──さらに、昨年夏のライブツアー映像もパッケージでリリースされます。
今、ちょうど届いたんですよ!(カメラに向けて出来立てホヤホヤのDVDを見せてくれる)あはははは。超タイムリーですよね。持ってるな、私(笑)。私も初めて手に取るんですけど、やっぱり、こうやってモノになるっていうのは、今の時代だからこそ価値があるかなと自分でも思いますね。しかも、今回は直接スタッフさんたちとお会いしての打ち合わせができない状況で、全部、メールでのやりとりでだったので、余計にできた!っていう感じがありますね。最後に、自粛期間中、ほんとに外に出られなかった時に描いた手書きのメッセージも入れてるので、ぜひ手に取って見て欲しいです。
──ファイナル公演が収めらてますが、見どころをお伺いできますか。このツアーで有安さんはエレキ、アコギ、ピアノに続いて、新たな楽器に挑戦してます。
そう!サックスはすごく緊張しましたね。サックスだけは家で吹けなくて、最近、全然触れてないんですけど。新しい部分というと、いちばんサックスが自分の中でも挑戦でした。まだまだ発表会レベルの演奏にはなってるんですけど、目標がないとなかなかがんばれないタイプなので、このライブで吹くっていう目標を立てて練習してて。初々しさも含め、大目に見て欲しいなと思います。あと、ダンスかな。今後もダンスもちょっと取り入れたいなって思っているので、踊ってる曲も観て欲しいですし、何より、バンドが私以上にカッコいいです。ほんとに、ステージにいる人間だけで音を出しているし、ライブ後半になっていくと、お客さんの鼓動が早くなるとともに、私たちの演奏もちょこっと上がっていってて。そういうライブ感が形にも残ってよかったなと思います。映像チームが気合を入れて、カメラ台数もいっぱい入ってるので、いろんな角度から楽しんで欲しいです!
今年リリースした新曲をやりたいなと思ってます
──このライブがもう1年前になるんですよね。2020年になってからはまだ一度もライブができてませんが、ついにLINE CUBE SHIBUYAでの振替公演が決定しました。
ほんとに、前代未聞っていうか、こんなことないじゃないですか。私を応援してくださってるファンの方々にとっても、味わったことのない1年間だったと思うんですね。こういう形でライブがなくなって、またいつライブができるかわからないっていう。何もかも全て、経験したことのないことが今も起きていて。味わったことのないぐちゃぐちゃな感情も、私も含め、みんなもあると思うんですね。そんな中で、全公演が延期になって、バンドメンバー、スタッフのみなさんが調整して作ってくださった振替公演をできなくなって。でも、その時に、イベンターさんが電話で『せっかくみんなで作り上げた<サクライブ Tour 2020>が跡形も無くなってしまうのは悲しすぎる。どうにか形にしたい』って言ってくださって。
今、地方にいくことは許されない状況なので、全国に行くことができないのは、本当に残念だし、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、今できる精一杯の形でやりたいです。ファンの方も11月12日を空けて楽しみにしてくださってると思うので、私も思い切り楽しむしかないなって思ってます。半年以上ライブができなくて、ほんとに苦しかったからこそ、気持ちよく発散できるようなライブしたいし、楽しく終われるライブにしたいです。
──初の生配信もされるんですよね。
そうですね。全国に行けなくなってしまったので、画面上でどこまで自分の伝えたいことが伝わるかわからないんですけど、きっと伝わるって信じて、全国の皆さんにも届けたいなと思ってます。会場に来てくださる方は声を出したり、立ち上がったりすることはできないので、なかなか本来あるべきライブができないのはもどかしいですけど、その分、みんなに心で感じてもらって。逆に、画面越しに観てくださってる方はおうちでは声を出して大丈夫なので、たくさん声を出して、一緒に歌って欲しいなと思います。
──最後に、公演を楽しみにしているファンのみさなんにメッセージをお願いします。
今年リリースした新曲をやりたいなと思ってます。ぜひ楽しみにしていてください!
PRESENT
サイン入りTシャツを1名さまに!
※転載禁止
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