東京・お台場地区にある広大な公園「海の森公園 森づくりエリア」にて開催するフェスティヴァル「TOKYO ISLAND」が、2023年6月10日(土)、11日(日)に2度目の開催を行うことが発表された。さらに、6月10日(土)はオールナイトでの開催を予定。
単なる音楽フェスではなく、東京の真ん中でキャンプを張り(勿論、キャンプしないで参加することも可能)、触れ合いをメインのコンテンツにする『TOKYO ISLAND 2023』。
TOKYO ISLANDは、2022年に初開催を行い、音楽フェスとアウトドアフェス、そしてサウナや花火大会、などレジャー感溢れる新しいフェスティヴァルとして誕生した。
会場となる「海の森公園 森づくりエリア」は、東京ドーム10個分、東京ディズニーランド1個分とほぼ同じ大きさの埋立地であり、お台場からバスで15分かからず到着する場所にも関わらず、現状ほぼ全ての人が認識していない場所である。
そんな場所で、東京ディズニーランドから東京スカイツリー、お台場の全景、そして東京のビル群までがすべてパノラマ状に望める絶景を見ながら東京の都心で音楽を楽しみながら、キャンプで1日を過ごすことができる。また、キャンプエリアを含め、ペットの参加が可能なエリアもあるとのこと。キャンプやBBQ、サウナや花火やワークショップ、恐竜探検などの様々なアトラクション、そして音楽やグルメもあり、家族連れでも友達同士でも1人でも、全ての方が楽しめるフェスティヴァルとなっている。
開催発表と同時に、チケットの先行販売がイープラスとチケットぴあにてスタート。
入場券・キャンプセット券を先着制にて販売中。また、小学生以下のキッズは、保護者同伴の下、保護者1名につき1名まで入場無料になる。
今後も出演アーティストや様々なコンテンツを、随時発表していくとのこと。
初回の開催後に様々な注目を浴びたことを経て、いよいよ2回目の開催となる、TOKYO ISLAND 2023。ぜひご注目いただきたい。
去年に引き続き、2度目のTOKYO ISLANDを開催します。初回にあたる去年は9月のシルバー・ウィークに開催しましたが、今年は6月に引っ越しを遂げて開催することにしました。金輪際、近くに雷なんて落ちないし台風も来ない、そんな願いを込めて再び、初夏の東京の新しい島で大きなフェスを開催します。
TOKYO ISLANDは色々なことが特殊なフェスティヴァルです。まず、会場である「海の森公園」がお台場からバスで15分かからずに到着する極めて便利な場所にもかかわらず、現状ほぼ全ての人が認識していない場所であること。TOKYO ISLANDは敢えてその不思議な状況を楽しんで、開園前の誰も足を踏み入れたことのない公園を会場として使用しています。間違いなくこの海の森公園は今後東京の新しいランドマークになるし、日本一のフェスティヴァル空間になると確信しているからです。
そんな会場で去年、音楽フェスとキャンプフェスを融合させ、サウナや花火大会や恐竜探検などのレジャー感覚溢れるアトラクションが展開された新しいフェスティヴァルが産声をあげました。未だほぼ未開の地であり未完成な会場は、現在はまだ、電気も水も通っていません。一般的に考えれば電気も水も通っていない場所でフェスティヴァルを開催するなんて、しかもキャンプをしながら朝を迎えるなんて馬鹿げているということになるでしょう。しかし考えてください、そもそもフェスというものは何もない場所でゼロから色々なことを作り出し、人と人の力で幸福感や絶頂感を生み出す魅力に溢れたお祭りです。我々も臆することなく新しいフェス空間を創造し、少なくとも電気と水に関しては一切のストレスがない中で開催することができました。
今回のTOKYO ISLANDの中身も多岐にわたります。「音楽ライヴ」、「キャンプ」、「焚き火」、「花火」、「ワークショップやキッズランド」、「恐竜探検」、「サウナ」、「ヨガ」、「バーベキュー&グルメ」などが一つの祭りのもとに集まり、同居します。この雑種な感じも東京のフェスだからこそリアリティがあるんじゃないかと思うし、理想的な祝祭空間だと自負します。今後何年かにわたって進化を遂げる中で「映画祭」、「ストリートスポーツ」、「アスレチック」なども導入する予定です。
その上で、このフェスの一番の財産は「景色」かもしれません。右はディズニーランド、左は羽田空港、センターには東京スカイツリーからレインボーブリッジや東京タワーまで、お台場や有明のみならず高層ビル群までが一望できるんです。凄い景色ですよ! 東京がパノラマ状に一望できる、あり得ないほど東京を感じられる場所です。
2022年、通常は一般人が立ち入れない状態の会場で、特別な許可を経てTOKYO ISLANDを初開催することができました。おかげさまで画期的なフェスを参加者と共に生み出すことができましたが、残念ながら天候には恵まれず、台風および近隣への落雷との格闘を経ての完走となりました。
参加してくださった方々はハードな状況と相対することとなりましたし、決してキャンプ環境としてベストな状態ではなかったのですが、多くの方々から「天候はアンラッキーだったし、改善を求めたいことは多々あったが、目指す方向も会場自体も今までにない可能性に満ちたもので、とても楽しかったし今後も参加したい」という声を本当に多くいただきました。その上で改良や進化を重ねながら2回目を迎えます。入場の導線や方法の改良、火を焚べるルールの変更など、前回の反省点を活かした上で開催します。
再度申し上げますが、2度目のTOKYO ISLAND 2023は6月に移動します。過去のデータを調べ上げ、強い雨などが過去に降ったことのない、6月の初旬である6月10日と11日に開催します。そしてキャンプとの更なる融合を視野に入れて、土曜日である10日は音楽ライヴをはじめとして様々なイベントを「オールナイト」にて開催します。
東京ならではのフェス、野外フェス本来の魅力をカジュアルに堪能できるフェス、音楽フェスとして最大級のスケールを誇るフェス、新しい挑戦と幸福に満ちたフェスーーーTOKYO ISLAND 2023を共に作り上げ、共に楽しみ合いましょう。
このフェスこそが「みんなのフェス」です。
鹿野 淳(TOKYO ISLANDキャプテン)