──なるほど!そんなRADIO FISHがこれから初の全国ツアーを開催する訳ですけど。なんでツアーをやろうと思ったんですか?
お笑いは音楽と違って同じネタを何回もできないんですよ。笑いが減るだけだから。なので、1日でライブ終わりっていう芸人さんが多いんですよ。だから、僕らもそういう感覚でこれまでライブをやってきてたんですけど。でも、他のメンバーには「ツアーとしてやったほうがいいですよ」といわれて。
──SKILL-MASTERの方々にですか?
ええ。Show-heyとかはw-inds.やAAAとやってきたので「1日で終わるのはもったいなくないですか?」っていうのはずっといってたんですよ。同じライブでもまったく仕組みが違うんだなーとおもって。
──演芸業界と音楽業界は。
ええ。かといって、そこで僕らが音楽業界のようにアルバム1枚作って、それでツアー全部を回るというのも違うと僕は思っていて。なので、新曲をどんどん出しながらツアーを回るというのを考えたんですよ!
──ほー。つまり、公演ごとに新ネタを増やすがごとく新曲を増やしていくやり方はどうだと。
ええ。だから、このツアーは必然的に1本目よりも2本目の方が新曲が多いっていう状況でやっていきます。ただ、それだと最初の方に来る人は損するんじゃないか、と。
──間違いなく、みんなそう考えますよ。
そこで、最初に見ても損はさせないプラスαのおまけをつけます。
──おまけ?(笑)
ええ。だから、先に来た方が絶対お得にはなっています。だけど、後になればなるほど新曲のパフォーマンスはどんどん追加される。だから、早く来た方がおまけがあって絶対にお得なんだけど、1回来た人も次に行くと明らかに違うパフォーマンスが楽しめる。一番最後だけ来る人は一番豪華なパフォーマンスが楽しめるだろうけど、おまけはないだろうと。そうやってバランスをとっていこうと考えてます。これをメンバーに伝えたら「じゃあ最初に1つ作ったら終わりという感じじゃないんですね」っていうかもしれないですけど、僕からしたら、このやり方の方が楽だと思うんです。1度に全部をいっきに作るんじゃなくて、公演ごとに新しいものをちょこっと作って足していけばいい訳だから。そこは、僕のお笑い芸人の感覚なんですよね。
──いや、まさにそうですね。
だから、そこは音楽業界の人からすると異色かもしれないんですけど。僕らはあくまでも兼業アーティストですから。僕らにしかできないことを探っていきたいんです。
──では、全国ツアーに向けての抱負を聞かせてください。
いままでやったことがなかったんで、単純にメンバーと地方に行けるのが嬉しいです。地方のお客さんから「来てください」という声が意外とあって。
つい最近も、違う仕事で九州の大分に行ったときに「こうして東京から来てくれると嬉しいです。ここは僻地だから東京に行くとなると、本当に大変なんです」という話をされて。僕らは東京でライブやればみんな全国から来てくれるだろうっていう感覚だったんですけど、地方の方からするとそうではなくて。東京は遥か遠い地だったりする。そういう声がどんどん自分たちに届いてきてたので、そういう人たちとも触れ合えたらいいなという思いで全国ツアーをやりたいなと思ったんです。全国に行けば、また違ったお客さんと出会えるという楽しみもあるんで、ぜひ来ていただきたいですね。
今回のツアーは、とにかく新しい仕組みをどんどん試したいなと思っています。さっき話した誰かとコラボして曲を出すのもそうですけど。SKILL-MASTER、彼ら4人も今回楽曲を作るんですよ。
──ええーっ!!
──えーっ!!歌えるんですか?
はい。歌います。「曲、自由に作っていいよ?」といったら、大半の人が各々プロデューサーと組んで作った曲に自らボーカルとして参加する曲を作ってきたんですよ。それが面白くて。なんだ、みんな歌いたかったんだと(微笑)。これまでオリラジとバックダンサー、みたいな見方をされてきましたけど。
──たしかに、そういうところはありましたけど。
完全にこれで彼らもボーカルになってきますから。これまで僕がコントロールしていた世界観とはまったく違うRADIO FISHが生まれてきますよ。
──そんなポテンシャルを秘めた人たちだったんですね。SKILL-MASTERは。
ええ。RADIO FISHは6人が主役なんですよ。だから、4人のことをバックダンサーといわないでSKILL-MASTERと表現してるんです。たしかに結成した当初は僕も彼らのことを「あー、ダンサーさんね」ぐらいにしか思ってませんでしたよ。でも、いろんな音楽現場に行くと、僕なんか初めて会うアーティストの方でも「あれ? Show-hey」って、彼はw-inds.のメンバーとタメ口でしゃべったりする。そういうのを見て「こいつらすげー」と思って。フェスとか音楽番組に行っても彼らは必ず知り合いがいて。やっぱ一線でやってきた人たちはすげーなと。音楽ジャンルではすごい先輩たちで、実際、舞台メイクも彼らに教わりましたし(笑)。Show-heyを真似して、アイラインとか初めてひきましたもん。歌のライブで(笑)。仕事面では超リスペクトしてます。ダンスに関しては一流。音楽関係の人脈も本当にすごいし。そんな彼らが、ダンス以外にどういった才能を持っているのか。それが、これから個々が作っていくコラボ曲で明らかになっていくと思います。これでRADIO FISHの楽曲の幅も広がるだろうし。あと、彼らはビジュアルもいいんですよ。そこはSKILL-MASTERを集めるとき、FISHBOYにあっちゃんが厳しく言ったらしいです。「ダンスは一流、顔もめちゃくちゃ男前のヤツだけを集めろ」って(笑)。だから、最近ではSKILL-MASTERそれぞれのファンもどんどん増えてきてて。今回のツアーから、そのSKILL-MASTERがセンターでスポットライトを浴びて歌う。これは絶対に面白いと思いますよ。
──では、今回のツアーでRADIO FISHのライブを初めて観てみようかなと考えている方々に一言お願いします。
本格的なダンスが間違いなく見られます。その上で、間のしゃべり。面白いです。これは負けないですよ。当たり前ですけど、僕らは120分喋るだけというお笑いライブもやってるので、しゃべりもめちゃくちゃ面白いです。そこに、様々なコラボレーションした新しいものが組み込まれていくと思うので。実は、すごく他では観られないライブが観られる。そこは期待して頂きたいですね。さらに、このツアーはさっきも言いましたけど、どの地方で観ても、毎回新しい何かがあります。1つとして同じ内容のライブがない。そんなサプライズ続きのツアーで、ツアーが終わった後も新しいサプライズを用意したいと考えています。始まりから終わった後まで仕掛け満載の全国ツアーになりますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
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