──TGMXさんが今回Riddim Saunterが再始動するのを知ったのは、いつ頃だったんですか?
TGMX一昨年くらいかな、だいぶ早い段階で教えてくれて。FRONTIER BACKYARDのライブに太一が来て、「リディムやるんです。ライブに出てほしいです」って。その時はめちゃくちゃうれしかったですね。ただ、1年間ってきいて、「なんで!?」とは思いましたけど。でも、もう観れないと思ってたから、単純に観れるのはうれしいですよね。友達だったっていうか、なんだったら巻き込んだ方なんで。解散の時のライブとか(2011年9月3日、中野サンプラザ)、あんま覚えてないんです。もうイヤで、酒いっぱい飲んで、忘れたくて。だから、ハッピーすぎるぐらいハッピーなニュースだな、と思って。しかもこの間のシェルターの日に、そのストーリーをきいたら、いいな、と思って。俺らも出て、チャーベくんも出て(CBSMGRFCとして弾き語りで出演)。リディムの最初ってこういうことだったな、っていうのも、この日、思い出せましたし。
田中さっき話したNiw! Recordsの最初のコンピ(『Niw Stocks』)のレコ発も、シェルターだったんです。そういうのもあったし、もともとそこでよくやっていた、Niw! Recordsのメンバーでツアーの初日をやれたっていうのは、とてもストーリーあるな、と思って。
──復活のきっかけになったBRAHMANのフェスも、先日のBACK DROP BOMBとの対バンも、今回のSCAFULL KINGとの対バンも、全部ストーリーがあるんですね。
古川ストーリーでしかないですね。
田中それがないものをやってもしょうがない、っていうのもありますね。
TGMXBRAHMANに尽未来祭を誘われてる時、僕は目の前で見てましたからね。(新代田)FEVERで。TOSHI-LOWが僕にSCAFULLを誘ってくれて、その話をしている時に太一がいて、「おまえらも空けとけよ」って言われてて。リディムが10年前に断ってるのも知ってたんで、「ああ、これは冗談じゃない、すごいことになるかもな」と思って。
田中僕はその場にはいなかったんですけど、楽屋とか酒の席でRiddim Saunterを誘ってくれる話というのはずっとあって、ありがたいと思いながらも断ること前提で話を聞いていた14年間だったんです。その思考停止みたいなことに自分で疑問を持ち始めた時期と、TOSHI-LOWさんからの正式な連絡が重なったというのが、またやることを決めた理由です。
Riddim Saunter再始動の感触は
──Riddim Saunter、ライブを何本かやってみて、今のところ、いかがですか?
田中変な話ですけど、楽しいですね、やっぱり。いいバンドだなとも思うし、今がいちばんいい、という感覚があります。14年前のよかった時期を、自分的には超えられてる気はするので。毎回のライブでそれを感じながら完走できてこそ、この1年が意味を持つと思ってます。
古川あと、ツアーに行って思うのは、この15年、Riddim Saunterが解散して以降の活動でやってきたことが、今こうやってつながった時に、また違う熱量になって返ってくるのが、すごいおもしろくて。僕と寛がKONCOSでやって来たこと、啓史がソロでやって来たこととかが、ここで集まった時に、昔はなかったグルーヴが生まれているというか。というのは、このツアーを2〜3本やってみて、東京以外のところに行った時に思う。各地のミュージシャンとか、各地のお客さんと、昔はできなかったような音楽のやり取りとか、音楽の話ができているので。今までなかった感覚でしたね。
──寛さんはいかがですか?
佐藤いや、僕もすごい、良い感触しかないんですけど。ライブもそうですし、この前レコーディングしたものに関しても。一緒にスタジオで、バンドで曲を作ってる段階で、各々の力だったり、スキルだったり、知識だったり、いろんなものがレベルアップしてる感じがあって。
古川レベルアップしたんですか?(笑)。
佐藤少しずつ少しずつ貯まってきたものがある。それを感じられるのも、すごい楽しかった。ライブに関しても、ここ(古川と佐藤)は、KONCOSでずっと一緒にやってるんですけど。他のメンバーと一緒にやっている感じも……たとえば啓史が歌ってる後ろ姿を見ながら弾くとか、みたいな感じを楽しんでます。
古川一緒にやってると言っても、KONCOSでは僕はキーボードなんで。
佐藤うん。だから全然違うよね。
──TGMXさんは、今のリディムのライブを観てどう思われました?
TGMXライブに関しては、変わらず、なんつうんだろうなあ……嫉妬する。「ああ、ずりいなあ、これがリディムのいいとこなんだよなあ」っていう感じですよね。ジェラシーを持ってるバンド、他にもたくさんいるんですけど、リディムにしかないジェラシーの部分があって。それはたぶんひとりじゃできなくて、この5人が揃った時だよな、っていう。それがバンドの良さじゃないですか。それを確認できたことと、あと新曲に関しては……去年、SCAFULL KINGで新曲を出したのですごく注目をしていて。Riddim Saunter像っていうのは、本人たちも絶対わかってると思うんですよ。自分たちの得意なとこはどこか、っていうのは。それを敢えて焼き直してやっているのか、それとも各自が14年間貯めてきたアイデアを活かして、新しくやってるのか、すごい知りたくて。スキャフルに関しては、特に新しいことはしないようにしているんですよ。で、僕の中では、逆にフロンティアでは新しいことやろうというふうに完全に棲み分けをしていて。KONCOSで太一と寛がやっているのと一緒で、俺もスキャフルではトランペット、FRONTIER BACKYARDではシンセサイザーをやっているので。
古川ああ、そうですよね。
TGMXフロンティアやってる時は、スキャフルのことをまったく思い出さないんですよ、俺もタダアキ (福田"TDC"忠章) も。逆にスキャフルやってる時は、フロンティアの話には一切なんない。たぶん同じだと思うんだけど。
古川確かに。
TGMXこの間のシェルターの時も、「どっちに振るのかな」と思いながら観たんですけど、新曲がすごいよかったから。KONCOSの良さと啓史の良さが混ざったような、新しい、ソウル・ミュージックっぽいのを聴けたのがよかったな、と。
古川最高にうれしい解説です。
TGMX四つ打ちの、いわゆるザ・リディムじゃない方を、僕は今は聴きたかったからすごくよかった。
メンバー1曲ずつって設定もすごく惹かれました。
メンバー1曲ずつって設定もすごく惹かれました。
古川いや、音楽家の人のこういう意見っていうのが、やっぱりいちばんうれしいですね。
──でもTGMXさん、さっきおっしゃってた、「1年? なんで!?」っていうのは?
TGMX(笑)いや、でもあれだよね、1年やって「楽しかった」で終わるのが一番いいと思う。最初は、1年って期限をつける意味がわかんねえな、と思ったんだけど。でもその縛りが、本人たちにはやりやすかったんだろうなって思います。またいつか一緒にって心の奥には持っています(笑)
田中めちゃめちゃやりやすいっすね、決まってる方が。今も、解散している中の1年だから。なかったものが1年ある、っていうポジティブな方を感じてもらいたいです。「1年しかない」っていうネガティブな方じゃなくて、「1年あった」っていうことの方が重要というか。
TGMXああ、そうだね。
田中っていう気持ちでやってます。
TGMX14年後もやる、っていう縛り、どうっすか?
田中・佐藤はははは!
古川その約束いいですね。じゃあ、もう一回スキャフルとリディムで。
TGMX俺たち、生きていればね(笑)。みんなが楽しく生きていれば。
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