──ここに収録された曲をまとめてライブで聴きたいですね。
徳永それをこれからやるんです(笑)。
──夏のツアーと冬のツアーで、曲も全体の構成も違うものになりそうですか?
吉本180度、違います。夏のツアーはメチャメチャ激しい曲ばかり集めて、大田さんのエネルギーが続く限りやっていましたけど(笑)。冬のツアーはこちらのバラード・メインですね。
大田次は僕は休ませてもらって(笑)。
──夏のツアーは大田さんがメインで活躍されていたんですね。
大田自分でも大活躍したと思いますよ(笑)。キーが高い高い。僕だけ汗かきましたね。僕とドラマーは2曲終わった時点で汗だくです。でも、ベースの方は…。
徳永涼しい顔してる(笑)。低いパートを歌っていたので、楽でした。
大田もう無理、もうダメだって思いながら歌っていました。
吉本僕も近いものがありました。15周年なので、15年前の曲もあるんですけど、初期の頃は特にキーが高いんです。だから、おのずと上ハモの大田さんはデンジャラスゾーンで歌い続けている(笑)。
大田高いというか、サビをベッタリ3人で歌っている曲が多いんです。サビを全部上ハモで歌うというのが一番キツい。それが何曲も続くんです。でも、doaの一番の見せ場ですから。
吉本過去にないキツさ、今までで一番でしたね。
──リハで分かっていても本番でキツい?
吉本これはヤバくなるってリハでもずっと言っていました。でもやるしかないですからね。
大田本番になるとリハより力が出るので。お客さんの力も借りながらやりました。
──でも徳永さんは涼しく?
徳永バラードが1曲もないセットリストなので、下ハモに徹して。でも、最終的には汗だくになりますけどね。1曲もバラードがないライブは初めてでした。たまには大人も汗だくになろうというテーマでしたから。
吉本今回はバラード・メインなので、ウィンター・ライブというか徳永ライブでもあって(笑)。
徳永2人も歌ってよ(笑)。
──切り替えが大変ではないですか?
吉本全部が新曲だと大変ですけどね。
徳永体に染みついている曲もあるからね。
──ウィンター・ライブに関してはどんなふうに臨む予定ですか?
徳永着席のライブにする予定です。サマー・ライブはほぼオール・スタンディングだったので。みなさん、眠くなったら遠慮なく眠っていただいて(笑)、リラックスして聴いていただければ成功かな。楽しんでもらいたいですね。
吉本僕はバラードだけになると暇やなって(笑)。センターに徳永さんがいて、僕ら2人はちょこんと後ろに座ろうかな。
徳永歌ってよ(笑)。
吉本とはいえ、バラードだけじゃなくて、ミドルからも持ってきますし。ある意味、doaらしいライブになるんじゃないですか。堅苦しくない、いつものようなフワッと、お客さんが緊張しない感じでできたらいいなと思います。
大田僕も今回はギターに半分ぐらい専念させていただいて(笑)。ただ、バラードといっても、絶唱バラードが結構ありまして(笑)。絶唱しないといけないので、その辺はきっちり歌い上げていかないと。
──東京公演は2デイズありますが、内容を変えるんでしょうか?
徳永おおっと(笑)。ハードルが上がりましたね。
大田MCを変えるとか(笑)。
吉本他の会場とあまり差が出ないようにしないといけないので、特別なことはやりにくいですね。毎回、その日のライブを初めて観るお客さんと向き合う気持ちでやらないと不公平も出てきますし。
──バラードだけど熱い感じが伝わりそうですね。
吉本汗だくだと思います。暑苦しく。
徳永真冬なのに(笑)。
吉本年末の忙しい時期なので申し訳ないですけど、ぜひ来ていただきたいです。
──改めて15周年の歩みを振り返ってみて、いかがですか?
吉本15周年というきっかけがあって、過去の映像とか写真を見返すと、すごい時間が経った気がしますけど、実際に感覚としてはそんなに時間が経っていないように思えます。僕も39歳ですけど、そのうちの15年を一緒にやっているということは、パート・オブ・ライフじゃないですか。振り返ってというより、一部ですから。ずいぶんたくさんの作品を作ってきたなというのはありますけど、15周年だからどうっていう個人的な感覚はあまりないです。ただ、15年やらせてもらって、ファンのみなさん、スタッフのみなさんへの感謝は大きいです。
大田この歳でもまだ1年1年成長したいなっていう気持ちがあって。成長しているんじゃないかと自分でも思いながらライブをやったり歌ったりしているんですけど、バラードの曲をこうやって改めて聴くと、昔、すごかったなという気がしますね。こんなに歌えていたのか!って。逆に今から衰えないように頑張っていきたいなと、改めて思いますね。
徳永あまり振り返ったりしないんですけど、振り返ることで発見があったりしますね。あとは感謝ですね。みなさんのおかげで活動できているという感謝を感じています。
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