そんな気概が伝わって来る、月に吠える。のロック・ミュージック。
その音を鳴らすロックな男たちの首謀者の名前は大森南朋(Vo,Gt)と塚本史朗(Gt)。
聞けば、初めて観に行ったライブが「The Street Sliders」(大森)、「エアロスミス」(塚本)という。
大人になってから結成したこのバンドが、本気で音楽と向き合っている。
ならば、その音楽のルーツや二人のあれこれをもっと知りたいと思った。
大森さんと塚本さん、酒を嗜みながら交わすいつもの会話を、手紙に託した文通がスタートです。
月に吠える。大森南朋(Vo,Gt) 塚本史朗(Gt)の「聴き捨てならない歌がある」第2回
拝復、大森南朋様
秋風が爽やかに感じられる好季節、ますますご活躍のことと存じます。
先日は素敵なお手紙ありがとうございました。
いやいや、、なんか楽しい企画が始まっちゃいましたね、いつまで続くことやら、、、
しかしペンフレンドだなんて、なんだか甘酸っぱい気分になって、いつもよりお酒が進んじゃいました。
あたくしも、この場を借りてあんな事や こんな事 そんな事や ヤボな事や ボヤキや 妬み 嫉み なんかを
遠くは九州博多より綴っていければと思っとりますばい。
早速ですが、久しぶりに聴きましたよ、スライダーズの「BACK TO BACK」、
改めて、カッコイイ!! んで蘭丸さんのギターリフもたまらんです。
高一の時に初めてスライダーズをコピーして以来、ハリーさんと蘭丸さんのギタープレイにはどっぷり影響受けましたです。なんかもう、、なんだろなぁ、、
今考えたら錯覚なんだけど、ロックンロールを手にいれた感覚は鮮明に覚えとるとです。
なおさーん、聞いてくださーい、あれは、真島さんや布袋さんに影響受けまくってた中二の夏、野球部ではエース番号を背負い(自慢)
球速を上げるための努力は惜しまなかった僕は、近所のダイエーの中にある小さなレコード屋でこの曲を、いやこのギターイントロを聴いて、エレキギターも背負う決意もしたのでした。
なおさん、中二って、なんかありますよね、、、
今では、不動のロックンロールナンバーであり、言わずと知れた代表曲。
このイントロ弾きたくてギター始めた人は世界中にいったい何人いるのだろうか、、、?
そんなこと考えてたら、久しぶりに聴きたくなったとです。
なおさんもたまに爪弾いてますよね、
チャックベリーのBerry Is On Topより『Johnny B. Goode』
改めて聴いてみてくださーい!!
追伸
11月18日の新宿BLAZEまで後一ヶ月ですね。
バンド練、楽しみにしてます。
ペンフレンドより
Chuck Berry オフィシャルYouTubeチャンネル
──次回は更新は11月頃の予定です