編集部:ASKAさん、初めて立ったステージの思い出を教えてください!
僕はですね、高校3年からギターを始めて、その年の高校の予餞会で、3000人ぐらいを前にして歌ったんです。それが初めてのステージですね。たった10分ですよ。たった10分のステージが終わって家に着いて、そのまんま寝てしまって(笑)。どれだけ運動で疲れててもそんなことなかったのに、たった10分間、大勢の前に立って歌を歌ったら、家に帰ったと同時にもうベッドに倒れ込んで、丸一日全く覚えてないっていう。どれだけ精神的な疲労があったんだろうと思ってね。
ステージ自体はね、むちゃくちゃウケました(笑)。カセットも残ってますけど、ものすごい熱気っていうか、ものすごい歓声で、喜んでくれてますね。オリジナルを歌ったんですよ。僕、コピーができなかったですから。(井上)陽水さんを聴き始めて、“なんて綺麗な声なんだろう。なんて素晴らしい歌なんだろう。じゃあ自分も作ってみようか”って、すぐオリジナル作り始めたんです。
「福岡って、なんでこんなに有名アーティスト多いんでしょう?」とよく聞かれるんですけど、福岡にそういう土壌などないと思ってます。ただ、陽水さんをはじめ、先輩方がみんな成功してるので、自分も成功するんじゃないかなって錯覚するんですよ。で、錯覚したからには、本気でやりますよね。その本気の度合いが違うんだと思います。だから、そういうものが備わってる人種でもなんでもなくて、お調子者なんですよ。その気になってしまうっていう。最初の予餞会の時も、ウケることしか考えてなかったですから(笑)。
ステージ自体はね、むちゃくちゃウケました(笑)。カセットも残ってますけど、ものすごい熱気っていうか、ものすごい歓声で、喜んでくれてますね。オリジナルを歌ったんですよ。僕、コピーができなかったですから。(井上)陽水さんを聴き始めて、“なんて綺麗な声なんだろう。なんて素晴らしい歌なんだろう。じゃあ自分も作ってみようか”って、すぐオリジナル作り始めたんです。
「福岡って、なんでこんなに有名アーティスト多いんでしょう?」とよく聞かれるんですけど、福岡にそういう土壌などないと思ってます。ただ、陽水さんをはじめ、先輩方がみんな成功してるので、自分も成功するんじゃないかなって錯覚するんですよ。で、錯覚したからには、本気でやりますよね。その本気の度合いが違うんだと思います。だから、そういうものが備わってる人種でもなんでもなくて、お調子者なんですよ。その気になってしまうっていう。最初の予餞会の時も、ウケることしか考えてなかったですから(笑)。
編集部:初ステージが3000人の前でしかもオリジナル曲とは!とても貴重なエピソードを教えていただきありがとうございました。