
SURFACEとソロで運営が違うんで、こっちのスケジュールの隙間にポンッと予定が入ってきたりするんですよ。だから今後は「空いてないって言え!」って、マネージャーに言っておこうかと思ってるんですけど(笑)。『I & key ENⅢ』のキャンペーンがあって、すぐにツアーも控えているんで。うまく頭を切り替えてやっていこうと思ってます。
これ毎回なんですけど。28年もやっていながら、ペースとか感覚をどうしても忘れちゃって。気付くとまた時間が無くなってるんですよ。最後、どうしても追い込まれちゃうんですよね(笑)。今回も「ミニとは言えど、アルバムを作るのって大変だな」というのが、やっぱり完成した時に思ったことでした。
もう、自分の中から本当に湧き出てきたものしか作っていなくて。「じゃあ、その湧き出るって何?」って考えると、楽器も使わずに口から出たもので。今回はボイスメモで、アカペラで作った作曲のものが7曲中5曲。あとの2曲は、山口寛雄との共作なので。全部、自分が関わってるわけで。自分の血にあるものっていうんですかね? 歌い癖とか、メロディの持っていき方とか、それが聴いてて「俺っぽいな」とすごく思いますね。
ありがとうございます。ひねり出すのは大変ですけど、自分が思った通りに作品が出来て形に収められたので、そこは僕も満足しています。「ちゃんと表現出来たな」と思ってるし、出来たばかりですけど「次を早く作んなきゃ」みたいな制作意欲もあったりして。それをSURFACEに持っていくか、またソロに行くかは自分の熱量だと思うんですけど。
いままではデモテープを作って、作品にして、それを引っ提げてツアーをやって。初めてお客さんに見せたところで反応を見て、「この曲ってこんなに盛り上がるんだ!」みたいなのが一連の流れだったんですけど。今回は「続・愛のファイア!!」とか「TOWEL」って曲は、1年間ライブでやってきた上での収録だったので。お客さんとしても「やっとCDに入ったんだ」と。「あの時のライブの熱量をそのままパッケージしてくれてますね」という感じで。ライブで踊れるような感覚が楽曲にあるのかも知れないですね。
そうなんです。だから、ライブでもっと良くなるといいなと思ってて。前からライブでやってた曲が、CDにしたことによって堅苦しくなったらイヤだなと思って。「CDを忠実に再現とかいらないから、勢いよく行こう!」と。そこはバンドメンバーと意識を共有しながら、盛り上げていきたいと思っています。ツアーもレコーディングと全く同じメンバーで、ドラムはTETSUYUKI、ベースは宮田'レフティ'リョウ、ギターはコンノユウタ。この3人が今回のアルバム も99%くらい関わってくれていて、今回のアルバムに関してはツーカーなんですごく助かります。
ミニアルバムを出そうと思った理由としては、2年前に『RABBIT-MAN Ⅱ』というアルバムを出しまして。“RABBIT-MAN”というのが僕のシンボルマークだと思っている人もいる中で、その冠がついた作品を出した直後に、またフルアルバムを出して。『RABBIT-MAN Ⅱ』が上書きされてしまうのは、早すぎるんじゃないか?と自分の中で思ったんです。フルアルバムを出せなくはなかったんですけど、ちょっと出したくないなって。
そう。そこでミニアルバムにしようと会社と相談した結果、「ミニアルバムの名前もころころ変えるのはやめましょう」という話になりまして。「だったら前作を出したのが12年前になるわけだし、『I & key EN Ⅲ』が面白いんじゃないですかね? そしたら、みんなにも『あ、帰ってきた』と思ってもらえるだろうし」みたいなことをマネージャーと話して。深く考えるんじゃなくて、そんな感じで始まって。タイトルが決まってから、「I & key EN」というシンボルマークみたいな曲を作ってみたりという感じでしたね。
12年前に出した時のクレジットを見ても、スタッフやチームの変わってる部分、変わってない部分というのがあって、深みがあるなと思ってたんですよ。バンドにしても12年前はTETSUYUKIともレフティとも出会ってない。コンノとか香取(真人)ってギタリストともまだ関わってないのに、いまはそのメンバーでやってるっていう。
そうなんですよ。そういうのが深いなと思ったし、まさに合縁奇縁だなと思ったんで。このタイトルを付けて良かったなと、後出しですけど思いました。
えっと、腰が痛いです(笑)。常になんか腰が痛くて、ずっと「おかしいな、おかしいな」って生きてます。あとは思ったよりも歌えてますね。50歳になっても歌えてるという安心が自信にも繋がってます、まだ。
こんなもんですよ、50歳なんて。綺麗な女性を見ると振り返りますし、男の子のままですよ。僕も50歳にもなれば、もっと悟ってると思いましたけど無理でした。昔、50歳の人ってすごく立派に見えましたけど、子供ですね(笑)。
ひとつは反面教師というのがあって。子供の頃からずっと見てる好きなアーティストや先輩たちに思うのが、ある時期を境に人の生き死にや生活の色味が変わっていっちゃうんですよね。歌詞に世界平和の匂いがしたり、恋愛ではなく家族愛に変わっていったり。
でもそれって、こっちは求めてなくて。いつまでもギラギラしてて欲しいという気持ちがちょっとあるんで、角が取れてヤスリで削られてっちゃうアーティストを見てると、「そうはなりたくないな」というのが反面教師的にあって。なので、いまだに妄想煩悩しちゃってるところもどうにか残したいっていう、そういう想いもあるので。僕自身が本当にそういう人間なのかどうか?というのは、ちょっと置いといて(笑)。歌詞の世界観としては、こういうのを書きたいと思って書きましたね。
そうですよね、らしくないんですよね。俺が歌うことによって、一番違和感を感じる曲になってますよね? そうしたくてしています、ありがとうございます(笑)。
あります、すごいあります。もう、カッコつけてる部分とかいらないんですよね。カッコつけるって、この年になるとダサいに変わってくるというか。それよりも、本当は隠してる部分はあったとしても、全てを露呈しているように見せる。そういう駆け引きみたいな部分が大人だと思うし、そういう歌詞になっていればいいなとも思いますよね。
同じだと思います、やっぱ同世代ですね。
区切られちゃいますよね、勝手に。だからそこには無意識の意識があったんだと思うし、それがリリックにも現れてるんだと思うし。










