今、最もロックなエリアとして注目されている五反田。その一番の要因となっているのが先月、開幕した「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」。アジア唯一の開催地ということもあり、近隣諸国からの来場者も多いという。世界で最も影響力のあるロックバンドが自らプロデュースするこの企画展は、バンドメンバーが狭いアパートで共に暮らした部屋を完全再現した初期の時代から、世界のエンターテインメントをリードする存在になるまでの壮大な物語を追体験できる貴重な機会。中でも注目なのが、ファッションとアート。アレキサンダー・マックイーン、プラダ、ディオール、グッチ、エディ・スリマン、オジー・クラーク、ローレン・スコット、ジャン・ポール・ゴルチエ、マイケル・フィッシュ…。1960年代から現在に至るまで、超一流デザイナーたちが手がけた衣装がずらり。アートでは、アンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ベイリー、ジョン・パッシュ、ウォルトン・フォード、シェパード・フェアリー、マイケル・クーパー、クリスチャン・パイパー、ロバート・フランクなど、名だたるアーティストたちが手がけた190点以上のオリジナル・アートワーク。その他、バンドメンバーが実際に使用した楽器の展示や、体験型ミキシングコーナー、貴重な映像が流れるプロジェクションルーム、そしてクライマックスに待ち受けるのは……
そして、平成の時代も残すところ、あとわずか。そこで新たな企画が発表された。「平成に生まれた人」は「平成最後の3日間、入場無料!」というなんとも太っ腹な企画。平成生まれの人は、身分証を持って、五反田に行ってみては。そして、平成生まれのご子息ご令嬢がいるストーンズ世代の方、お子様の分は無料になるため、ぜひ連れて行ってストーンズの魅力を語ってみてはいかがだろうか。
[※2019年4月28日(日)~30日(火)の3日間、平成生まれの方は、終日入場無料。必ず身分証明書をお持ちください。]