──さて、いよいよ10月4日(水)にはInterFM897の番組「Tokyo Scene」主催のイベント「InterFM897 Tokyo Scene LIVE」が開催されますが、このイベントにはDATSの出演が決定しています。そして共演するのは、KANDYTOWNとWONKですね。現在共にシーンを盛り上げるアーティストとして、実際のところ、両者をどのように感じていますか?
伊原 俺は正直、KANDYTOWNは今まで全然聴いてこなくて。最近俺たち(DATS)はReebokのCMに出させてもらったんですけど、そのCMにKANDYTOWNも出てたことがあって、それで初めて彼らを聴いたら「なにこれ!めっちゃめちゃカッコええやん!」って思った。こんなヤツ日本にいるのかよ!?あの、完成されたラッパー達の営み感!それでまたさぁ、品があるんだよ!「YO,YO,YO.,,,」とかじゃなくて。
早川 悪いだけじゃない、かっこいい!
大井 KANDYTOWNとはRYOHUさんとだけ話したことがあるから、この機会に是非、他の方とも話してみたいっすね!
杉本 やっぱ、YOUNG JUJUが男前すぎるっしょ!!
伊原 tofubeatsの「LONELY NIGHTS」っていう曲のフューチャリングでYOUNG JUJUさんが歌ってるんですけど、YouTubeで100万回くらいリピートしってからね、俺!めちゃめちゃイイ!!
杉本 100万回?再生回数超えちゃった?
伊原 …んー超えたね!盛ったのバレた(笑)。でも、本当にめちゃめちゃかっこいいよ、あれ!
一同笑
伊原 なんて呼べばいいんだろうね…ジュジュさん?ヤングさん?
杉本 “ヤングさん”って!
一同笑
早川 WONKとは何度か一緒に演ってるよね。2人(杉本と大井)はyahyelでも2〜3回共演してるし。いつもすごいクリエイティブな音楽集団だなって思ってた。
大井 プレイヤーとしての完成度が高いですよね。
伊原 一彌(大井)は、普段は全然他のドラマーのことを気にしたりしないけど、WONKのARATAくん(のプレー)だけは、いつも袖からずーっと見てるよね。
大井 WONKドラムのARATA Hikaruは、同い年で唯一尊敬できます!技術力もそうだし、新しいものと古いもののクロスオーバーのさせ方が見事!センスが抜群にイイ!
早川 WONKはライブもすごいしね。インプロで色々演って、最後はビシッとまとめる。流れも最高だし、本当に見ていて飽きない。
杉本 jazzy-HIP HOPを単に今の流行りの形におさめるんじゃなくて、ちゃんとL.A.ビートっていう要素を踏まえてアウトプットしてるところが、自分的にはすごい好きですよね。俺はL.A.ビートが好きだから、WONKは好き!
──ということは、DATS目線で見ても、2017年のイベントの中で相当アツい組み合わせですか?
4人 はい!!
杉本 アツイよね、これ!
早川 場所もイイよね。渋谷WWW Xでは前に演った時に良いステージができたから、良いイメージでまたステージに立てそうだし。
伊原 この3つのアクトに共通してるのって、リスナーをちゃんと巻き込む演奏をしてるところだと思うんですよね。そう言った意味でも、最初から最後まで盛り上がるイベントになるんじゃないですかね。
──DATSのライブもかなり見所がありますよね!音源とライブでは音の作り方が違いますしね。
4人 そうです。
──それはつまり、音源を聴いて満足してはもったいないし、バンドがライブの一回性を尊重していると言うことでもあり。これだけのアクトが揃ってのライブですから、シーンの中心にいるDATSの存在感を証明する絶好の舞台でもあるのではないでしょうか。それでは最後に、皆さんに向けて一言ずつお願いします!
早川 この場所でこのメンバーで演れることに意味があると思うんで、今からすごく楽しみです!
大井 この3つを表象的に分けるとするとヒップホップとジャズ、エレクトロになるのかな。でも、みんなそれぞれ自分のことを「こういうジャンルだ!」って定義していないと思うので、この3アーティストの共通点みたいなものを探してもらえたら、きっとこのイベントをより楽しんで貰えるんじゃないかな、と思います。
伊原 良いこと言いますね〜!
杉本 KANDYTOWNとWONKのファンの皆さんはすごいオシャレでイケメンで…かわいい女の子もいっぱいいると思うんで…すごい……楽しみにしてます!
一同 笑
伊原 でもほんと、俺たちはどのバンドにも負けません。俺たちがイチバンだ!!!
全員 おおー!!
杉本 最後に一番良いコトを言った!
全員拍手
InterFM897「Tokyo Scene」
毎週金曜 20:00-22:00
オフィシャルサイト:http://www.interfm.co.jp/tokyo/