2015年1月〜4月にかけて行った「THE MICRO HEAD 4N’S × defspiral COUPLING TOUR 2015 9BALL GAMES」が全国各地で大好評を得て、早くも「-2nd-」が3月13日渋谷GARRET udagawaより開催!現在ドラマーのMASAKIが療養中、サポートドラマーにTEROを迎えて活動中のdefspiral。新ボーカルにNimoが加入し、第三章がスタートして初のシングル「SCANDALOUS」を3月9日にリリースするTHE MICRO HEAD 4N’S。今回は関東近郊を中心に、前回とはまた違う【9BALL GAMES】旋風を巻き起こす!defspiralからTAKA(Vo.)とRYO(Ba.)、THE MICRO HEAD 4N’SからNimo(Vo.)とZERO(Ba.)が参加し、前回の9BALL GAMESの思い出と共に、-2nd-に向けての意気込みを語ってもらった。
──THE MICRO HEAD 4N’S × defspiral COUPLING TOUR 2016 9BALL GAMES -2nd-が早くも開催されることになりましたね。
Nimo きっかけは僕がたまたまMASATOさんとLINEをしている時に、“よかったらまた一緒にライブやらせていただけたら嬉しいです”って送ったら、“kazuyaさんに言うといてや”みたいな感じで返信がきて。それでTHE MICRO HEAD 4N’SのLINEグループに“一緒にやりたいと言ってくれました!”と送ったら、早速SHUN.さんがdefspiralサイドに電話したらしくて。その翌々日くらいにSHUN.さんに会ったら“ツアー決まったよ”って(笑)。
RYO NimoがTHE MICRO HEAD 4N’Sに入った時点でまたやるんだろうなぁとは思ってましたけど、ここまで早く実現するとは思ってませんでしたね。
TAKA ドラムのMASAKIが療養中っていうこともあって。2016年上半期はバンドとしてお休みモードでいくのか、変わらず攻めるのかっていうことを話していた頃だったんですけど。今まで通り活動していくことになったんで、是非やらせてもらいましょうと。
──前回の9BALL GAMES はお互いのファンも巻き込んで1つのイベントとしてかなり盛り上がりましたね。
RYO そうですね。いろんな地方に行って、しかも全箇所2デイズで廻ったんで、楽しかったですねえ、夜も(笑)。
ZERO “夜も”って言うとなんかイヤらしい感じがしますけど(全員爆笑)、打ち上げも盛り上がりましたね。
TAKA 2デイズだったんでお互い先攻・後攻でやってみたり、観せ方もいろいろできたりして。セッションも“こういう感じが面白いんじゃない?”ってお互いにアイデアを出し合って、後半に向かってエスカレートしていきましたね。
ZERO だんだんハードルを超えるのも難しくなっていって(笑)。
TAKA お客さんも“もっともっと!”ってなっていったからね。
──例えばどんなことをやりました?
ZERO defspiralのライブ中、俺が客席から乱入したり(全員爆笑)。俺とMASATOさんは最前でお互いのライブを楽しみましたね(笑)。
TAKA あれは面白かったですね。セッションも最初は持ち曲をやってたんですけど、後半はそれぞれのメンバーが昔やってたバンドの曲をやったり。
ZERO まさか俺も歌ってましからね、FANATIC♢CRISIS(笑)。
RYO 『火の鳥』を歌うZEROくん、みたいな(笑)。
ZERO defspiralのライブに乱入した時も、俺がマイク持ってシャウトしたり。Rickyさんが“俺も出たいな”みたいな感じで袖から観てるっていう(全員爆笑)。
TAKA さみしそうな顔してね。
RYO そう、端のほうで観てて。出りゃいいじゃん!っていう(笑)。あとSHUN.さんは9BALL GAMESのツアー中、defspiralのインストアイベントに突然参加してくれたり、大阪かな?ラジオに出てる時にメッセージをくれたりして。そういうバンドの仲の良さとか楽しんでる感じがお客さんにも伝わったみたいですね。
──確かにどちらのバンドのファンも両バンドのステージを楽しんでいる感じがありました。
TAKA もちろん対バンなんで、よりカッコいいライブをやってやろう、感動させてやろうっていうのもあるし。ワンマンが2つある感じっていうか。それぞれ1時間ほどのステージですけど、ワンマンの内容でやってやろうっていう気持ちでしたし。そういうボリューム感みたいなものも感じてくれたんだと思います。それとは別のところで、1つのイベントとして盛り上げようっていうのがあったんでね。
──前回Nimoさんは参加されていませんでしたが、お話を聞いていてどう感じました?
Nimo 前回でハードルがえらい高くなってる状態なのはわかりました(笑)。僕の中のイメージでは“9BALL GAMES”というバンドのライブですよね。どんな組み合せでも最高の音が出せるメンバーなのかなっていう気がしてますね。
──Nimoさんも客席から乱入させられたり、ボーカルなのにZEROさんにマイクを取られるかもしれないですけど大丈夫ですか?(笑)。
ZERO “ドラム、Nimo!”ってくるかもしれないよ(笑)。
Nimo はい、もう頑張ります!体当たりで攻めていこうかなと思います。
TAKA もしかしたら気負いすぎる部分があるかもしれないけど、Nimoらしくやればいいんじゃないですかね。
ZERO 比較的何でも乗ってくるんで、乗りすぎには気をつけたほうがいいよ?(笑)。
Nimo すぐ乗っかっちゃうんであまりむちゃくちゃなことは言わないでくださいね、先輩の言うことには“イエス”か“はい”しか言わないんで(全員爆笑)。
ZERO また前回とは違った9BALL GAMESを観せたいと思ってますね、今回のこのメンバーで。
──具体的に決まっていることはありますか?
TAKA 今お互いにアイデアを出し合っているところでこれから詰めていく感じですね。
ZERO 決まっているといえばコラボグッズですかね(笑)。
──グッズのデザインに関しても各バンドにいるデザイナーさんたち(MASATO、ZERO)が手掛けているわけですよね。
TAKA そうです。今の時代、珍しくないと思うんですけど、どちらのバンドも自主でやってて。自分たちがやりたいことをやってるので、そういう意味でも濃い密度でバンドを感じてもらえるイベントだと思いますね。
Nimo 2バンドでポスターやパンフレット用の撮影をしたんですよ。同じ事務所のバンドが集まって写真を撮ることはあっても、なかなかイベントで違う事務所同士のバンドが一緒に撮ることってないですよね。そういうのも面白いなと思いましたね。
──ちなみにNimoさんとdefspiralも以前から面識があったそうですね。
Nimo defspiral始動ライブの時にライブに遊びに行かせてもらってるんですよ。だから意外とおつきあいは長いんですよね。
TAKA 今回defspiralはTEROくんにサポートドラムをお願いしてるんですけど、THE MICRO HEAD 4N’Sのメンバーともいろいろ縁があるんですよね。
RYO TSUKASAがやってる演歌の最上川 司のバックで叩いたりもしてて。それはもう眠れない夜が続くことでしょう(全員爆笑)。
インタビュー/牧野りえ