──そうして、次に向かうのは初の日比谷野外大音楽堂ワンマンですが。晴れそうですか?
神田ジョン(Gt)
晴れます!! 嘘。
堀江晶太(Ba)
晴れませんよ。
神田ジョン(Gt)
カッパ必須です。
生田鷹司(Vo)
ただ、ここ最近は…。
堀江晶太(Ba)
降ってないね。
神田ジョン(Gt)
Zeppは降ってないからね。
新保恵大(Dr)
BLITZ以降あんまり降ってないんですけど、それまでのワンマンは全部雨!! しかも、ただの雨じゃなくて、かなりガチ目な雨(笑)。楽器搬入で毎回ビショビショでした。最近はちょっと払拭しつつはあるんですけど、基本的には雨バンドです。なのでカッパは必須。
──ペンギンとして野外はこれが初ですか?
新保恵大(Dr)
大阪野音でやったイベントに1回出たことがあるんですけど。そのときも…。
堀江晶太(Ba)
大雨。
新保恵大(Dr)
ペンギン終わったら晴れました。
──本当ですか?
神田ジョン(Gt)
これが本当なんです。でもほら、雨が降ると日焼けの心配はないですから(笑)。
──野音はどんなライブにしたいですか?
堀江晶太(Ba)
個人的にこの間のZepp DiverCity(TOKYO)を観にきた僕の知り合いがいってくれた言葉のなかで、一番嬉しかったのが「ペンギンは変わらんね。いつも通りだね、君たちは」という言葉。デカイところでやっても小さいライブハウスでやってるような熱苦しさがあって。小さいライブハウスでやっても、大きな会場でやってるようなスケール感が見える瞬間がある。それがどこにいっても変わらんっていうバンドであれば、それが一番嬉しいので。野音は普通のライブハウスとはまったく違う場所で、いろんな思い入れはあるけど、最終的にはペンギンはペンギンなんだと思ってもらえたら一番かなと。
──野音のタイトルにはどんな意味が込められてるんですか?
堀江晶太(Ba)
昔の映画で『ベイブ/都会へ行く』というのがあって。全国ツアーのタイトルだったら<ペンギン地方へ行く>とかどうですかって、俺毎回提案してるんですけど、毎回ボツになってて(笑)。今回は野音だったから<ペンギン野音へ行く>はどうかっていったら、やっぱり微妙な反応で(微笑)。それならまだ英語のほうがってことで<ペンギンゴートゥーヤオン>にしたら、いまいち語呂が悪いと。じゃあ文法的にはおかしいけど<ペンギンゴーヤオン>にしようと。ゴーヤが入ってるけどいいかと。
生田鷹司(Vo)
言い方によっては<ペンギン・ゴーヤ・オン>にもなっちゃうけど。
神田ジョン(Gt)
これで決まっちゃいましたね。
──HPでは終演時間まできっちり公表されてましたね。
堀江晶太(Ba)
他のライブハウスと違って、野外の特権でもある“日没”という素晴らしい演出が使える訳じゃないですか? ライブが進むにつれてどんどん暗くなって、日が暮れていく。個人的にはそこも野音のライブで楽しみにしているところなので。そんな時間の演出もあるよという意味も込めて。
──野音で新曲は聴けそうですか?
堀江晶太(Ba)
7月7日からオンエアが始まるTVアニメ『ゾイドワイルド』という作品の劇中挿入歌『WILD BLUE』と、エンディングテーマ『少年の僕へ』を担当するので、もちろんそれはやります。おそらく。
──分かりました。では最後に、野音に向けて一言メッセージをお願いします。
生田鷹司(Vo)
PENGUINE RESERCHのライブはみんなで一緒に作り上げるライブ。今回は僕らにとっては初めての野音。ペンギンをいままで観たことがある人も観たことがない人も、夏に外に出て、冷たいビールなんか飲むと気持ちいい時期なので、気軽な気持ちで来てもらっていいと思うんですよ、僕らのライブは。楽しみ方は人それぞれなので、手をあげたいとか叫びたいとか全然やってもらっていいし。初めてで緊張してる人は無理にしなくていいし。そういう人は心の中でやってもらって。そうして「今日はよかったな」、「楽しかったな」って最後帰るときに笑って帰ってもらえたら、僕は最高だと思うので。初の僕らの野外ワンマン。めちゃくちゃ楽しいものにしたいと思うので、ぜひみなさん遊びに来てください。
新保恵大(Dr)
ライブは室内のライブハウス、普段の生活も室内ばかり。僕ら、引きこもりが外に出るので、倒れないように頑張ります。引きこもりが野音に立つ、その様を。虫に怯えながら自然と戦うひきこもりを見てください(笑)。あと、カッパを忘れずに持って来てね。
神田ジョン(Gt)
バンドマンとして野音というのは憧れなので、そこでいいライブができるかどうかはロックバンドとしての器が問われるところ。なので、その器たりえるライブをしますので、ぜひ観に来てください。
堀江晶太(Ba)
個人的にPENGUIN RESEARCHをどうしていきたいかというところで、まだ僕らは結成して2年ぐらい。だから歴史は浅いんですけど、それなりに僕らもお客さんもいろんな思い出があるんじゃないかなと思ってて。であれば、もっともっとこのバンドを続けて。あるとき、人生を振り返ったときに大切な日として「こういう日があったな」って、一生覚えててくれるような思い出になるようなライブが野音できたらいいなと思ってます。
柴﨑洋輔(Key)
初の野外なので、天気がよかろうが悪かろうが自分自身もどんなものができるか楽しみなので、みんなでいい思い出を作れたらいいなという思いでがんばります。
PRESENT
サイン入り「PENGUIN QUESTツアーファイナル@Zepp DiverCity TOKYO」ラミネートパスを3名様に!
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