ClariS、クララ・カレンの2人に5月リリースのSingle「アンダンテ」、7th Album『Iris(イーリス)』について、ライブに対する思いをたっぷり語ってもらった【後編】

インタビュー | 2024.05.09 17:00

WEBラジオ「ClariS Iris Radio」について

──ClariSオフィシャルYouTubeチャンネルでは、期間限定でWEBラジオ「ClariS Iris Radio」の配信が始まりました。どんな番組なのかご紹介をお願いします。
クララ最近はリリースがあるたびにYouTubeでWEBラジオを配信していますが、今回はシングル「アンダンテ」とアルバム『Iris』の情報、例えばジャケットなど初解禁の情報や全曲試聴トレーラーを初公開させていただいたり、ファンの皆さんと交流できる番組になっています。
カレンまた毎回テーマを決めて、公式Xで皆さんにエピソードを募集しています。例えば『Iris』が意味する「虹」は幸せの象徴ということで、「最近、幸せを感じた瞬間」というテーマでエピソードを投稿いただいて、皆さんをより身近に感じたり、交流を深めたい想いもあって。最新情報をしっかりお伝えしながら、皆さんにもClariSをより身近に感じていただけたらいいなと思いながらおしゃべりしています。
──ラジオは、MC以上にお二人の素が出るでしょうし。
カレンそうですね(笑)。
クララまたこれまでのClariSラジオは、プレミア公開という形でやってきましたが、5月20日(月)の最終回は、なんとニコ生で生配信特番をさせていただきます。事前のメッセージだけではなく、生で皆さんのコメントを見られるので、より深い交流ができる番組になると思いますので、たくさんの方に聴いていただきたいです。

