──田上さんのSCAFULL KINGは、バリバリは動かないけど止まりはしない、というペースで、ここ何年かは続いていますよね。
TGMX最近はそうですね。振り返ったら、1年に3〜4回ぐらいライブをやっている感じが続いていて。固まった動きはしてなくて、点、点、点、点、みたいな。だから、リディムの動き方の方がわかりやすいですよね。ちゃんと復活してますからね。
古川僕らは完全に解散しているんですよね。
TGMXそう、俺たち、解散はしてないんですよ。そこがけっこうでかくて。
田中なんなら休止も発表してないですもんね(笑)。
TGMXしてない。気づいたらやってなかった、っていうだけなので。SNSもないから、まあいいか、みたいな時代ですからね。
──今のその年3〜4回っていうのは、どういう気持ちなんですか?
TGMXうーん、「このペースかな」っていう。なんか、あの当時は大波に飲まれていくような感じがしちゃったんですよ。何千人、何万人の前でやったりとか、俺たちそんなバンドじゃないのに、どんどん祭り上げられてる感じがしてて。非常にイヤだったんですよ。それも理由で、やんなくなっちゃったんですよね。なんかこう、自分ら主導ではなく、どこか振り回されてる感じが途中からしてきちゃって。SEが鳴っただけでダイブして来る人がいるとか、もう意味わかんねえな、っていう。で、今は自分たちのペースでやることができてるから、そういう意味ではいいスタンスだな、っていう感じがしてますけど。
古川僕らが田上さんと会った時は、もうスキャフルが動いてなかったから。あの、日比谷野音の『SKAViLLE TOKYO』(2003年10月4日)で観れた時は、ほんとにうれしかったです。
──ああ、突然シークレットで出たやつ。
田中はい。その日、自分たちのライブの時に、SCAFULL KINGが全員遊びに来ていて、かつ、僕らのライブのために、機材を全貸ししてくれてたんすよ。優しい先輩だなと思ってたんですけど、僕らが終わってはけた瞬間に、SCAFULL KINGが出て来て、ライブが始まったんです。
TGMXリディムに機材を貸したいいお兄さん風で、実は俺たちがそのあとにプレイする機材だった(笑)。
リディムを巻き込みつつ、各所に紹介しつつ、大掛かりなドッキリを...。
リディムを巻き込みつつ、各所に紹介しつつ、大掛かりなドッキリを...。
田中「そういうことだったのか!」と。
佐藤ギターアンプ、「ツマミ触ったら殺すからな」とか言われて(笑)。
田中全部SCAFULL KINGの設定で。でももちろんいい音だし、僕らがまだ持ってなかった機材も貸してくれて。「ありがとうございます」って言いながら……なんか、全員いるな、とは思ってたんですよ(笑)。
古川あの時に感動したっていう体験は、リディムをもう一回やるかもしれないという時に、思い出しました。僕はお客さんとして観た時に、ものすごく感動したので。
TGMX今回のリディム復活も、お客さんは同じ感動をしていると思うよ。解散しているからもっとかも。
古川だから僕らも、今メンバーがいるんだったら、もう一回やる意味があるというか。僕はそういう体験をさせていただいたのは、今回の1年のことの、最初のきっかけにはなってますね。









