──TAMAさんがバンド名をMIMIZUQにしようと思ったきっかけは?
Vo. TAMA
歴史的に残ってるバンドの名前って、動物の名前が多いよなぁって思ったんです。例えば、The BeatlesとかStray Catsとか。そう考えたときに、ミミズクってなんかいいなぁと思ったんですよね。いろいろと考えていたら、たまたま4人の名前の中に“水”が入っているなぁと思ったりして(TAMA=玉水・AYA=大川・seek=白水)。
Dr. 楠瀬タクヤ
僕も瀬戸内海の瀬の字が入ってますからね!
Vo. TAMA
そうそう。そんなんで、MIMIZUQって“みず”も入ってるし、いいなぁと思ったんですよね。動物やし、ええなぁと。で、提案させて頂いたら、ありがたいことに採用して頂きまして!
道化. AYA
すごくいいなぁと思ったんですよね。ミミズクって、佇んでいる場所のイメージがわくし、ちょっと寂しげなところがあるし。そんなところから、“ナミダミュージック”っていうコンセプトを思いついたんです。“泣ける音楽”というのをテーマにバンドや曲作りをしていけたらいいなぁと思ったんです。そこがバンドコンセプトが生まれたきっかけでもありましたね。
Ba. seek
AYAくんから提案されたのは、僕らが培ってきたファンタジーな部分と、TAMAさんやタクヤくんが培ってきたポップス的でファッション性の高いバンドな部分を共存させていけたらいいなというところではありましたね。そこからAYAくんが中心となってアートワークを作っていってくれたんです。
──なるほど。しかし、たしかにTAMAさんとタクヤくんは新鮮。
Vo. TAMA
そうなんですよ。まさかこうくるとは! みたいな(笑)。僕自身、いろんな音楽ジャンルにこだわらず、ジャンルレスに音楽を楽しんでやってきたところがあるので、どんなスタイルにも抵抗というものはないし、とにかくお客さんが楽しんでくれることが一番やなって思ってるんですよ。自分達からジャンルを提示するところではないのかな? っていうのが僕の考えだったりもするので。フレキシブルに楽しんでいけたらいいんじゃないかなと。THE YELLOW MONKEYも、メイクしているけど、ヴィジュアル系に括られているわけではないですしね。そこはそこでジャンルが確立されていますしね。そういう音楽をやっていけたらいいなと思ったんです。もちろん、ヴィジュアル系の方にも、いいねって思ってもらえたらめっちゃ嬉しいですしね!
──自分達そのものがジャンルになるような音楽を作っていけるのは素晴しいことですからね。
Vo. TAMA
そうですそうです。
道化. AYA
今回の衣裳は僕がデザインさせてもらったんですけど、この先は、他のメンバーがデザインしてもいいのかなって思ったりもしてますね。
Dr. 楠瀬タクヤ
でも、今回の衣裳、TAMAさんめちゃめちゃ似合ってますよ!王子様みたいですよ!
Vo. TAMA
そうでしょ!カリスマ、天才がやっと動き始めたって感じでしょ(笑)?
一同:はい(爆笑)
Vo. TAMA
自分で言うのもなんですけど(笑)。
──いいと思います(笑)。最初の音源は、9月8日に新宿BLAZEで行われる『MIMIZUQ 60min Showcase ONEMAN LIVE』の会場限定シングルとしてリリースされる「ずっと好きでした」になるんだよね?切なさが漂うメロウな歌モノで。TAMAさんの唯一無二で中性的な歌声がすごく似合う曲。
Ba. seek
この曲はAYAくんの作詞作曲なんですけど、楽曲を作るときに、AYAくんも僕も、TAMAさんの声が最大限に活かせる曲を作るということを第一に作るようにしているんです。でも、どの曲もTAMAさんが歌うと自然とTAMAさん色に染まるんです。ほんまにすごいなと。
道化. AYA
本当にすごいんですよ。
Ba. seek
特徴的やし、曲を引っ張って頂けてるなと思いましたね。
Vo. TAMA
いやいや、曲も歌詞もいいからね。
Dr. 楠瀬タクヤ
そう。AYAくんはすごいですよ。曲も歌詞もデザインも、本当に発想が豊ですからね。さらに、せっかちやから早い!
一同:(爆笑)
道化. AYA
あははは。でも、俺よりせっかちなんは、TAMAさんですよ(笑)!
Vo. TAMA
俺もせっかちって言われる(笑)。
Dr. 楠瀬タクヤ
いや、この2人はせっかちですね(笑)。
Ba. seek
ホントに2人はスウィングが早い!もうね、バッターボックスに入る前からバット振ってるタイプですからね(笑)。
Vo. TAMA
でも、僕的にはAYAくんめっちゃツボなんですよ!頭の回転の早さが素晴しいし、ほんまに見てるだけで笑えるんですよ!
Ba. seek
TAMAさんめっちゃ楽しそうですからね(笑)。
──あははは。今後、作詞作曲は4人すべてが?
Dr. 楠瀬タクヤ
そうですね。4人でいろいろな楽曲と歌詞を届けていけたらと思ってますね。
Ba. seek
それぞれが持ってる個性を存分に発揮していけたらいいんじゃないかなと思いますね。
──9月8日に新宿BLAZEで行われる『MIMIZUQ 60min Showcase ONEMAN LIVE』はどんなライヴに?
Ba. seek
一部が『木漏れ日で眠る』、二部が『暗闇で光る』という二部制になっていまして、まったく違ったライヴになってくると思うんですけど、このタイトルもTAMAさんが考えてくれたんです。
Vo. TAMA
アルバムが出ているわけではない、お披露目ライヴでもあるので、いろいろと趣向をこらしたライヴで楽しんでもらえたら嬉しいなと思ってタイトルを考えたんです。一発目となる歴史的なライヴですので、是非、遊びに来ていただけたらと思っています。
Dr. 楠瀬タクヤ
4人の発想が4者4様なので、演出面も4倍なんですよね。
Vo. TAMA
そう。アイデアがいっぱいあってね。自分には発想がないこととか言われますからね。それに対して自分自身興味しかないんですよ!すごいなそれ、やってみたいな!っていう好奇心しかないので、この先、僕自身、ほんまに楽しみやなと思ってます。
Dr. 楠瀬タクヤ
本当にアンテナ立ってますよね。すごいなと思いますね。
──すでにいい化学変化を感じますね。
Vo. TAMA
本当にそうなんですよ!発想を実際に具現化しちゃう人達だなって思ってますからね。
Dr. 楠瀬タクヤ
衣裳の提案も、パリコレとかシルク・ドゥ・ソレイユのデザインとかを主流にしていたりとか、発想の原点が違うんですよ。そこもほんまに面白いなと思いますね。シルク・ドゥ・ソレイユって、動物なのか精霊なのか分からない者達が作り出す世界で、すごくコンセプチュアルじゃないですか。言葉がないけど、音楽だけで伝わるというか。そういうところを目指していけたらいいなと思っていて。カナダにはシルク・ドゥ・ソレイユがあるけど、日本にはMIMIZUQがいるっていう象徴になっていけたらいいなと思ってますね。
PRESENT
メンバー直筆サイン色紙を2名様にプレゼント!
受付は終了しました