それも、新しいスタイルで音楽やっていきたいなっていう気持ちの表れですね。今までは、シングルを出して、アルバムを出して、アルバムを引っ提げたツアーをやるっていう流れが多かったんですけど、なんで私はこんなに歌うこと好きなのに、ライブをあんまりやってないんだろうって気づいて。それを周りの人たちに伝えて、ライブをもっとやっていこうという話になって。なので、次の秋ツアーは『Naked』からももちろんお届けしますが、新旧問わずに考えてて。初めていらっしゃる方も、『あ、聞いたことある曲だ』って楽しんでもらえるような。コアファンの方にも、初めての人にも楽しんでもらえる、欲張りなライブにしたいなと思っています。
あはははは。言ってますね。うん、“あなた”のスターにはちゃんとなれると思いますし、たったひとりの“あなた”のスターになりたいと思ってます、って気持ちが届くと良いな。
私の良さ、好きなものって、キャッチーなことだと思うんですよね。老若男女、みんなが聴いてくれること。だから、私がみんなを選ぶんじゃなくて、みんなが私を選ぶ側であってほしいって思ったときに、ポップな歌詞とメロディーを作ってくださるのは鮪さんなんじゃないかなと思って。『もしよかったから書いていただけないですか?』ってお声がけをしたら、快諾してくださったので。ライブに行かせていただいてご挨拶した他にリモートで1回打ち合わせただけで、そんなに私、鮪さんと喋ってないんですけど……。
そう、私の胸の内が入っていて。バンでツアーを回ってる時に鮪さんから届いたんですけど、車の中で自分一人で聴きながら、泣きそうになって。これ、絶対にいい曲だよね、早く歌いたいって思ってました。
インタビューとか、いろいろと調べてくださったんだと思います。あと、KANA-BOONのライブに行かせてもらったときに、MCの言葉が印象に残ってて。『僕たちはロックスターなんていうガラじゃない。でも、ヒーローになりたい、君たちの』って言ってて。その言葉と気持ちに感動したんです。だから、リモートの打ち合わせでそのことを話して、私もみんなじゃなくて、1人1人に歌ってることをお伝えしたら、『シューティングスター』が届きました。
新境地で歌えましたね。いつもはいただいた言葉と自分の記憶を結びつけていくような感覚があるんですけど、レコーディングのときに、スタッフの方に『今の感じもいいけど、言葉の悲しさに引っ張られずに、全部ハッピーに歌ってみるのはどう?』って言われて。明るい曲の中にも、悲しい場面があると、それに沿うような形で声色もブルーになっていたんですが、悲しいことも全部あっけらかんと歌った時に、新しい扉をを開けられたと思って。ハッピーに無邪気にいたずら心を忘れずに歌えたかなと思います。
うん。子供の頃の自分が戻ってきた感ありますね。
歌っていく決意が刻まれてますね。続けていくかはわからない。ちゃんと今を積み重ねることでしか未来は紡いでいけないと思うので、一生懸命やっていくっていう決意を刻みました。
はい。間違いないです。本当に悲しい気持ちやトラウマがある人たちの心を癒せたらいいなって今まで思ってたけど、そんな記憶も全部笑顔に変えてあげるって歌ってて。鮪さんのおかげで、晴れて魔法使いになれたなって思います。
はい。マネージャーさんを含めて、スタッフ総動員で歌ってもらって。面白、愛おしかったです。(笑)
早くツアーで歌いたいですね。この前、夏フェスで歌ったんですけど、初めてなのに、みんなめちゃくちゃついてきてくれて。これが鮪さんのメロディーと言葉の力なんだと思って、嬉しかったです。最高のライブ曲にできるように鮪さんが作ってくださったので、ブチ上がっていきたいです。
アコースティック編成からフルバンドに戻るっていう化学反応が楽しみですし、何が何でもやるっていう気合なので、ちょっとずつ家入レオがまた新たな音に導かれているってことを遠くまで届けられたらいいなと思います。
日々生まれ変わってます。<生まれ変わる>っていう言葉からすると、とんでもない労力を費やしてそうなるって考えがちだったんですけど、本当はもっと地道なことなんですよね。毎朝、決まったルーティンをどんだけ気分が乗らなくてもやるとか。どんだけ暑くても3キロを走るとか。一発大逆転を狙わずに、ちょっとずつの積み重ねで生まれ変わっていく。自分の中身をさらにしっかりと追求していく音楽人生になるといいなと思います。
ギターがircleの仲道 良さんで、ベースがヒトリエのイガラシさん。ドラムが玉田豊夢さんで、キーボードが宗本康兵さん。色々なシーンでご活躍なさってる方たちの化学反応の中で自分がどんな歌を歌えて、どういう気付きやどういう学びを得られるのか。その音楽に私が楽しく真摯に向き合ってる姿こそが、見に来てくださってる皆さんの胸に一番届くはずなので、そこを楽しみにしています。
いやいやいや(笑)。日々悩んでますよ。でも生きるってそういうことなんだっていう感じなので、いかんいかんって思ったら、走るか、誰かに話すかをしてて。全てが満たされる状況なんてないです。
そうですね。今も新曲を作っていて。私が自分の好きなところは、どんな歌を歌ってもポップに変えられるところ。王道に持っていけるのが自分の好きなところだなと思ってて。だから、ライブですごく盛り上がる曲もあれば、バラードもある。この間、『マイナビオールスターゲーム2023』で国歌を歌ったんですよ。その翌々日に大阪で夏フェス『ジャイガ』に出て。国歌を歌った後、に音楽フェスのステージにいるって超いいなって感じて。そこを自由自在に行き来できるような歌い手になりたいし、境界線をピュンピュンと飛び越えていきたいなって思っています。
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