──「Our Road」じゃなく、「My Road」なのが、17年度らしさなのかなって感じたんですが。
山出愛子
そうですね。課外活動が増えた1年で、個人の夢を追う年ではあったと思います。その分、12人が揃う機会がすごく少なくて。百々子もめぐも私も、レッスンにいれない時期があって。やっぱり中3がかけると、レッスンにいる中3は不安なんですよ。1人いないと、すごく少なく感じて。どうしたらいいんだろうって。
岡田愛
心細くなるよね。でも、12人揃わない代わりに、レッスンが終わった後のコミュニケーションは多くはなったよね。
山出愛子
いない子が入ってきたときに、どうサポートできるか。どう準備していればいいかをみんなでしっかり考えてできるようになったんじゃないかなと思います。
岡田愛
そうだね。今年の中3はそれぞれの道に向かって進んでいってるし、そういう経験を先生たちもさせてくれているので、「My Road」というのは、本当に17年度らしいタイトルだなって思います。ただ、私だけ、「マイロード」じゃなくて、「ホイコーロー」だって聞かされてて。
山出愛子
めぐがリアル学校のテストで2日くらい休んでて。その間に私たちはタイトルを聞いてて。
岡崎百々子
最初は、まだタイトルを先生が考えているときに、小声で「ホイコーロー」って言ったんだよね。<マイロード>と<ホイコーロー>って口の形がほぼほぼ似てるから。私たちが予想してつけた仮タイトルだったよね?
山出愛子
で、めぐのこと騙してみようってなって、めぐが来た日のレッスンで、みんなで「ホイコーローやろうよ」って言って。「何それ?」って聞かれたから、「え、新曲の題名だよ。言ってなかったけ?」って返して。
岡田愛
そう。しらじらしい嘘を!
岡崎百々子
あははははは。
山出愛子
めぐに集団ドッキリをして。本当のタイトルを知った時に崩れ落ちてたよね。
岡田愛
ホッとしたのと、今までのはなんだよっていう怒りでね(笑)。
山出愛子
だから、未だに「ホイコーロー」は言うし、学院祭のリハでも、「それでは聞いてください。ホイコーロー」ってやってました。
岡崎百々子
みんな笑っちゃうんだよね。笑って震えてる。
山出愛子
それも面白かったし、空気が良くなったので、「ホイコーロー」には感謝してますね。ありがとうございました。
──あはははは。それぞれの「マイロード」の行き先はどう考えてます?
岡田愛
今年、トーク委員長として活動してて、小6からずっと書き続けているさくら学院のブログの日誌でも、書いていくうちに言葉ってすごいなって思って。だから、将来は、キャスターとか、言葉を使って人に伝えるお仕事をしたいなって思ってます。今、起こってることをその場で皆さんに伝えられる人になりたいです。
岡崎百々子
私は小4でダンスを始めて。さくら学院に入ってからは、事務所のレッスンには行けてるんですけど、自分が習ってたダンスレッスンに行けなくなっちゃったので、卒業してからはもう一回、ダンスを見つめ直したいなって思ってて。私課外活動で舞台に出演させて頂き、アンサンブルの方達のダンスを見たときに、自分は、ダンスをやりたいんだなって思い始めて。。。。だから、卒業したらダンスもやりたいなって思います。あははは。未来を語るのは、なんか恥ずかしいですね。
岡田愛
ふふ。照れるよね。
山出愛子
照れるな。かっちょいいよ!私はやっぱり歌が大好きなので、歌で生きていきたいなっていう気持ちが大きいですね。今回のアルバムに私が作詞作曲をした「ふたりことば」を入れてもらえたことで一歩進めた気がするんですね。さくら学院があったから、作詞作曲をしようっていう気持ちになったので、いつかさくら学院に恩返しができるような人間になりたいし、アーティストになりたいなって思ってます。
──ピアノ弾き語りによるソロ曲「ふたりことば」にはどんなメッセージを込めてますか?
山出愛子
夏にめっちゃ悩んだ時に、そよ(吉田爽葉香)がかけてくれた言葉に救われたのがきっかけだったんですよ。それがあったから乗り越えられたっていうくらい救われた言葉があって。そよに歌いたいなと思って書いた曲なんですね。私が悩んでいた時に、そよは「大丈夫だよ。愛子ちゃんは間違ってないよ」って言ってくれて。そよに言われた「大丈夫」は本当に大丈夫って思えたし、間違ってないっていってくれたことで気持ちがすごく楽になった。そこで、私はそよが悩んだときは絶対に助けようっていう気持ちになったんですけど、「そよがピアノで悩んでた時に助けてくれたのは愛子ちゃんだよ」とも言われて。助けたら返ってくるんだなって思ったし、お互いに助け合うことの大切さ、思いやりの大事さを実感して。それはさくら学院の活動にも当てはまるし、在校生のみんなにもそういう気持ちになって欲しいなっていうメッセージもありますね。
──3人が卒業した後、2018年度のさくら学院には何を期待してますか?
山出愛子
いまの中1の活躍に期待ですね! 来年度は2年目の中間管理職なので、どれくらい中3を支えてくれるのかが見所だと思います。今の時点で、もう変わろうとしている姿勢が伝わって来ているので、そこに期待をしたいです。
岡田愛
その年度の色を見つけるのは簡単なようで難しいなって思ってて。私たちも卒業式の最後の最後まで自分たちの色を探すことになると思うんですね。だから、来年は18年度らしいさくら学院をどうやって創っていけるのかを期待して見守りたいなって思います。
岡崎百々子
今の中2が中3になって悩むことはすごくたくさんあると思うんですね。私たち3人も中2の終わりに「来年どうしようか?」っていう話をして。これだけ話せば大丈夫でしょうっていうくらい話し合ったけど、いざ17年度が始まったら、大変なことがいっぱいあって。だから、たくさん悩みにブチ当たると思うけど、その都度、みんなでいっぱい話し合って、コミュニケーションをとって、困難をバネにしてチェンジして顔笑って欲しいなと思います。
──では、最後に卒業公演に向けた意気込みをお願いします。
山出愛子
今、卒業公演に向けて、1人ずつテーマを決めてレッスンをしているんですけど、みんなが変わろうとしていて。みんなが変わったら大きなパワーになると思うので、今のさくら学院にどんなプラスの要素が加わるのかが自分たちでも楽しみだし、みんなでどんなことも乗り越えていけたらいいなって思うし、本当に一瞬一瞬の時間を大切にしたいなって思ってます。
岡田愛
私が4年間、さくら学院でやってきたことを全部出し切れるステージにしたいし、この17年度が本当によかったなって思えるライブにしたい。いいことをどんどん取り入れて、みんなで完全燃焼できる1日にしたいです。
岡崎百々子
今はレッスンを楽しみつつ、思い出作りもしたいし、卒業式の最後は笑顔で終わりたいですね。
岡田愛
今年は泣きません。今年度が始まった時から今年は泣かないって決めてるから。
岡崎百々子
でも、最後の曲でメンバーと顔を合わせたら、だーってなりそう。
山出愛子
絶対に泣くよね。でも、笑顔で終われるくらい全部やり切りたいですね。お互いに思ったことは言い合いたいし、いい雰囲気を作りながら、これでよかったなって思えるライブを創りたいなって思ってます。
PRESENT
山出・岡田・岡崎のサイン入りチェキを2名様に!
※転載禁止
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