
「Hug me!!」はもうライブでやっているんですけど、ライブの雰囲気が一変する感じがあって。定番の1曲になるんじゃないかなと思います(フカツ)
──1曲目「Hug me!!」とか、新しい名刺にぴったりじゃないですか。
フカツ「Hug me!!」はもうライブでやっているんですけど、ライブの雰囲気が一変する感じがあって。お客さんの乗り方も一気に変わるけど、でもやっぱりどこかにパーカーズらしいハッピーな感じがあって、ライブでも定番の1曲になるんじゃないかなと思いますね。
タクオ「Hug me!!」は、すごい難しかったんですよね。ゴースト(ゴーストノート/聴こえないほどの小さな音)が入るし、跳ねてるし、こういうジャンルの曲をあんまり弾いたことがなかったんで。でもレコーディングする前にずっと弾き続けて、もうこれしか弾けなくなるんじゃないか?ぐらい練習して、なんとかレコーディングに挑めたんで、自分のものになってからはライブがすごい楽しいです。ただベースを弾いてるだけじゃない、ノリを作ってる感覚があるんで、「Hug me!!」は楽しいですし、ウォーキング(歩くように音符を繋げる)ベースで結構凝ってる「Ding Dong Dang Dong」とかも、早くライブでやりたいなって思います。
ねたろあと「Hug me!!」の一番の聴きどころは、間奏のコーラスパートです。いつもは僕がハモリを入れるんですけど、今回全部ケンちゃんにやらせてみたら、すごいハマりが良くて、綺麗になったんですよ。
豊田♪ぎゅっぎゅっハグミー、のところ。僕がやってます。三度と五度の音を重ねて歌ったんですけど、みんなから「ゴスペルっぽい」「上手だね」って言われました。
ねたろケンちゃんのコーラスも気持ちいいポイントになってるし、ハモリに隠れちゃってるんですけど、タクオさんのベースソロも入ってたりして、1回聴いただけじゃわからないようなパートになってるんで、よく聴いてほしいですね。
タクオ元々はただのベースソロのパートだったんですけど、ケンちゃんの思いつきで、ゴスペルのコーラスをやったらめっちゃハマって、「いいじゃん!」ってなって。
豊田ひらめいたんですよね。
フカツそのへんはわりと自由なんですよ。レコーディング中に、何か思いついたら入れてみようみたいなことは結構やりがちで、今回それが一番ハマったのがこれだった。
──このコーラスはライブでみんな歌えるし、大正解じゃないですか。
豊田もうライブでもやってるんですけど、まだ浸透してないから、ツアーで育てていきたいなと思ってます。
──今回のmini album、みんなで歌える曲が多いでしょう。
フカツほぼ全曲ですね。「大恋愛」と「旅するココロ」以外は全部シンガロングがあります。
──「Zoo」も楽しそう。それぞれのキャラが出た、セリフみたいな楽しいパートが入ってる。
フカツ「Zoo」に関しては、前回のツアーでやらせてもらった時も結構盛り上がってて。メンバー全員が動物になって歌うパートがあるんですけど、ここで今問題が起こっているのが、タクオがその後に加入して、タクオの分を作らないといけないんで、ツアーでどうなるかを楽しみにしていてほしいです。
──もう1匹増えるんですかね。何か動物が。
タクオでも5人ってすごいやりにくいんですよね(笑)。小節数的に。
フカツ今ちょうど模索してるところなんですけど、やっぱりタクオが入ったんで、やってほしいじゃないですか。
──それはツアーのお楽しみということで。ほかに、まだライブでやってない曲で、楽しみな曲はありますか。ねたろくん。
ねたろこれは前にみんなで話したんですけど、「ASOBO」で遊んじゃうか、みたいなことは考えてます。間奏に入る前に、何か新しいギミックがきたらいいなって、まだ何になるか決まってないんですけど、たとえばタクオがコーラの一気飲みするとか。
──それは演奏に支障をきたす(笑)。でも毎回変えて、何かやったら楽しそう。
ねたろあとはやっぱりシンガロングが多いんで、ちゃんと曲を聴いてきてもらって、ツアーで育てるじゃないけど、「前の会場ではみんな歌えたよ」とか言って、広めていけたらいいなって思いますね。
──元々パーカーズのライブはお客さん参加型だし、みんなで楽しく。
豊田それを、より洗練させていくツアーになるかなと思いますね。
お客さんには楽しむ気持ちだけ持ってきてもらったら、あとは僕らがそれをもっと楽しいものにします(豊田)
──11月21日から始まる「Hug me!! TOUR」、どんなツアーにしたいですか。意気込みをぜひ。
