5、6年前です。こういうテイストの未発表曲はいくつかあって、今回、ちょっと入れてみようかなと思って、サビを作り変えました。もともとは普通のコード進行だったところを転調してます。これは韓国ドラマを観た影響もありますね。
韓国ドラマを観ていたら、こういうテイストの曲があったんですよ。韓国ドラマって、実にいいんですよ(笑)。音楽の使い方もうまい。いちばんいいシーンで、いい楽曲が使われていて、テーマ曲とは限らないんですよ。海外の曲が使われていることもある。ワールドワイドの視点で作っているところがいいと思いますね。そんな話をアレンジャーの澤近泰輔にして、お願いしました。アレンジャー、プレイヤーとしての彼の見せ場が詰まった曲になりました。
全部の理由が入っていますね(笑)。ラブソングを歌うのはどうなんだろうと違和感を感じる時期もありましたが、今はラブソングを歌うことへの抵抗がなくなりました。普通にラブソングを書いていますし、歌っています。
いや、とくに意識していることはないですね。ラブソングに限らず、曲によって、歌が呼ばれるという感じなので、意識せずに自然に歌っています。
曲自体は去年終わりくらいからあったのですが、完成したのは今年の夏すぎですね。内容は歌詞のそのままですよね。ここまで音楽をやらせていただいているので、“なんでも歌にしてやろうじゃないか”という気持ちを持っているんですよ。その感情を歌にしたということです。“できるものなら、やってみろよ”って、自分に向かって挑発するようなところもあります。
1つの出来事(コロナ禍)を人類がこんなふうに共有することって、そうそう起こらないじゃないですか。言葉には言霊があると思っているので、今、この言葉を使いたかったんですよ。2020年に「僕のwonderful world」という曲を発表したときの“wonderful world ”とはすこし加減が違ってきてますね。あの時はリアルに出口が見えない状況だったので、“wonderful world”という言葉にすがるようなところがあったかもしれない。今はもっと希望を抱いた“Wonderful world”になっているんじゃないかと思います。
僕は音楽をやれない期間があったので、その期間を取り戻そうとしているところはありますね。どこまでやれば、取り戻せるのか、いつになったら、落ち着けるのかはわかりませんが、もう1度、音楽の基盤をゆっくりと、でもしっかりと固めたいと考えています。もうひとつ、単純に音楽って無限だなと感じていることも大きいと思います。今、別の曲を書いているところなんですが、底なしの宇宙がテーマなんですよ。六畳くらいのスペースの仕事部屋で、底なしの宇宙を描くという、その“とてつもなさ”にやられているところはありますね。
ASKA、音楽活動43年間&ソロ35周年の集大成となるニューアルバム『Wonderful world』
『Wonderful world』
2022年11月25日(金)SALE
(DADA label)
DDLB-0021
01. 太陽と埃の中で
02. 自分じゃないか
03. 笑って歩こうよ
04. どんな顔で笑えばいい
05. だからって
06. 僕のwonderful world
07. 幸せの黄色い風船
08. それだけさ
09. PRIDE
10. プラネタリウム
11. 君
12. 誰の空
13. I feel so good
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