──あの、そこで話を戻しますけど。その30周年に“highlight”という言葉を使おうと思ったのはなぜなんですか?
そこはもちろん、“twilight”に似た言葉を探すことがあったんですけど。The ピーズが30周年で武道館をやる時に、はるくんが言ってて、たしかに!って思ったことがあって……自分たちに現役感をちゃんと感じながらやる大きな花火は、30周年が最後だなと思ったんですよね。40周年の頃には僕が60歳で、メンバーは66とかなんですよ。それだと、プロ野球の名選手のOBとか出てくる試合みたいになってないかな?って。
──張本さんとかが出てる試合ですね。
あ、そうそう(笑)。でも俺はまだまだ声が出るし、ヴォーカルがちゃんとしてればいいかなと思うので、そんなに心配はしてないんですけど。だけどバンドとしてはこれが最後の大きい花火になるだろうから、これについてはずっと緊張感を持って、もう全身全霊、真剣にベストを尽くしたいですね。人生の集大成だという気持ちで臨もうと思ってます。あともうひとつ、すごく大きな遊びを考えてます。それが何なのかは、ファンの人が想像しても絶対当たらないだろうという自信がありますね(笑)。
──わかりました。そしてその前に、この11月からはアルバム・ツアーが控えています。
今回はこのアルバムから全曲やります。さっきも言ったけど、楽曲の持ってる感情がシリアスなものが多いので、そこに並べる以前の曲もそうなるかもしれないですね。あと、『フリクリ』に入れた新曲2曲は日本ではまだちょっとしかやってないので、それもやろうかなと。
──はい。では、まずはそちらを楽しみにしてます。
うん。僕も、今度のツアーもまた楽しみにしています!
PRESENT
直筆サイン入り「REBROADCAST」告知ポスターを3名様に!
※転載禁止
受付は終了しました