日本中を笑いと涙でつつんだ映画シリーズ『男はつらいよ』。第1作目公開から55周年を記念して『男はつらいよ お帰り 寅さん』のシネマ・コンサートが開催されることが決定した。
『男はつらいよ』は、1969年に第1作が公開され、以後、2019年公開『男はつらいよ お帰り 寅さん』まで全50作品が公開された国民的人気シリーズ。
日本中を旅する主人公・車寅次郎、通称“寅さん”が、故郷の柴又に戻ってきては、家族や恋したマドンナを巻き込み、騒ぎを起こす。破天荒で、変わり者で、自由奔放。でも、その温かくて優しい人柄に誰もが魅了され、愛され続けた――。
そして2024年6月、第1作目公開から55周年を記念し、満を持してシネマ・コンサート化が決定。第50作目『男はつらいよ お帰り 寅さん』がシネマ・コンサートとして上演される。
シネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートをオーケストラが映画本編(全編)上映に合わせて生演奏するもので、映画をライブ感覚で楽しめるエンターテインメント。これまで数々の名作が上演され、“大スクリーン×生演奏”の迫力が、作品により臨場感をもたらし、「記憶に残る名シーン・登場人物の心理模様までもが鮮やかに響く」、「新たな感動体験を呼ぶ」と好評を博してきた。
『男はつらいよ お帰り 寅さん』は、新撮された登場人物たちの”今“を描く映像と、4Kデジタル修復されて蘇る寅さんのシリーズ映像が見事に紡ぎ合う奇跡の映画。面白くて、優しくて、思いやりにあふれた寅さん。彼の言葉や存在にそっと背中を押され、新たな人生の一歩を踏み出す元気をもらえる、未来へ繋がる始まりの物語。
おじさん、どっからでも飛んできてやるから
― 車寅次郎 ―
誰もが魅了された“フーテンの寅さん”を再び大スクリーンで!
寅さんの姿と共に浮かんでくるあの“音楽”をオーケストラの生演奏で!!
映画史に残る国民的作品『男はつらいよ』を、シネマ・コンサートでぜひお楽しみください。
さらに、本公演は、初のシネマ・コンサート化を祝した特別公演として、豪華ゲスト陣を迎えたトークショーも実施。山田洋次監督、倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆、山本純ノ介が登壇する(予定)。50年を超えた想い出の数々が披露されるであろう。
公開55周年を記念した1日限りの特別公演、『男はつらいよ お帰り 寅さん』シネマ・コンサート〜特別公演〜は、6月29日(土)東京国際フォーラム・ホールAにて上演。
チケットは、一般発売(4月20日(土))に先駆け、本日4/5(金)12:00〜より先行販売がスタートする。記念チケット:ピクチャーチケットの受付もあり。チケットの詳細は、コンサート公式サイトをご確認を。
第一部トークショー出演者写真