学芸会でのミュージカル
小学校5年生の時に学校の学芸会でミュージカル『モモと時間どろぼう』をやって。学校の中でオーディションがあったんですけど、主役に選んでもらったんです。キーも高かったので、すごく家で練習して。母がヴォイストレーナーなので、とにかく、母にスパルタにしごかれて。そこから歌が大好きになったし、あれが全ての始まりだったのかなと思います。
そうですね。ライブハウスで初めてライブをしたのが小6の6月末で、路上を始めたのは5月くらいかな。その時はまだ、初めて自分で作った『こころ』と雨音薫さんの『タイヨウのうた』。その2曲を1時間くらいずっと弾いてて。大阪の梅田の歩道橋の上で歌ってたんですけど、まぁ、誰に立ち止まってくれなくて。バーベキューの時に使うパカって開く椅子に座って、譜面台立てて、マイクもなしに歌ってたんです。誰も立ち止まってくれないし、変な目で見られるし、自信がなくなってきちゃって、どんどん声が小さくなっていって……。すごく、後悔した日でした。最初はいけるだろと思って行ったんですけど、怖かったです。
始めたらやめない、絶対にずっとやり続けるって決めてので。その日の帰り道に、別の路上ライブをやってる人が、マイクやアンプ、スピーカーをセッティングしてやってるのを見て、次の時から持っていくようになって。いらないポスターに名前と年と出身地と次のライブ日程を書いて。譜面台に貼って、一生懸命にやってました。
ありがとうございました!