9月27日(水)にリリースされるASKAの最新ツアーの模様を収録したライブ映像作品『ASKA Premium Concert Tour Wonderful World 2023』の概要が明らかになった。5月25日の東京国際フォーラムホールAで披露された23曲すべてを収録した作品で、Blu-ray+LIVE CD(2枚)合計3枚セットだ。ツアー終了から2か月以内での発売となり、ステージの熱気を鮮度の高い状態のままパッケージしている。
1曲目の「Trip」(CHAGE and ASKAでの1988年リリース曲)からラストの「I feel so good」(最新アルバム『Wonderful world』収録曲)まで、感動と興奮と驚きの連続で、起伏に富んだ壮大なスケールの映画を観たような深い余韻と確かな手応えが残る。最新曲、代表曲、名曲、レア曲が並んでいるが、どの曲も"今のASKAの歌"として届いてくるところが素晴らしい。聴き手を解放してくれるパワーを備えていて、おなじみの曲であっても、新鮮な感動をもたらしてくれるのだ。そして、ASKAの歌が、"そうか、夢の斜面はまだ自分の目の前にあったのか"と勇気を奮い立たせてくれる。
デイヴィッド・フォスターとの共演ライブの成果も見事に反映している。ゲストボーカルの宮﨑薫のソウルフルな歌声が堪能できるカバー曲やASKAのルーツが見えてくるカバー曲も収録。バンドの演奏も自在かつダイナミックかつエネルギッシュだ。ASKAとバンドとの強固な一体感は、互いの深い信頼によって成立しているのだろう。これは実に濃密なライブ作品だ。
ASKAが今届けるべき歌を全力で歌っている。そして観客がそれらの歌を全力で受け止めている。この映像作品は、届けることと受け止めることの熱烈な交流の記録でもあるだろう。その交流のかけがえのなさは、映像作品でも実感できると思うのだ。Blu-rayを観ながら、こぶしを突き上げて一緒に歌うもよし、CDを聴きながら、脳内で想像力をふくらませて、懐かしい光景を思い描くもよし。ASKAの歌の受け止め方は人それぞれでさまざまだろう。しかし、ASKAの歌に込められた愛と勇気と希望は、聴いた人すべての胸の中に確かに届くに違いない。必見、必聴、完全限定生産なので、見逃しに要注意。
また『ASKA Premium Concert Tour Wonderful World 2023』Blu-rayの発売を記念して、いち早く、映画館の大スクリーンでお楽しみいただける「ASKAまさかの先行上映〜 一夜限りのWonderful World Live『ASKA Premium Concert Tour Wonderful World 2023』」を開催。9月19日(火)に全国25か所のユナイテッド・シネマで上映となる。(※上映される映像は、9月27日(水)に発売となるBlu-rayと同内容です。)