山に行ったりもしました。頂上にはちょうど見頃のススキ野原が広がっていて、とても綺麗でした。
今思えば、この曲を書いたからこそ自分はその景色を見れた事になります。まるで自分が書いたこの曲が自分を連れて行ってくれたような、あまり味わう事のない貴重な体験ができたのが思い出深いです。
ツアーで各地に行くのは文字通り全国津々浦々の旅みたいで、これから沢山の街でこの曲と旅をして、お客さんや自分たちが音楽を通してお互いの気持ちを共有したり共鳴する、そんな綺麗な景色を見に行けるのが僕は今からとても楽しみです。
さらに、アルバムを引っ提げた全国ツアーの開催も決定。ワンマンツアー2025「ストーリー・オブ・マイ・ライト」と題し、5月から全国8カ所を駆け巡る。発表と併せてチケットのオフィシャル最速先着先行もスタート。先に発表されている4月の自主企画イベント「喫茶店の日2025」とツアー、どちらも新曲披露を含んだ見逃せないステージを予定しているので早めにチェックをして欲しい。