シクフォニ(SIXFONIA)、結成2周年でたどり着いた、満員の幕張メッセイベントホール2days! “カオス”なステージでファンを魅了

ライブレポート | 2024.11.01 17:00

SIXFONIA One Man Live【Six-tuation】vol.Ⅰ -CHAOS-
2024年10月27日(日)幕張メッセ 幕張イベントホール

8月にグループ結成2周年を迎えた6人組歌い手グループ“シクフォニ(SIXFONIA)”が、10月26日と27日に千葉・幕張メッセイベントホールで2ndワンマンライブ『SIXFONIA One Man Live【Six-tuation】vol.Ⅰ -CHAOS-』を開催。27日は初日とは異なる曲順でステージを展開、最後には2025年に1stライブツアーを開催することを発表してファンを喜ばせた。

OPムービーを経て、メンバーカラーのスポットライトを浴び、後ろ姿で登場した6人を会場の大歓声が出迎える。まずは10月5日に公開されたばかりの新曲で、「-CHAOS-」をテーマにしたこのライブの主題歌とも呼ぶべき「Sledgehammer」を繰り出した。美しさと禍々しさが共存した同曲。どこかいびつな愛情を観客に浴びせかけ、このライブの世界観の濃厚さを指し示した。

ビジョンにMVを映し出しながら、ステージではダンスパフォーマンスを繰り広げ、次々と楽曲を展開していった6人。昨年のオリジナル曲人気投票決定戦1位に輝いた自己紹介ソング「SHALL WE GONG!?!? -1st battle-」では、それぞれの個性溢れるラップで会場を圧倒。息の合ったダンスパフォーマンスでも魅せ、ワイルドなカッコ良さを見せつける。「しっくす。」では、椅子に座ったかたちで妖しくセクシーにダンスを繰り広げた6人。聖人組“すちみこ”(すち/みこと)が、あわやキスしそうになるパフォーマンスには、会場が大歓声で包まれた。また、続く「MeDi信」では、ステージを転げ回りながら絶叫する。闇デレ曲の2連発で、最後は6人がぶっ倒れてしまった。

ここで何と「メンバーの消失により本日の公演はこれで終了させていただきます」というアナウンスと共に、ビジョンにはエンドロールが流れ始める、何ともカオスな演出。実は「しっくす。」の前のミニMCでも、トーク中にマイクが切れるハプニングが起きるという、ミニカオスな演出があった。この日のライブは「-CHAOS-」と付く通り、何かカオスな展開が起きるたびに場面が展開し、別のドープな世界観が繰り広げられていくといった趣向。

ビジョンに「反撃は終わらない」との文字が映し出されて再開したライブは、ソロコーナーに展開し、メンバーそれぞれが作詞した楽曲を披露していった。「昨日に負けないくらいの声を聞かせて!」と声をかけ、アッパーなロックチューン「Breaking down」をワイルドに繰り出したすち。間奏では「歌わなくてもいいから、自分の楽しみ方で楽しもう。一生の思い出にするぞ」と熱く訴えかけた。続いて雨乃こさめは、「盛り上がってますか?幕張メッセ!」と声をかけながら登場し、ポップでフワフワとした可愛らしさを持った「Rainy Journey」を披露。雨と傘をモチーフにしたイラストの映像をバックに映し、客席に手を振ったりしながら可愛くパフォーマンスした。また、不敵な笑い声と絶叫で、狂気的なステージを展開した暇72の「鏡鬱し」。ステージをフラフラと歩き回りながら、ダークな世界観あふれるパフォーマンスで観客を圧倒した。

すち

雨乃こさめ

暇72

みことのソロ曲「Juliet」では、「後ろの方まで見えてるよ!みんなと会えるのを楽しみにしていました。最後まで楽しんでください」と、会場のジュリエットたちに声をかけ、ファンタジックな世界観を展開。最後は跪いて指輪を渡すポーズで締めくくった。いるまはヘヴィなビートのソロ曲「Villainous」で、ゴリゴリのラップを披露し、「俺はヒーローじゃない。誰が邪魔しようと、このグループと俺を選んだお前だけは最後まで愛し続けてやるよ」との言葉で熱くメッセージを伝えた。そしてLANのソロ曲「Flags」では、ハイトーンボイスを響かせながら、自分を信じることの大切さを伝え、観客は手を左右に揺らし、クラップでそれに応えた。

みこと

いるま

LAN

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