女王蜂 アヴちゃんの愛用品は?
編集部:アヴちゃん、愛用品を教えてください!
『カプコンデザインワークス』
『カプコンデザインワークス』っていう、カプコンの歴代のキャラクターたちの本ですね(ファミ通書籍編集部著、カプコン監修。2001年8月にカプコンより刊行された)。
『金星/死亡遊戯』(5月11日にリリースされた女王蜂と獄門島一家のスプリット・シングル)のイラストを描いていただいた西村キヌさんも、カプコンの黄金期に描いてらっしゃる方で。
すごいんですよ。もう本当に、影響を受けすぎてヤバい、っていう。
最初に格ゲーと出会ったのは、3,4歳ですかね。私、5歳ぐらいで波動拳出してたんで(笑)
大好きですね、もうドキドキするんですよ、観てるだけで。
私、色盲なんですけど、格ゲーの色使いがすごい好きすぎて。
パキパキしてるっていうか、色だけでどういう人物かわからせるっていうのが。
それはすごい影響受けてるなって思います。
衣裳を着るたびに、こういうふうに観てもらいたいからこういう服を着る、みたいなのはすごいありますね。
特に『ヴァンパイア・セイバー』というゲームが、私の人生の元です。ルーツ。
これは伝説のゲームで、今でもカルト的な人気を持っていて。
赤ずきんちゃんとか、ファラオとか、吸血鬼とか、いろんなキャラクターが格闘をくり広げるんですけど、1個1個のギミックがすごくて。
技とかがおかしいんですよ全部、あまりにも芸が細かくて。
アメコミを意識したゲームなんですけど、作りこみがすごすぎて、アメリカでは全然ウケなかった。
でも日本人からしたら、ここまで作りこまれたゲームは、もうたまらなくて。
それぞれのキャラが闘う理由とかも、せつなかったりして。
ほんまルーツです、これ。私の豹変感って、このゲームからきてると思う。
バレッタっていうキャラクター、かわいい赤ずきんちゃんなんですけど、豹変して銃火器を乱射するんですよ。
口も悪くて「シケてんな」とか「タマ取ったろか」みたいな感じで。
めっちゃ惚れたんですよね。縦横無尽というか、「限界がない、この格ゲー」と思って。
いまだに遊びますもんね。20年ぐらいお世話になってます。
私もカプコンの格ゲーも西村キヌさんのイラストも大好きなので、『金星/死亡遊戯』のジャケットイラストには感動しました!
アヴちゃん、ありがとうございました!