DI:GA ONLINEでは全13公演のライブフォト&ASH DA HERO本人によるレポ&セットリストを掲載致します!
「GOD SAVE THE ROCK AND ROLL」と題した今ツアー。タイトルに込めた意味は「ロックンロール万歳」。(以下GSRR)
ロックンロールはお前のスマホの上で鳴ってんじゃねえ。現場で鳴り響いてんだ。
早いものでこのツアーもいよいよクライマックスシリーズに近付いて来てます。
ツアー9本目は初上陸の宇都宮!CDリリースの度にいつも熱い応援をして頂いている栃木。
やっとライブしに来れたよ!待たせたな!
会場はパンパン!すげーな宇都宮!
沢山の人が集まってくれて、最高に嬉しかったです!
ちょっと嬉しくてね。本番ギリギリにモニターを観ながらマネージャーに
ASH「これさ、客席からフロア割ってステージ行っちゃおうよ。凄い夜になると思うから」
マネ「それ間違いないね!緊張してきた!」
もう、そうなったらスタッフもウキウキね。
本番6分前に急遽決めたもんだから全てがリアル。
そういうの普通はリハやなんかで時間測るもんだけど、ぶっつけよ。アドリブ。
1曲目に間に合わなかったらそこで、ジ・エンド。
スリルがあるだろ?
アドレナリン、バックバクね。
久々のプロレス入場。
これもまたライブハウスならではの演出。
カメラマンも付いてきちゃうし、物販のスタッフも来ちゃうし。ハッハー!だよ。
最高よね、この感じ。理屈じゃねえんだ。瞬間芸術。みんな衝動で動いてる。カメラを止めるな!ロックンロールを止めるな!
みんなのビックリした顔、最高だったな!
時間ピッタリ、「ロックンロールショウへようこそ!」決まった。完璧だったね。
最高にロックンロールだったろ?
そんな感じで、もうアタマっから沸点。
ボッコンボッコン沸騰して、最後は全て水蒸気になったね。
帰り、雨が降ったでしょ?
アレは俺たちの沸かした熱気が空まで届いて、雨になって降ってきたんだよ。ロマンティックだよな。
数ある選択肢の中からこの場所を選んでくれて本当にありがとう!一人一人に感謝と愛を込めて。最高の夜だった!
この日は可愛い弟分Lenny code fiction(以下、親しみを込めてLenny)と一緒に乗り込みました。
今ツアーの13本中、4本Lennyと一緒の日があって、今回は3本目。
回を増す毎にLennyとASHチームの絆はどんどん強くなるし、Lennyのライブが毎回脅威を感じる程キレているので、俺もいつも以上に本気になっちゃうのよね。
凄く刺激されるの。アイツらリハからバチバチだから。こっちもバチバチね。相乗効果。
例えるなら、僕の中でのLennyのイメージって、新撰組なんですね。壬生狼。
ボーカルのワタルは土方歳三。ギターのソラちゃんなんて完全に沖田総司でしょ?ベースのカズくんは斎藤一。ドラムのカンちゃんは永倉新八。
みんな剣術の達人みたいな、凛とした狂気を持ってるわけさ。
で、対するASHは、矢吹丈(あしたのジョー)みたいな。素手でいきます!みたいな。笑
だから無論プライベートでも遊ぶくらい仲は良いし、兄貴兄貴って慕ってくれる可愛い弟なんだけど、ステージではもう「新撰組 vs あしたのジョー」みたいな世界なわけです。
そこはバチバチね。ヒリッヒリ。
上下なんか関係ないのよ。
ステージで本気なヤツ。そういう奴らだからこのツアー、一緒に回ってるし、だからこそLennyがいる日のライブは、いつも以上に色んなミラクルが起きる。
この日のLennyのライブもマジでいいライブだった。結構ジェラシー感じるくらいに。
画面から伝わってきたよ、「俺らの方がカッコいいだろ?」ってのが。
日本刀でバッサバサ斬りに来てる感じ。
モニター見つめながら、「いいねえ。さあ俺はどうでようか?」って、ニヤリとするわけ。
で、冒頭のシーンに至るのよ。
お前らがそう来るなら、俺はこう行くぜ!っていうね!
そういう、両者のいいバチバチ感があるからこそ、お互いがっつり更にリスペクトし合えるし、フロアの空気もそれに呼応するようにどんどん高まる。
こうなった時のライブハウスってのはもう、どんな場所よりも凄いパワースポットだよね。マジで。超常現象みたいな事、沢山起こる。
Lennyのファン、ベイビーズ(=ASHのファンの呼称) みんなで作り上げた宇都宮の夜は、灼熱の酸欠天国。正に「ヘヴンズ・ロック」だった。
天国ってのはこんな気分なんだろうな。
と、そう思った。
真っ白だったんだよ、ほんとに。
最後の方は本当に綺麗な、美しい真っ白な景色だった。
ラストの曲では、殆ど意識の外で歌っていたね。気を抜いたら倒れそうになるくらい。凄いね、この感じ。倒れてもおかしくなかったよ。
実際、ライブ終わって袖で暫くぶっ倒れたまま、動けなかったもんね。酸欠ってだけじゃあなくてね。ジンワリとしてたわけだ。
みんなの歌声に抱かれながら、このままステージの上で眠ってしまいたい。
と思う程、最高に気持ち良かった。
抱きしめ合えたな。凄く激しく抱き合った感じだ。息も出来ないくらいに激しく。これはどんなセックスよりもアルコールよりも最高だよ。本当に。
ライブ終わりのテンションのまま、少々刺激的な文面にはなりましたが、今回のライブレポートも、ライブの熱をそのまま真空パックでお届けしました!
留守番組にも届け!
よう現場組、一緒に届けてくれ!
赤い旗がはためく俺たちの解放区は、いつでも君を待ってる。いつでも会いにこいよ!さあ、明日も胸張っていけ!
それじゃ、また必ず笑顔で会おうぜ!
あなたのヒーローASHでした!
灼熱の天国と化したロックンロールショウは第10夜、初上陸、水戸へと転がっていく!
よう、一緒に納豆食いに行かねえか?
SET LIST
01. GOD SAVE THE ROCK AND ROLL(NEW)
02. からっぽの街
03. WAKE UP ROCK AND ROLL BAND
04. シャニカマ
05. 存在証明(NEW)
06. いつかの街で
07. Everything
08. STAY FREE
09. Never ending dream
10. HERO IS BACK 2 feat. 航 from Lenny code fiction
11. 反抗声明
12. YELLOW FEVER DANCE
13. HERO
14. Prologue