halca が2つのアニメ新番組のOP曲を収録したダブルAサイドシングルを引っ提げて、9月3日にワンマンライブを開催！

マンスリーライブをやろうと思ったのは、もっとパワーアップしないといけないと思ったことがきっかけでした。2020年、アルバムをリリースした後に予定していたツアーが中止になってしまって。またデビューしてからワンマンライブに加えて、インストアイベントを毎週のようにさせていただいて、それもできなくなってしまって。本番が一番の練習になっていたし、ちょっとずつではありますが成長で来ている手応えを感じていましたが、久しぶりにライブができることになった時、怖くなってしまったんです。パフォーマンスも自分では満足できなくて。
そして今年の1月の時点で、「誰彼スクランブル / あれこれドラスティック feat. 鈴木愛奈」という曲もあって、「この2曲はライブでやったらきっとカッコいいはず！」と。この2曲でバテないように体力作りをしたり、歌だけでなく、動きや立ち振る舞いもパワーアップさせて、MCもカッコよくキメられるようになってからじゃないと本当の意味では歌えないなと思ったんです。この2曲のため、そしてその先の未来の自分のためにもマンスリーライブをやろうと決意しました。
1月と2月はコロナの流行状況もあって、開催できるのかわかりませんでしたが、準備を進めました。ライブに対する考え方も改めようと思って、自分がやりたいことを提案したり、セットリストもその時々にやりたいことや意味をもたせるように意識して組んでみたり。あとMCも以前は休憩するための時間と思っていましたが、曲と曲をつないだり、皆さんの気持ちを高めてもらう時間なんだと考えるようになりました。

スタッフさんから「halcaは、ライブは1つのショーだと思えていない」とお叱りを受けたことがあって、その指摘はまさに事実で大きなショックを受けました。確かにセットリストは今、自分が歌いたい曲を歌っていて、ライブというよりアルバムの曲順やプレイリストを作っている感覚だったなと。『halca monthly live [playgood]』では、セットリストの一部をファンの方の投票をもとに決める企画もやってみて、皆さんが歌ってほしいと思っている曲について発見があったりして。
またライブハウスで皆さんと近い距離感で歌えるのが嬉しくて。人前で歌って、聴いてもらいたくて、このお仕事を目指したはずなのに、段々、「ライブは緊張するな」とか「怖いな」と思うようになってきて。またMC中も「私のとりとめのない話を聞いて退屈しないかな」と不安に思ったりして。
それも何とかしたくて、一番後ろの方の顔もハッキリ見えて、おしゃべりできちゃう距離感でライブをやってみたら、マスク越しでも表情がわかって、皆さんが温かく、優しく、歌もMCもしっかり聴いてもらえていることが実感できました。
この取材の時点では「#06」まで終わりましたが、毎回得ることも多かったし、今後やりたいことも見えてきて、「やってよかった」と思っています。

「#05」（5月21日公演）では、「誰彼スクランブル」のアレンジなどでお世話になっているギタリストの川口圭太さんをお迎えして全編アコースティックライブを行いましたが、「ハローセカイ」（1stアルバム『Assortrip』収録）をマイクなしのアンプラグドで歌わせていただいたことです。いつもライブが終わった時はマイクをはずした地声で「ありがとうございました」とお礼を言っていましたが、いつか歌もノーマイクの地声で歌えたらいいなと思っていました。

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また私の公式YouTubeチャンネルで「halca playground」という私の歌や好きな曲をアコースティックアレンジで歌う企画や誕生日などの特別な時に歌唱有りの生配信をしているんですけど、そこでも圭太さんにギターを弾いていただくことが何度もありました。練習時はマイクもなしで、圭太さんの演奏で歌うんですけど、その時のボリューム感や空気感がちょうどよくて、歌っていても気持ちよさを感じていました。
そしてマンスリーライブを開催している会場のSpotify O-Crestさんもお客さんと距離がすごく近くて、マイクなしでも私の歌声が届くのではと思って。リハーサルでも後ろのほうでも聴こえることができたので、チャレンジさせてもらいました。
自分の生声で歌うのは裸になったみたいで恥ずかしかったんですけど（笑）、カーテンやベールをとって、自分をさらけ出せた気がして。「ハローセカイ」をアンプラグドで歌えたことで怖いことが1つなくなったし、私の音楽活動においても大切なライブになりました。