ClariS Iris Radio

『ClariS SPRING TOUR 2024 〜Tinctura〜』に向けて、クララ・カレンよりメッセージ

──いよいよ5月25日より『ClariS SPRING TOUR 2024 〜Tinctura〜』が大阪・広島・東京で開催されます。ツアーのコンセプトやセットリストの感じ、見どころ、意気込みなどお聞かせください。
クララ今回はシングル「アンダンテ」とアルバム『Iris』を引っ下げたツアーになっていますので、「アンダンテ」と『Iris(イーリス)』をたっぷり聴き込んでいただくとより楽しめるツアーになっています。
カレン今まで、ライブハウスでのライブとホールでのコンサートでは作り方が違っていましたが、今回のツアーのようにライブハウスとホールが混在するのは初めてで。だからこそ、これまで作ってきたイメージを壊さずに、でも新しいものを感じていただけるように、今ブラッシュアップしている最中です。それぞれの会場で違うものもお見せしたいし、満足していただけるように頑張りますし、全3会場来ていただいてもそれぞれ楽しんでいただけて、満足感が高い、すごステージになるなと、今作りながら思っています。期待しかしないでください(笑)。
クララ『Iris』の意味する「染め上げる」ように、どの会場でもClariS色に染め上げられるように、パフォーマンスしたいと思います。私たちの曲はライブで完成する曲ばかりなので、皆さんの声やペンライトがあって、1つのステージが完成します。だから「私たちが」ではなく、みんなで一緒にClariSという色を作り上げて、染めていければいいなと思っています。
──ClariSは楽曲や歌声、イラストなどのビジュアルからミステリアスで神聖なイメージがありました。でもライブに行くと、お二人のクリスタルボイスと透明感が、むしろ無色透明だからこそ、元気な曲や楽しい曲、せつない曲など、どんな曲世界にもフィットして表現できるところが強みだなと感じました。
クララそれぞれの楽曲の持つ意味を考えて歌っていますし、表情や振付も付けていただいているので、いつも曲の世界観をどう表現しようかや曲の魅力を最大限にお届けしたいと思ってやっているので、そう言っていただけて嬉しいです。
──また可愛らしい印象に反して、アッパーな曲では激しく、キレキレのダンスパフォーマンスを見せてくれて。初めてライブを見た時はギャップに驚きました。
クララカッコいいダンスは主にカレンが担当しています。
カレン(笑)
クララいまだに「ALIVE」のカレンのハイキックはカッコいいねと、よく言っていただけて嬉しいです。やっぱりダンスなどの動きでも魅せられるようにしたいと思っていますが、今回も新しい一面を見せられる曲がたくさんあるので、振付も楽しみにしてください。
──ClariSのお二人は、楽曲だけではなくライブで実際観るまでは、魅力が100%伝わらないと思うので、ファンならライブ参加はマストですよね。
カレンありがとうございます。
クララCD等でリリースされる音源も完成された良さがありますが、どのライブも「一期一会」で、その時にしか出せない、見られない私たちがいると思いますし、ライブで歌うごとに熟成されていく良さがあると思うので、私たちがゴールを決めていないように、どの曲にも「これで完成」というゴールはありません。楽曲を皆さんと一緒に育てていきたいですし、どのライブでも「また来たいな」と思ってもらえるステージをお届けしなければと思っています。
──ClariSにとって、「ライブ」とはどんな存在ですか?
カレン私たちは素顔をお見せすることなく、しばらく活動していたので、皆さんとお会いできない時間も長くて。直接お会いすることでしか、交わせない気持ちや言葉があると思っていて。もちろんレコーディングでは、皆さんのことを想像しながら想いが届くように願いながら歌っていましたが、いざライブで直接歌を届けることで、歌の持つ意味やメッセージがその都度、変わってくるんだなと実感できました。私たちにとって皆さんは家族みたいなもので、素の私たち自身をお届けしたり、想いを交わし合える場所だと思っています。
クララカレンが言ってくれたように、大切な人に会える場所です。私は小さい頃から歌うことが好きで、歌手になりたいと思ってきて、幸運にもデビューすることができました。そんな中で、ClariSとしても変化があった時でも変わらなかった想いは「聴いてくださる方が一人でもいらっしゃる限り、歌い続けたい」と。その気持ちだけで13年間やってきたので、歌えて、聴いてもらえる幸せを実感できる場所ですし、自分がどれほど歌が好きなのか、また歌っている時に見える皆さんの笑顔や流してくださる涙の素晴らしさも感じてきました。私たちの歌が皆さんの生活の一部になっていたり、寄り添えているんだなと実感できる場所なので、無くてはならない存在です。
──では皆さんにメッセージをお願いします。
クララシングル「アンダンテ」とアルバム『Iris(イーリス)』で、ClariSらしさも出しながら、新たな部分も詰まった2枚になっていますので、これまで応援してくださった方もこの記事で興味を持ってくださった方も聴いていただけたら嬉しいです。そして「ライブも見たいな」と思っていただいたら、ぜひツアーにも遊びに来てください。シングルとアルバムのリリースとこんなに近いツアーは珍しいですし、出来立ての曲たちをすぐにお届けできるのは嬉しいです。またライブハウスではより私たちを近くに感じていただけると思いますし、「あの二人がこんなパフォーマンスをするんだ!?」とビックリしつつ、好きになっていただけたらいいなと願っています。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
カレン前編と後編に渡って、2回のインタビューで、最新シングル「アンダンテ」とNEWアルバム『Iris(イーリス)』について、たっぷりお話しさせていただけましたし、お話しする中で、「クララってこんな子なんだ」とか「カレンってこんな面があるんだ」と知っていただけたのではないかと思っています。今度はリアルに動いて、歌ったり、パフォーマンスする私たちに会いに来ていただけると嬉しいです。私たちはライブやイベントなど、毎回1つひとつの出会いを大切にしていますし、もっともっと多くの方と出会えたらと願っています。今年は1月からいろいろなフェスに出演させていただき、今度はツアーもありますし、海外イベントも待っているので、たくさんの方の笑顔を見られると思うとすごく楽しみです。そして5月からのツアーでは、各会場で私たちと一緒にきれいな「Iris(虹)」をかけましょう!

PRESENT

ClariS直筆サイン色紙を1名様に!

※転載禁止

受付は終了しました

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