そんな気概が伝わって来る、月に吠える。のロック・ミュージック。
その音を鳴らすロックな男たちの首謀者の名前は大森南朋(Vo,Gt)と塚本史朗(Gt)。
聞けば、初めて観に行ったライブが「The Street Sliders」(大森)、「エアロスミス」(塚本)という。
大人になってから結成したこのバンドが、本気で音楽と向き合っている。
ならば、その音楽のルーツや二人のあれこれをもっと知りたいと思った。
大森さんと塚本さん、酒を嗜みながら交わすいつもの会話を、手紙に託した文通がスタートです。
月に吠える。大森南朋(Vo,Gt) 塚本史朗(Gt)の「聴き捨てならない歌がある」第12回
大森南朋様
いつの間にか、春が駆け抜けて行くようで、儚くも、
心のどこかで、夏の到来を待ちわびてる今日この頃です。
南朋さんはいかがお過ごしでしょうか?
先日、月に吠える。としては初めてのフェス、
アラバキロックフェスに出させて頂きまして
とてもいい経験、刺激をもらってきました。
この勢いのまま、5月31日の5周年ライブを迎えたいですね。
キースの「Make No Mistake」聴きました!
恥ずかしながら、キースのソロアルバムをちゃんと聴くのは初めてで……
いや、色々とびっくりしました。
サラ・ダッシュとのソウルフルに歌い上げる感じは、
確かにロックンロールの向こう側という表現がぴったりきました。
Talk Is Cheap……これからヘビロテになりそうです。
さて、先ほど実家でレコードを物色していましたら、
おー、となりまして、これいつ買ったのかなぁと……持ってることすら忘れてました。
そして聴いてしまいますよね…………
どっかで、古臭くてダセーな、なんて言ってみたいのですが、
おいおいカッコいーじゃないですか、となるわけです。
大先輩方、さすがでございますです。
アナログ、そして録音の仕方もあるのでしょうが、
温かく、バンド感が伝わるロックなアルバムだなーと思いましたです。
改めて聴いてください
SADISTIC MIKA BAND
黒船より
「タイムマシンにおねがい」
塚本史朗
SADISTIC MIKA BAND「タイムマシンにおねがい」
※Spotifyは、Internet Explorerではご利用頂けません。他ブラウザにてご覧くださいませ。
ご利用可能な環境についてはこちら
──次回は更新は5月下旬頃の予定です