『halca monthly live [playgood]』では毎回手を変え、品を変え、盛りだくさんの内容でお送りしてきましたが、このワンマンライブでは曲数がほぼ倍くらいになっています。[playgood]は「もう一口食べたいな」を目標にやってきましたが、結局お腹いっぱいの内容になってしまって（笑）。でもワンマンライブはマンスリーライブでやってきたことや私の成長を感じていただけるステージになると思います。
このワンマンライブは昼公演と夜公演で内容が違っていて、昼公演の『Help Me!!!!!!! PRESSURE PRESSURE』は基本的にスタンディングで、皆さんと一緒に盛り上がれるライブです。ちなみにサブタイトルの「PRESSURE PRESSURE」は、まず会場が「SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」というところと掛けつつ（笑）、1月から7月まで続けたマンスリーライブの成果をお見せしなければと思っていることと、これまで順調にきたので皆さんの期待も大きいのではないかという2つのPRESSUREを感じているという意味で（笑）。
でもプレッシャーさえも楽しんでしまおうと思っているので、プレッシャーに負けないhalcaを見に来てください。
夜公演の『live playground』は、公式チャンネルでやっている「halca playground」のアコースティックな雰囲気をお届けするライブで、今回で3回目になります。また「halca playground」や、『live playground #001』でピアノを弾いていただいた荒幡亮平さんをお迎えします。今まではピアノとギターとか、他の楽器と一緒でしたが、今回はピアノのみになります。
「halca playground」では和訳すると「遊び場」の名の通り、遊びやおふざけありで、私もシェイカーやタンバリンを振ったりしてにぎやかな感じでしたが、今回は楽しさもありつつ、夜の大人っぽい、しっとりした雰囲気のアレンジの曲にも挑戦しようと思っています。「もしhalcaがディナーショーを開いたら？」みたいな（笑）。

やりたいなと思っています。どんな曲を歌うのかを想像したり、こんな曲を歌ってほしいと私のラジオ番組『halcaのキミの隣』（halca公式チャンネルでも視聴可）にリクエストを送ってみてください。

▼halca Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/channel/UCMiL4aomAhQl1wdT2YlVQ8Q

所属している事務所、ミュージックレインの先輩方がグッズ付チケットを販売する時、いつも食器を出されているイメージが個人的にあって。グラスやマグカップ、お椀とか。私にとって初めてのグッズ付チケットですし、先輩方の仲間入りをしたくて（笑）。あと私のファンクラブ「halca mart」で、毎月「halcaとのんびりぶれいく」という会員限定配信があって。ただ私がご飯やおやつを食べながら雑談しているだけですが、視聴してくださる皆さんにも食べ物や飲み物を用意していただくようにしています。クリスマスならケーキとか。そして♯（ハッシュタグ）に皆さんが用意したものの写真ものせてもらって。以前、グッズでコースターを作った時があったんですけど、皆さんいろいろな場面で活用していただいているのを見て、「halcaとのんびりぶれいく」の時や日常生活で使っていただきたいなと思って、グラスにしました。素敵なデザインになっているのでお気に入りですし、私も普段使いしようと思っています。

7月から放送が始まったアニメ『Engage Kiss』と『邪神ちゃんドロップキックX』のOP曲を担当させていただけて嬉しいです。どちらも素敵でおもしろい作品ですし、私も負けないように精一杯歌わせていただきました。
「誰彼スクランブル」は田淵智也さん（UNISON SQUARE GARDEN）に、「あれこれドラスティック feat. 鈴木愛奈」は林直大さんと同じく田淵智也さんに楽曲提供していただきました。さらに、いつもお世話になっている川口圭太さんに「誰彼スクランブル」のアレンジをしていただいたり、「あれこれドラスティック feat. 鈴木愛奈」ではフィーチャリングアーティストとして鈴木愛奈さんをお迎えしたりと豪華なシングルになりました。
8月17日にダブルAサイドシングルとしてリリースされますが、2つの作品が境界線を超えてコラボした画期的なシングルになったと思います。また2曲ともMVを撮影しました。鈴木愛奈さんにご出演いただいたり、ドラマ仕立てになっていたりとおもしろい映像になりましたので、ご覧になっていただければ。ぜひ作品と一緒に私の曲も楽しんでください。
9月3日には1年以上ぶりとなるワンマンライブがあります。この1年間での成長、マンスリーライブで毎月積み上げてきた経験値や、やってきた成果を見ていただきたいです。そしてhalcaの未来につながるライブになると思います。昼公演と夜公演で内容が違いますが、ご都合やお好きなほうで。私は両方見てもらえたら嬉しいんですけど（笑）。
また7月から9月にかけて、事務所のアーティストが一堂に会する『ミュージックレインフェスティバル』をはじめ、いろいろなイベントやフェスにも出演させていただきますので、そちらでもお会いできたら嬉しいです。