今回の『HIT THE SPOT』っていうタイトルにはいろんな思いを込めてて。『今まさに欲しいもの』とか『これに限るね。申し分ないね』とか、いっぱい意味が含まれてる(LINA)
──今年はどんなライブになりそうですか?
NANA
世の中的に90年代にスポットが当たってたりして、私たちの先輩の荻野目洋子さんも『ダンシング・ヒーロー』があって、DA PUMPの『U.S.A.』があって……今すごいんですよね。90年代=ユーロビートってなったら、『え、私たちいっぱい曲ありますよ!』と思って。だから、今回はライブでその感覚を楽しんでもらおうと思い、初期のユーロビートを中心に、みんなで一緒になって歌って踊れる曲を並べて、参加型の、みんなでひとつになれるライブにしようって話してます。
MINA
イケイケドンドンです。
REINA
私、子育てしていて、セットリスト決めの時に参加できなかったんですけど、メニューをいただいた時に『え、これ歌うの!?』って、歌う本人もびっくりするくらい、なかなかお披露目することがない曲があったりして。たぶん、すっごい楽しいです。自分たちも、振り起こし頑張らなきゃいけないなっていう部分がたくさんあるので、気合を入れていきたいなって思ってます。
LINA
今回の『HIT THE SPOT』っていうタイトルにはいろんな思いを込めてて。『今まさに欲しいもの』とか『これに限るね。申し分ないね』とか、いっぱい意味が含まれてるんですけど、去年の5月から1年半以上空いちゃったので、私たちもそうなんですけど、きっとファンのみんなも、ライブがそろそろ恋しくなってきたんじゃないかって思うんですね。ファンのみんなも今まさにほしいものがMAXのライブなんじゃないかなっていうことで、このタイトルにしてて。で、ライブを観て、やっぱりステージの上で踊ってるMAXってカッコいいよね、歌って踊るMAXってこれに限るねっていう思いも持ってもらいたい。あと、ライブを観たあとにもう満足、申し分ない!っていう思いになってくれたらいいなと思ってつけたタイトルなので、まさに三段オチ?
3人オチ!?(笑)
LINA
なんていうの?(笑)三段トピックス?三大トピックスかな?そんな感じで楽しんでもらえたらいいなって。1つじゃ終わらないってことですね!
NANA
終わらないね。ファンの人たちももちろんだけど、初めて来る人もどこかで聴いたことあるなっていう曲が並んでるので、きっと楽しめるんじゃないかなと思いますね。
──「TORA TORA TORA」からやるぞってことですよね。
NANA
そうなんですよ。もう10代の時の曲から40代まで、ずっと同じ曲も歌ってるんですけど、やっぱりその時その時で体力も違いますし、歌詞も年代によって違った印象を受けたり、踊り方もマイナーチェンジをしてて。10代の頃はガツガツ前へ前へって感じだったのが、今はどちらかというと引き付けるっていう踊り方になっていたりだとか。見た目はそんなに変わらない感じでも、少しずつ変わってる、みんなが醸し出す雰囲気とかもちょっとずつ違うと思うので、そういうのも楽しんでもらえるように、体力もちょっと落ちてるのがバレないようにしたいです(笑)
LINA
いい意味で力を抜いてね。過去のダンスを振り返って、たまにみんなでしゃべると、NANAさんが1個気づいたことがあって。10代の頃のユーロビートの時って、私たち10代だからパワーがあるじゃないですか。振り付けの先生は年上の人が多くて。パワーがあったから全然平気だったんですけど、今は私たちも年齢が上がって、振り付けの先生が自分たちより年下になってて。だから、デビュー当時の振りより今の振りのほうが踊りはハードなんです。ていうことに気づいて。
NANA
そしたら意外に、前半の踊りのほうが今でも全然楽で、最近の後半の踊りは、もう信じられないですよ!なんで私たち歳を重ねていくたびにハードワークになってるんだろう!って(笑)
MINA
でも、ファンのみんなはそうやってギリギリで頑張ってるところが好きみたいだからね(笑)。余裕を出してる感じよりも、うわーってエネルギッシュに、これでもかこれでもか!って見せてるほうが盛り上がってくるというか、満足してくれる。だから、それにも応えなきゃいけないし。
NANA
ここ最近のライブはほぼチャレンジャーですね(笑)。自分たちでセットリスト並べてる時も、観てるほうの立場として並べるので。これはできるとかじゃなくて、こういうの面白いよねっていうところから合わせていく。だから、最初のリハは辛いんですよ(笑)。なんでこんな並べ方したんだろう!って。
LINA
リストアップして順番に曲を並べていくだけで、ちょっと苦しさを感じるもんね(笑)。ここいける……?みたいな(笑)。やるっきゃないよね!みたいな感じで。つねに体力も挑戦で。だから楽なステージって組んだことないです、逆に。
インタビュー後編はこちら!
≫ MAX、オリジナルメンバーの4人でワンマンライブ開催!「新しいMAX」としての挑戦とは?<後編>
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