豊田今、それこそピアノが入った曲、ストリングスが入った曲を練習中なんですけど、バンドサウンドを飛び越えて、新たなサウンドも入れて臨むツアーなので、自分たちの成長に繋がるツアーでもあるし、お客さんもそういう僕らの新しいところを見て、きっと満足していただけるツアーになるというか、「します」という気持ちで挑もうと思うので。いつも言ってるんですけど、「お客さんには楽しむ気持ちだけ持ってきてもらったら、あとは僕らがそれをもっと楽しいものにします」っていうツアーにしたいです。
──めっちゃ楽しみです。
豊田あとは、ねたろがさっきギミックを考えてると言ったんですけど、このツアーでしかできないことをしていきたいですね。もっとオリジナリティ溢れるものを、タクオの動物が何になるかとか、コーラの一気飲みとか。
僕、新曲の「Ding Dong Dang Dong」がめっちゃ好きなんですけど、曲中に“カンパイ!”っていうセリフがあって、それをみんなでやりたいです(ナオキ)
お客さんを抱きしめられるような曲だったり、ライブの演出をして、ちょっといい思いをして帰れるようなあったかい感じのライブツアーをしたいです(ねたろ)
──だからなぜ(笑)。特技なんですか。
タクオ全然特技じゃないです(笑)。でもそれで喜んでもらえるなら、体張りますよ。
ナオキ前回のツアーがツーマンで、色々回ってきたんですよ。今回が久しぶりのワンマンツアーになるんで、みんな楽しんじゃおう!って感じです。僕、新曲の「Ding Dong Dang Dong」がめっちゃ好きなんですけど、曲中に“カンパイ!”っていうセリフがあって、それをみんなでやりたいです。あとは、それこそ「ASOBO」で何して遊ぶんだろうな?っていうのが楽しみですね。僕も体を張れるんで、何でもやりますよ。警察に連れていかれないことなら、何でもできるんで(笑)。
ねたろ「Hug me!! TOUR」なんで、“僕を抱きしめて”って意味だと思うんですけど、たぶん来てくれるお客さんもハグミーと思って来てくれると思うんで。パーカーズは温かみのあるバンドなので、お客さんを抱きしめられるような曲だったり、ライブの演出をして、「今日はいいライブだったな」って、ちょっといい思いをして帰れるようなライブにしたいですね。あったかい感じのライブツアーをしたいです。
新しいパーカーズとして全国を回って、僕たちにとってすごい意味のあるツアーだし、全国の皆さんに見てほしいなと思います(フカツ)
──冬のツアーだし、あっためてください。フカツくんは?
フカツこのツアーは、初日が下北沢MOSAiCから始まるんですけど、それは僕たちがシモキタで育ってきたバンドっていうこともあって、タクオが入って一発目のツアーだし、初日が下北沢っていう意味がそこにあって。自分たちが育ってきた場所に、タクオが入った状態で戻ってくるっていうところで、そこからスタートして、新しいパーカーズを全国各地の皆さんに紹介する機会なのかなと思ってます。ファイナルはZepp Shinjuku(TOKYO)での初めてのワンマンなので、新しいパーカーズとして全国を回って、最後に集大成をZepp Shinjuku(TOKYO)ワンマンで見せれたらいいなと思ってるんで、僕たちにとってすごい意味のあるツアーだし、全国の皆さんに見てほしいなと思いますね。
Zeppでやるっていうことに対してのイメージが自分の中では大きいものなので、自信を持って立てるような感覚をツアーで養っていきたいなと思います(豊田)
──初Zepp、どうですか。イメージ湧いてますか。今までと比べて、だいぶでかいです。
フカツもちろん緊張もするんですけど、それ以上に待ってくれてる人を楽しませたいって気持ちが大きいので、頑張っていきたいなと思ってます。
豊田Zeppではいろんなアーティストのライブを見させてもらってるんですけど、まだ自分が立つっていう実感は正直ないです。それだけでかいステージというか、Zeppでやるっていうことに対してのイメージが自分の中では大きいものなので、各地を回る中で育てたセットリストで、自信を持って立てるような感覚をツアーで養っていきたいなと思います。
──ファイナルで今のパーカーズを全部見せる!と。
豊田「今のパーカーズはこういうものです」っていうことを、「楽しいバンドやってます」っていうことを、見せつけられたらいいなと思います。
PRESENT
直筆サイン入りチェキを2名様に!
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