編集部:パーカーズのみなさん、「初めて立ったステージ」を教えてください。
フカツ(Dr)「小学校1年生の給食の時間」
小学校1年生の時に好きな女の子がいて、給食の時間に保健係とかの人が何か連絡事項を伝える時間があるんですけど、そこで僕が前に出て好きな子に「好きです!」って言った後に、時給800円っていう芸人さんがやってたユニットの曲「死ぬほどあなたが好きだから」を歌ったのが、僕の初めてのステージです。で、歌い終わった後にその子の隣に先生がいて、「こういう時はごめんなさいって言うのよ」って教えられて、「ごめんなさい」って言われました(笑)。さらに小学校1年生の僕は何を思ったのか、「もう一人好きな人がいます!」って、別の子に向かってもう一回「死ぬほどあなたが好きだから」を歌って、それもごめんなさいされました(笑)。僕の初めてのステージはなかなか図太い感じで、その頃からステージ慣れしてるのかもしれないです。
タクオ(Ba)「小学校のピアノの発表会」
小学校2年か3年ぐらいで、ピアノの発表会で町の公民館のステージで弾いたのが最初で、めちゃめちゃ緊張したのを覚えてます。そもそもピアノは得意じゃなくて、その上引っ込み思案で恥ずかしがり屋で、しかも私服じゃなくて入学式とかで着るようなフォーマルな服が恥ずかしくて、恥ずかしいのオンパレードでした。でもそこからはもう慣れて、自分から音楽やりたいと言ったり、卒業式でピアノを弾いたりしてたんで、最初の経験があったから今があるのかもしれないです。
豊田賢一郎(Gt&Vo)「高校の軽音楽部」
ずっとサッカー少年だったんですけど、高校に上がって軽音楽部に入って、そこで初めてステージに立ちました。バンドを組んで1か月で課題曲を決められて、それを練習する場が初めてのステージだったんですけど、僕は「ONE STEP」っていう4ピースのバンドをやってて、リードギターだったんですよ。そこでHi-STANDARDの「My First Kiss」を一生懸命練習して、手が震えながらステージに出た記憶がすごい印象に残ってます。音楽室で、客は部員だけで、顧問の先生に総括みたいな言葉をもらって、「頑張ります!」みたいな感じでした。そのバンドはボーカルがやめちゃって、仕方なく僕がギター&ボーカルをやることになって今に至るんですけど、もしもボーカルがやめてなかったら僕は歌ってなかったし、たぶんパーカーズもやってなかったなと思うと、不思議な気持ちがしますね。
ナオキ(Gt)「ライブハウスでピック探し」
記憶にめちゃめちゃ残ってるものと、幼稚園の頃の思い出と、二つあるんですけど、幼稚園の頃の思い出は、お遊戯会でみんなで手を繋いで、アンパンマンのキャラクターのおにぎりマンのお面を頭につけて、ステージで歌って踊るっていうのが初めてのステージですね。もう一つ、めっちゃ記憶に残ってるのが、高校生になって軽音学部に入って、ケンちゃんと一緒なんですけど、僕は「KID」っていうバンドを組んで、初めてライブハウスで演奏した時に、手汗はヤバイし、エアコンは寒いし、超ヘタクソだから体もガチガチだし、石みたいな固い音でギターを弾いてました(笑)。僕はリードギターだったんですけど、「ソロが来た!」と思った瞬間にピックを落としちゃって、僕の初めてのギターソロはピック探し(笑)。伴奏が鳴ってるのにステージでピック探しするというのが、僕の初めてのステージでした。
ねたろ(Gt) 「高校2年生、ギターしか見ない」
初のライブは高校2年生で、もうギターしか見なかったですね。ギターしか見ないで、終わったらすぐ出る。前を見れなかったです。曲はMONGOL800の「Love song」で、メンバーが知ってる曲をやりました。いっちょまえにギターを低く構えて、こっちのほうがかっこいいとか言って、出て、ギターしか見ない。しかも弾けない。以上です(笑)。
編集部:みなさん初ステージらしい初々しい様子を鮮明に覚えてらっしゃいました。(堂々たる小1のお一人を除く笑)パーカーズのみなさん、ありがとうございました!
















