四つ打ち、好きよ?ビートの中でいちばん好きよ?(金澤ダイスケ)
──『YOTSU-UCHI FANTASY』にちなんで、おひとり1曲ずつ、自分が好きな四つ打ちの曲を挙げていただけますか。
安部ええっ?事前に言っといてくださいよ!
山内ほんまやわ!ありすぎてねえ。
安部……ちょっと時間もらっていいですか?
山内俺も探そう……(全員、スマホを見たりして考え始める)
安部……俺、「Rock The Casbah」(THE CLASH/1982年)にしようかな。
山内ああっ!とられたあ!
伊東決めた。TALKING HEADSにします。
山内ああっ、それもとられた!
伊東後期TALKING HEADS。『Remain In Light』(1980年)の中の曲とか。
安部これたぶん俺ら、けっこう説得力あるよね?
──ありますね。どちらもロック・バンドがダンス・ミュージックを取り入れ始めた最初の時代。特に「Rock The Casbah」は、いろんなバンドのお手本ですよね。
安部そう、SPARTA LOCALSの「ピース」っていう曲は、モロにあれからの影響です。
山内俺、どうしよ……でも、かかってたらもう絶対ノッちゃう曲って、「September」かなあ。(Earth,Wind&Fire/1978年)「ああ、またかかってんな」っていう感じやけど、やっぱりすごいのよ。身体が動く。
加藤僕は、CHICにします。
山内お、近いとこで来たね。
加藤曲は……「GOOD TIMES」(1979年)って四つ打ちだっけ? (iPhoneで曲をかける)あ、大丈夫だ。「GOOD TIMES」にします。
金澤あと俺だけかあ……全然出て来ない……なんかない?
──全員、金澤のために次々と曲を提案するも、すべての案に本人が「それ!」と答えるため、却って決め手が見つからないまま20分経過──
山内決まらへんなあ。でも四つ打ち好きなはずやねんけどね、ダイちゃん。
金澤うん、好きよ? ビートの中でいちばん好きよ?
加藤YMOとか違う?
金澤あ、YMOだ!
山内そうや! コピー・バンドやったやん。
金澤うん。企画もののライブでやったんです。YO-KINGさん、(奥田)民生さん、スパゴーのヤックさん(八熊慎一)、OKAMOTO'Sの(オカモト)ショウくんと一緒に。僕、小芋哲哉って名前で。
安部はははは。じゃあ、曲は?
金澤「RYDEEN」?(1980年)
金澤以外全員(爆笑)
安部いいねえ!いいと思う、YMOって言って「RYDEEN」出す感じが。
──では最後に、『YOTSU-UCHI FANTASY』の楽しみ方をご指南いただけますか。
安部難しいですねえ……まあでも、『YOTSU-UCHI』って付いてるぐらいですからね。騒いで踊ったらいいんじゃない?って思いますけど。そういう感じになると思いますけどね、スパルタとフジファブリックが一緒にやるっていうことは。
山内前にやった時から時間も経って、熱量もどんどん増してる2バンドやと思うので、それを素直に感じてもらえたら。やっぱり緊張はしてます。楽しみですし、生半可な気持ちでできるライブじゃないな、っていうのはあるので。
──来てくれるみなさんに、何か公約するなら?
安部うーん……じゃあ今決める? なんか一緒にやる?
山内いや、絶対一緒にやった方がいいような気がする。いつもそれで問題になるのは、ベースふたりってどうなんだろう?っていう(笑)。
安部今回に限ってはあれじゃない?「ベースふたりが歌う」じゃない?
加藤(間髪入れず)いやいやいや!
安部(笑)。でも、何か一緒にやれたらいいですね。前の2回の頃は、まだそんなことやる感じでもなかったんですよ、わりとバチバチの対バンで。
山内「絶対負けねえ」みたいな感じだったしね。でも今回は、一緒に何かできそうな気がする。
安部あ、ドラム、BOBOさんはやめてね? 素人みたいなドラムにしてね(笑)。
伊東でも、誰が来てもイヤやもん、フジとやりよるドラマー(笑)。どの人もすごいし。
>>終始和やかな雰囲気で行われた「YOTSU-UCHI FANTASY放談」。
5月23日(水)の「YOTSU-UCHI FANTASY Ⅲ」では貴重なコラボも観られるかも?!当日までお楽しみに!
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撮影協力:下北沢 近松
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